宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

下り坂

2022年07月19日 | 音楽

どうもまた更新が滞ってしまったな。

あまり考えず、日常を記録していこう。

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音楽のサブスクリプションサービスがあってよかったなと思ったこと。

なんとなく利用している apple music だが、ニューリリースのおすすめで佐野元春&THE COYOTE BAND の『今、何処』が入っていた。

なんの情報もなく、運転中のBGMに、なんとなく再生してみたんだけど、BGMでは済まされず、気になる気になる。

歌詞表示させて、歌詞を見ながら聴くということを久々にした。

いやほんとにものすごい傑作だ。

初めから終わりまで全部がすごい。

聴きながら何度も涙した。

apple music に入ってなかったら、たぶん自分から求めて聴く機会はなかったと思うのだ。届いてよかった。

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『今、何処』の中に「斜陽」という曲があって、このタイトルはベタといえばベタだけど、「ゆっくり この下り坂を 降りて行こう」という歌詞で始まる。

下り坂といえば、ふと思い出す歌がいくつか。

「この長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せてー」

で始まる、「夏色」(ゆず)。

今検索したら、この曲の発売は1998年なのだそうで、年代を考えると

「ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく」

という歌詞も、なるほどなと深読みしてしまったりして。

実際は、湘南の夏の青春のリアルな一風景を切り取った歌なのだろうけど、人口に膾炙する歌は、やっぱり人々の集合無意識を反映するものがあるのかな、などと。

「下り坂」で思い出す歌もう一つ。

それは「Flash!!!」(King Gnu)。

こちらは「ゆっくり」ではなく、

「猛スピードで駆け抜けるんだ」だけど。

そうそうそれで今並べてみて思ったのだけど、『今、何処』の「エデンの海」で歌う「閃光」(White LIght) は、まさに「Flash!!!」だよね。

ロック魂、受け継がれてるなぁ、なんて。

猛スピードで駆け抜けることで、落下ではなくて飛行機の滑走路のように浮上できるんじゃないかと思わせられるのが若さなんだなー…