ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2019夏の甲子園 第14日
いよいよ今年の夏の甲子園も最終日。
決勝は井上広大を中心にした強力打線の履正社とスーパーエース
の奥川恭伸を擁する星稜の対戦だが、両校は今年の選抜で奥川が履
正社の強力打線を3安打に抑え3-0で完封勝ちしている。
これまでの決勝ならエースが連戦の疲れで球威などが落ちており
点がどんどん入るケースが多いのだが、今年は大会史上初めて昨年
までのベスト8とベスト4の間に1日設けていた休養日を決勝の前日
にも設けたため両校のエースの連投がなくなった事になる。
奥川は3回戦の智弁和歌山戦で延長14回を投げ中2日で一昨日
ベスト4の中京学院大中京戦で7回投げているのに対し、履正社の
清水大成はベスト8で完投した後にベスト4では休養しているので
中3日で臨むというコンディションの違いがどう出るか。
1回に1アウト3塁、2回にも1アウト2塁のチャンスを潰した履
正社に対し星稜は2回裏にヒットで出塁した4番をバントで送り7
番の2ベースで先制する。
ところが直後の3回に履正社は2アウトから2番&3番が歩いて
1・2塁とし4番が3ランを放って逆転する。
その裏に星稜は先頭の9番がレフト線に打ち返すが2塁を欲張り
アウトになった後に2ベースが出たり、6回には2安打で1アウト1
・2塁とチャンスを掴むのだが6番が投ゴロ併殺に倒れ3-1のまま
試合は終盤に。
履正社も4回以降毎回ランナーを出すのだが追加点が取れず特
に7回に9番の清水がヒットで出塁し1アウト後2番もヒットを放
つが3番&4番が倒れ追加点が取れなかった、その裏に星稜は四球
で出塁した7番を9番の2ベースで返すと2アウト後2番が四球でつ
なぎ3番がライト前に落として遂に追い付く。
ところが直後の7回に履正社は2ベースで出塁した5番をバント
で送り7番のタイムリーで勝ち越すと、2アウト後9番がレフト前
に落として再び2点をリード。
以降は7回に追い付かれた直後に清水をリリーフした岩崎峻典
が後続を断ち履正社が逃げ切った。
スコア的には5-3だが試合前の予想は3点を境にした勝負と思
われており、3回に2アウトから出た井上の逆転3ランが流れを作
ったと言える。
思えば2回までにランナーを出しながら得点できず、2回裏に先
制され2アウトランナーなしから2番と3番が四球を選んで作った
チャンスに出た3ランが星稜を今大会初の追いかける展開に替え
焦りを誘ったのではないか。
実際3回裏に9番がレフト線の2ベースコースに打ち返しながら
レフトが回り込んでおり2塁を欲張る形でアウトになると1アウト
後に2ベースが出たし、5回は1アウト1塁から盗塁失敗や6回にも
2安打でチャンスを作りながら6番が併殺に倒れるなど攻撃がチグ
ハグだった。
そして追い付かれた履正社が2アウト1・2塁からエースの清水
から一昨日完投した岩崎にスイッチした事で、今日に備えて中3
日という休養を与えたにも拘わらず降板させるのにはベンチも勇
気がいった事だろう。
それを考えると井上の3ランと、7回の交代劇が履正社を優勝に
導いたという事になるだろう。
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