戦後詩の開拓者、田村隆一。鮎川信夫、北村太郎、黒田三郎、とともに、「荒地」を創刊して、戦後詩、現代詩を牽引してきました。その田村の詩集の内、普及版で作品が読めるのが、思潮社の「現代詩文庫」です。これを読んで、田村の詩の虜になりました。内容を御紹介します。 . . . 本文を読む
戦後史に大きな影響を与えた吉本隆明。彼は思想家でもあります。『共同幻想論』、『言語にとって美とは何か』といった著作でも知られています。その吉本書いた「詩人論」の核となる部分が刊行されました。それが本書です。 . . . 本文を読む
鮎川信夫。戦後詩の出発と言われた「荒地」という雑誌の中心的な詩人でした。その鮎川信夫が書いた「近代詩から現代詩へ」。思潮社の「詩の森文庫」の一冊として刊行されました。内容が短歌にも大いに関係があります。 . . . 本文を読む
斎藤茂吉の代表歌を紹介した書籍としては、佐藤佐太郎著「茂吉秀歌上・下」(岩波新書)が知られています。この著作に先立つ昭和53年に一冊の本が出版されました。長澤一作著「斎藤茂吉の秀歌」です。 . . . 本文を読む