想定外の登山はキツい

 昨日は緊急事態宣言が終わったばかりの第3日曜日休みだった事
から3月30日に下関のフォトスタジオで撮った子供達の入学写真の
受け取りに行った帰りに、門司の義姉宅に寄って義姉が作った手製
マスクをもらった。

 久しぶりに姉と会ったので女房も話が弾んでいたわけで、その間
に息子達は従兄弟達とUNOをして遊んでいたのだが突如 長男のTク
ンが‘山登りに行こうか’と言い始めた。

 ご多分に漏れず甥っ子達も緊急事態宣言の間は外出自粛をしてい
たようだから運動不足という事もあったのだろうし、息子達も同じ
く体がなまっていたので行こうという事になり私も保護者代表とし
て同行したのだった。

 車で20分ほどかけて到着し歩き始めたのだが当然ながらソーシャ
ルディスタンスを取って歩かせるのは私の仕事で、最初は平坦な道
だったのでナメていたら意外にも山道に入るとキツくなる。

 案内してくれたTクンは大学4年で1年の長男と高3のHクンに高1
の次男、そして中2のKクンの6人だから若手ばかりで彼らのペース
について行くと息が上がりウチの息子達も体がなまっているからか
従兄弟達が先行し自然にソーシャルディスタンスになっていた。

 実は義姉宅を出たのは16:00過ぎだったしTクン曰く‘18:30ぐ
らいに帰る’と言っていたので単なる山歩きだと思っていたら、意
外にも山道は急峻で前日は激しい雨が降っていた事もあり下が粘土
質だったから滑って仕方ないのだ。

 途中から何とか遊歩道に出たものの滑りやすい急な上り坂は相変
わらずで、途中の木々にはロープが張られているのが心強い。

 この山の名は風師山で頂上は標高362mあり登り始めて1時間10分
後の17:40過ぎに到着し、もう1つの頂上である風頭岩峰に行くと
関門海峡や巌流島に小倉の街並みまで見える眺望のよさで行ってよ
かったと思ったのだが意外に厳しかった。

 考えて見ると出かける時には単なる山歩きというイメージで1時
間ほどで戻って来ると勝手に考えていたので若者のペースに負けま
いと、それなりのペースで歩いただけでなく途中での休憩すら取ら
なかったのが当初の誤算。

 さらに先述したように下が滑りやすいうえに意外に急峻だったか
ら個人的に馬ヶ岳や城井谷城跡あたりの規模を想定していたのだが、
想定外の展開に戸惑い自分のペースを守る事の重要性や‘山に登る’
という朝からの心の重要性を実感したのだった。

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