学ぶべき2敗を喫しながら2年連続3位に入って5年

 今から5年前の昨日が私が初めて責任者を務めて参加したキック
ベース筑豊大会が行われた日であり、結果的に2年連続の3位に入
る事になるのだが喫した2敗がチーム作りへの大きなる糧になった
のだ。

 本来9月第1日曜に行われる筑豊大会は雨で1週延期された事か
ら優勝メンバーから投手と内野2人にセンターの4人がサッカーの
大会出場のため参加できなくなった一方、6年の2人が参加できる
事になったわけで結果的にプラスに作用するのではと思った。

 投手を含めた内野は5年チームのメンバーで固め外野2人を6年
に任せたのだが筑豊大会は一旦引っ込んだ選手がイニングが変わ
ると復活できるという独自ルールがあり、前年は監督だったTさ
んが上手く選手を使いこなしていたのが大いに参考になったし
最終的にこのシステムが結果を微妙に左右させた。

 初戦は嘉麻優勝の上西郷で凄く速い球を投げる女子投手を打て
なかったし上手い試合運びの前に3-8で完敗したものの、2試合
目を勝って1勝1敗で並んだ碓井より失点が少なかったので2大会
連続準決勝進出を決めた。

 正直言ってこの年の筑豊大会はボーナスのようなものだから
翌年への経験を積む場として、特に準決勝は勝っても負けても
4試合目ができるという事から1人でも多く起用する事にしてい
た。

 だから指名打者だけでなくキャッチャーを1イニング毎に交
代させたのもそういった理由だったのだが、4-2とリードし
て迎えた4回表に2アウトから連打で満塁となり次の打者の打
球がセンターに飛ぶ。

 本来のセオリーなら3塁送球でチェンジなのだがセンターの
Rクンがバックホームした送球は逸れデッドボールラインを割
り、打者走者が3塁に進み次打者の打球で3塁ランナーが返って
逆転される。

 そして最終回1アウトから8番DHの所で上級生を差し置いて野
球をしているSクンを起用しヒットで出塁すると、2アウト後2番
が左中間に落としたので一気にホームを狙わせタイミングはセー
フだったのにバウンドしてきた送球がホームベースを踏む寸前に
Sクンの片足に当たり試合終了。

 3位決定戦では市の大会決勝で勝った星美台に7-3で勝ち2大
会連続で3位に入ったのだが、決勝ではウチが準決勝で敗れたKO
MODAが予選リーグで敗れた上西郷に勝って優勝したのだから
驚いたし経験を積めば来年か再来年はと思ったものだ。

 最大の反省点は6年2人が前週延期になってから練習に参加し
始めた事でランナーが1塁にいる時は必ず3塁送球というセオリ
ーを徹底できなかった事で、Rクンはセンターで再三にわたって
好守を見せてくれており彼なしでは大量失点していた場面が多か
ったのだが僅か1つのミスが命取りになった形だ。

 またキャッチャーは悪送球のカバーリングという役割もあるの
だが起用した選手達には、そういった練習をさせてなかった事が
悔やまれるし4回担当の
Oクンは本来外野だったわけで付け焼刃が
通用しない事を実感した。

 それにしても市の大会の予選リーグ2試合目をタイブレークで
勝ったのはOクンの投げたバウンドボールの送球でアウトにした
のだが、筑豊の準決勝では同点のランナーがバウンドボールに当
たってアウトになり敗れているのだから正しく禍福は糾える縄の
如しと実感したものだった。

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