F東京降格、神戸は逆転残留=大阪勢2、3位、前田が得点王-Jリーグ(時事通信) - goo ニュース
Jリーグの2010シーズンは最終節を迎え、既に優勝は名古屋に決まっているので
最大の注目であるJ1の残留争いが今日で決着が付く。
勝ち点36で15位の東京に対し16位の神戸は勝ち点35と差は1つだが最終節で
神戸が勝ち東京が引き分け以下だと逆転で神戸が残留するというスリリングな
状況になっていたが、神戸は浦和でのアウェーなのに対し東京もアウェーながら
相手はJ2降格が決まっている京都だからモチベーションの差などを考えると東京
が やや有利かと思われていた。
ところが神戸は31分に先制して前半をリードして終えると、後半に入ってすぐに
PKを決めて2-0とリード。
西京極では東京が京都に先制を許し終了間際にもPKを決められ最終的に
0-2で敗れたのに対し、神戸は60分と終了間際にも得点して4-0で勝って28節
以来7試合で4勝3分と負けなしで大逆転で残留を決めた。
Jリーグも05年から1シーズン制になって6シーズン目になる。
‘1シーズン制にすると優勝チームが独走した場合 消化試合が増えて面白くなく
なる’などという意見が聞かれたものの意外にも昨シーズンまで最終節で優勝が
決まる展開になっていたのだが、今シーズンは3試合を残して名古屋を決めた
ため残り3試合は消化試合になった。
ところが ある意味 優勝争いより面白い降格争いが最後まで続いたのだから、
最終節のTV中継は必見だった。
こうしてみると04年まで行っていた2シーズン制はチャンピオンシップという空辣
なイベントがあったものの、所詮は年間半分しか勝ってないチーム同士の戦いで
喜ぶのは話題づくりが欲しいマスコミぐらい。
優勝できなくても世界クラブ選手権への出場をかけたACL圏内にいかに入る
かや、J1残留という3つの興味があるのだから まがい物とも思えるチャンピオン
シップなど必要ないと改めて思った今シーズンの最終戦だった。