宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

楽しい義務

2012年05月24日 | にわかロシア語
そういえば「まいにちロシア語」のネットストリーミングも今年度から始まっていたのですねー。
ついにラジオレコーダーを購入したこのタイミングで・・・ま、いいんですけど。

最近は「あれもこれもやらなくては」となぜか義務感に追われる日々である。
そんななか、ラジオの語学講座は、いつも以上にきっちり、溜め込まずに聴いている。
思うに、ラジオの語学講座は楽しみではあるけれど、自分で設定した「果たすべき義務」のひとつでもあるわけで、しかし、他の山積する義務の中では、楽しくやれることの最上位でもあるので、本当は他の義務から逃避しているだけかもしれないんだけれど、でもこれも義務のひとつなので、罪悪感とかうしろめたさとかを持たずに、むしろ「義務のひとつは果たしている!」と達成感が得られるという、こういう心理が働いているようである。
「義務」とか「ノルマ(ってロシア語なんですよねー。なんかいかにもソ連時代に入ってきた言葉って感じ・・よく知らないけど)」とかいう言葉は辛く苦しいもののように感じられるけど、意図的に「楽しくできる義務」をひとつつくっておくと、精神衛生に良いし、うまくいけば勢いがついて他の義務もさくさくこなせるかも・・・

などということを考えた。
(また少し久しぶりにこのブログを書いているのも、「これも義務のひとつだしな」と他の義務からの逃避心理ゆえかも^^; しかし、しばらく書かないでいると、頭をよぎったことを文章にするのにえらく時間がかかる・・・)

さて、八島雅彦先生の入門編、本日5月23日のスキットに「いすの上に на стуле」と「ピアノの上に на пианино」という表現がでてきた。「いす」は格変化しているのに、「ピアノ」が変化していないのはなぜ??綴りの間違い? と変化表を見て頭をひねったが、辞書を見ると「ピアノ」は変化しない名詞なんですねー。外来語ってことなのねー。
去年担当の源先生が学習者のふたつのタイプについて書いておられたが、「納得できないと前に進めない」タイプの人は、今回のスキットは結構もやもやするのかもなーと、1年遅れで、そちらのタイプの人の気持ちが少し分かった。今回は細かいことは後にして慣れていこうタイプの人向けなのかも。

また5月9日の「練習しましょう」に「携帯電話の会話です。」ということで「~している」という表現の練習をしたけど、なるほど、昔だったら不自然に思われた初級会話の練習も、携帯電話導入によって、自然な会話になるし、表現の幅が広がるなーと感心したのであった。(電話じゃなかったら「今何してるの?」と言われても「見りゃ分かるだろー」と言いたくなるし、「今散歩してるの?」「うん、散歩してるんだ」って会話は固定電話ではできないしねー)

応用編の5月のテーマは「料理ともてなし」で、食べ物がからむと、いっそう熱心に聴いてしまうし吸収度も増すような気がするというのをあらためて実感しております^^

映画っていいものですね^^

2012年05月03日 | しつこく多言語
ほんとうに久しぶりに映画DVDをレンタルした。

そういえば、多言語学習というか、いろんな国の言葉が分かるようになりたいなぁという願望の背景には映画があったのだった。
字幕や吹き替えの恩恵は十分感じているけれど、やっぱり登場人物が発する言葉がじかに自分に伝わってこないっていうのはなにかもどかしいものがあるので。

とかいって映画好きなようなことを書いているが、今年に入って映画館で観た映画は『シャーロックホームズ シャドウゲーム』1本のみ・・・^^;
タイミングが合わなかったり、「これは是が非でも観たい!」と狂おしく思うことがめっきりなくなったりで・・・それにしても今シネマコンプレクスで上映中の映画ってほとんど邦画なんですねー。

いや、邦画ばかりでイヤというわけではなく(各国映画もっと上映してほしいのは確かだが)邦画も結構好きで、もともとレンタル店に行ったのも妻夫木聡×松山ケンイチ主演の『マイ・バック・ページ』を観ようと思ったからなのであった。原作者川本三郎さんのエッセイを読んでふと。

しかし、『マイ・・・』はまだ準新作扱いで料金が高いのでまた後日にすることにし(と、我ながらケチくさいが・・・^^;)、旧作を借りることに。
といっても最近の映画事情には全く疎くなってしまって「これは観たかった!」というのもとっさに思いつかないし(『ブラックスワン』は観たかったのだがなかった)、レンタル店の棚は韓国とアメリカの連続テレビドラマがばばーんと幅を取っていて、興味なくハマろうという気にもなれない自分には「なんだかなぁ」という感じで、しばらく店内をウロウロしてしまった。

そんなこんなで借りてきた1本が『ソウル・キッチン』で、これがすごーくおもしろかった!
ドイツ語なので、ほとんどは分からなかったのだけど^^; しかーし、おっ「Was machst du jetzt?(今何しているの?)」って言ってるー。人称代名詞とか数字とかちょっとした言葉が聞こえてくるだけですごく嬉しい。
以前全然知らなかったときよりも俄然身近に感じられる!

で、俄然やる気になって録りだめしていたドイツ語講座(アンコールのゾフィーのドイツ語教室)を聴き始めたのであった。

本編前の映画情報でチャン・イーモウ監督の新作を見て、そういえばひと昔前は中国・台湾・香港・韓国といったところの映画も割と観ていて「言葉が分かったらなぁ」と思っていたことも思い出した。

と、多言語学習に関するブログを今書いている原点を久々に思い出したので、書き記してみた。