大坂なおみの全仏OP欠場は英断  


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20200918-0105

 日本時間の9月13日に行われたテニス全米OP女子シングルス
決勝でビクトル・アザレンカにセットカウント2-1で逆転勝ち
して2年ぶりの優勝を飾った大坂なおみが、今月28日に開幕する
全仏OPへの欠場を決めた事をツイッターで発表した。

 全米から全仏への日程が近くクレーコートに体を慣らす時間が
足りないというのが理由のようだが、たしかに大坂の言うように
2週間のインターバルでは難しいだろうと思う。

 というのも全米での大坂が7試合戦った中でストレート勝ちは
3試合で4試合はフルセットを戦っており、その疲労が残っている
のは間違いない。

 しかも前哨戦のウエスタン&サザンOPではアザレンカとの決勝
を太腿の不調で棄権しており、全米OPでも4試合がフルセットの
戦いを演じているので足のダメージの回復を考慮すると厳しいも
のがある。

 さらに土のクレーコートは全米までのハードコートと違い下半
身への負担が大きいわけで、しかも前哨戦は1試合のみというの
だからアジャストするのに時間が足りない。

 もともとテニスのシーズンは1月にハードコートの全豪が終わ
るとクレーコートシーズンに入り5月下旬からの全仏OPに備える
わけで、全豪と全仏の間に3ヶ月半のインターバルがあるのを見
るとハードコートからクレーコートへの切り替えはそれだけ時
間がかかるという事になるのではないか。

 ご存知のように今シーズンはコロナ禍の影響で全仏OPは4か月
延期され全米OPの後に行われる形になったので、多くの選手達が
クレーコートへの対応に苦労しそうだと思う。

 実際に全米の男子シングルス3回戦で失格負けを喫したノバク
・ジョコビッチをはじめコロナに感染し全米に出場できなかった
錦織圭らもクレーコートで行われるイタリア国際に出場している。

 ただでさえ苦手なクレーコートへのアジャストに時間がかかる
のに左足のケガのリスクもあるので、そういう意味では今回の出
場辞退というのは正解ではないかと思うのだ。

 

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