ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
フランス対クロアチアという決勝カードから見えるもの
クロアチアが初の決勝進出!! イングランドとの死闘を制しフランスとの頂上決戦へ【ロシアW杯】
日本時間の今日早朝にモスクワで行われたサッカーW杯ロシア大会
準決勝のクロアチア対イングランド戦は、開始5分にFKで先制された
クロアチアが68分に追い付くと共に譲らず延長戦となり109分に勝ち
越しゴールを決めて2-1で勝ち初の決勝進出を決めた。
これで決勝は前日ベルギーに勝ったフランスとクロアチアの対戦と
なったのだが、この顔合わせは決勝では当然ながら初めてで優勝経験
のあるフランスにクロアチアが挑む形になる。
ただファイナリストとなった両チーム共通の特徴となるのが単なる
ボールポゼッションだけでなくショートカウンターが使え、1人のスー
パースターに頼らないシステムで戦っているという事。
つまりスペインのような華麗なパス回しがなく、リオネル・メッシ
やクリスティアーノ・ロナウドにネイマールのようなスーパースター
がいなくても十分W杯のファイナリストになれるという事を証明した
わけである。
ただし忘れてならないのは両チームとも固い守りを誇り特にフラン
スは日本が屈したベルギーの‘高さ’をも克服していたわけで、日本
とフランスの力の違いは対ベルギーの戦い方を見ると分かりやすい。
一方で攻撃陣にはメッシやネイマールにルイス・スアレス&エディ
ソン・カバーニらスーパースターはいないもののフランスにはアント
ワーヌ・グリーズマンやキリアン・エムバペ、クロアチアにはルカ・
モドリッチやイバン・ペリシッチにマリオ・マンジュキッチら名だた
る選手を揃えていた事。
そして1つの得意パターンだけでなくプランBをはじめとした多彩な
戦い方の幅があったのが印象的で、4年前の日本のような‘自分達の
スタイル’に固執するのがいかに時代遅れか分かるだろう。
やはりW杯は戦術の見本市のようなもので最先端を行かなければ勝
てない事が証明されたとも言えるだろう。
« キックベース1... | 拘束を外す光... » |
ところで、やっぱりサッカーは総合力かなと思います。74年の西ドイツやオランダは、すごい選手が両チームもそろっていましたし、シェーン監督もミケルス監督も代表チームとしては実によく戦術も鍛えたし、ベッケンバウアーとクライフが第二監督レベルの選手だったことも、総合力のアップに大きく役立ったと思います。
私もベルギー対クロアチアを期待してましたし、決勝もクロアチアに重きを置いて見てましたがフランス強かったですね。
やはりこれからはスター選手は必要だが王様のように振る舞うチームに栄光はないという事になるのでしょうね。