宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

新学期は始まらない

2013年10月06日 | にわかロシア語
『標準ロシア語入門』は41課まで終了。
まだ終わっていなかったのか!?と、我ながら呆れるところだが^^; ともかく、あと2課というところまで来た。(この本は43課から成っている)
NHK語学講座も、もう新学期が始まっているが、前期に録画・録音した分をまだ消化していない。
未消化分がたまってくると、「早く消化しなければ」と思う一方、「未消化分がなくなってしまうのももったいない」という矛盾した気持ちもなぜかあり、ちびちび少しずつ観たり聴いたりしている。

やっぱり毎日の生活の中に学習時間を組み込まないと、なぁと反省する今日この頃。

そうこうするうちにフィギュアスケートシーズンも始まり、ソチオリンピックも近い。
早いなー・・・
偉大なアスリートには到底及ばないにしても、とにかく「継続は力なり」ってのは確かだ、と思う。
たとえ微々たるものであっても^^;

作詞の秘密

2013年10月06日 | 
図書館で見かけ『安井かずみがいた時代』(島崎今日子 集英社)を読む。
「あとがき」を読むと、私は著者に執筆を勧めた編集者と同年代みたいだけれど、安井かずみ・加藤和彦夫妻には特に思い入れも記憶もない。加藤和彦氏はサディスティック・ミカ・バンド関連で、ちょっと名前を知ったくらい?
ともあれ、すごくおもしろかった。

私がもう少し早く生まれていたらエッセイとか読み漁ってたかもしれないけど、懐かし歌謡曲の作詞者という以上の印象はまったくなかったので、他に「安井かずみ」関連で思い出して引っ張り出したものはごくわずかだった。
ひとつは『同級生交歓』(文春新書)の1ページ。
フェリス女学院中等部の同級生として女優の藤村志保さんとともに出ている。
紹介文は安井かずみさんが書いているのだけど、フェリスの雰囲気とか結婚願望のこととか書かれていて興味深い。
そういえば『安井かずみがいた時代』では、「人間死ぬ前にはやっぱり宗教が支えになるのかなぁ」というのも意外な感想のひとつだった。(安井さん入院後に夫妻一緒にキリスト教に入信している)

で、もうひとつは矢野顕子さんのピアノ弾き語りカバーアルバムに入っている『ニューヨーク・コンフィデンシャル』(詞 安井かずみ 曲 加藤和彦 加藤氏のアルバムの中の一曲)
うーん、これは、『安井かずみがいた時代』を読んだ後だと、いろいろリアルに感じられて、辛い曲だ・・・
で、こういう歌詞をよく夫に歌わせるなぁ・・・
で、矢野さんが他の曲ではなくこれをカバーしたのも、ただ New York だからってだけじゃないんだろうなぁ・・・
もちろん、現実の心情どうこうを昇華したすばらしい曲だと思うけれども。

私は年齢的にはもう十分に大人なのだけれども、こういう方向性の「大人」にはまったく不慣れでドキドキしてしまう。人間的には未熟だなと思い知らされる。ま、しょーがないですが。