ウルトラマンエース39話・セブンの命!エースの命!に登場したファイヤー
星人はエースと戦うファイヤーモンスに対して炎の剣を与えて戦わせ、1度は
エースを刺し貫いて倒したのだが何といっても凄いのが この剣。
実際に燃えているし、何とエースの必殺技であるメタリウム光線を弾き返した
のには驚いた。
歴代の敵キャラで剣を武器にした敵はいるだろうが、その剣が燃えている
状態のままというのは私の記憶では他にないしCGのない時代に ここまでやる
事自体が難しいと思うのだ。
子供の頃に見たときは‘凄い’ぐらいにしか思わなかったが、大人になって見て
いると どうしても持っているファイヤーモンスやファイヤー星人の手を火傷させ
ないかなど いらぬ事を考えてしまう。
さてエースは初戦でファイヤーモンスから不覚を取るのだが、再戦では何と
折れた鉄塔を持って炎の剣に対抗する。
この時に‘エースはエースブレイドという刀を持っていたのに’と考えたのだが、
結局使わずじまいだったという事は剣の周りの炎は強烈でエースブレイドすら
溶かしてしまうと判断したのかもしれない。
これが通常の剣なら強靭なエースのボディで跳ね返す事もできるだろうが、
燃えているだけに刺し貫かれやすいし最初の戦いでやられている事もあって
慎重になっていたのかもしれない。
最終的にファイヤー星人との戦いでエースは この剣を奪って頭部に突き刺
して倒すのだが、コレを持った敵は ある意味無敵状態になっていたのを見ると
恐るべき武器だと思う。