先日ふと思い出した昔の対談記事
内容はほぼ覚えていないのだけど、
「森毅×細野晴臣」
「田辺聖子×上野千鶴子」
森・細野対談は雑誌「朝日ジャーナル」誌上にて。森氏60歳、細野氏40歳になったのを記念しての対談と書いてあったと思う。私高3の時だったと思うんだけど、細野さんは1947年生まれだそうなのでたぶん合っている。
田辺・上野対談は雑誌「フェミナ」誌上にて。(フランスではなく日本の)「フェミナ」は学研発行の季刊誌。江國香織、井上荒野の両氏がデビューした雑誌でもあるのに、ネットにはほぼ情報がない不思議。(北大路公子さんもフェミナ賞受賞者だったとはネット検索で初めて知ったが)
正確な言い回しはあやふやだが、田辺さんが上野さんに「40代は疲れが出るけど、50歳になるとまたばりばりと働ける」とおっしゃっていて、上野さんが元気がでましたと励まされていたことを覚えている。
これを読んだ頃、私は20歳くらいだったのかなー(フェミナは平成元年創刊らしいのだが、いつまで続いたのだろう・・・)
両方とも、対談した両者の年齢差が大体20歳くらいで、お若いほうと、読者の私との年齢差が同じく20歳くらいなのだった。
私にとっての人生の先輩が、さらに年上の先輩に対して、後輩の立場で話しているという驚き?が記憶に残っている要因なのかも。
細野さんは当時、NHKで高校3年生の学生数人がインタビューというか親密に話をする番組があったのだが(わーすごいうらやましいと思ったので覚えている)、後輩に対するスタンスは、今もまったく変わらないような。当時が老成していたというべきか?
「朝日ジャーナル」は検索すると、上記の対談は、筑紫哲也氏が編集長を辞めた後のものなのかな。筑紫編集長時代の「新人類の旗手たち」が懐かしい。
令和版のこういう連載記事読みたいなー今興味深い若い人たくさんいるものねーと、当時の筑紫氏の若者へのまなざしがちょっと分かる感じ。
またふと思い出したのは、対談ではないけれど、雑誌『広告批評』の天野祐吉氏と島森路子氏。雑誌自体はあまり読んでいないのだけど、ご両人とも、生年を知って驚いた。私にとっての「おじいさん」「おばさん」の年齢の人がこんなに若いんだ、と。天野さんは見た目は普通だと思ったけど、書かれたものや考え方が若くて驚いた記憶。島森路子さんはこれまた私高3だったか、NHK教育「土曜倶楽部」で初めてお姿を見たのだけど、年齢入りテロップ「島森路子(40)」の衝撃、いまだに覚えている(^^;
内容はほぼ覚えていないのだけど、
「森毅×細野晴臣」
「田辺聖子×上野千鶴子」
森・細野対談は雑誌「朝日ジャーナル」誌上にて。森氏60歳、細野氏40歳になったのを記念しての対談と書いてあったと思う。私高3の時だったと思うんだけど、細野さんは1947年生まれだそうなのでたぶん合っている。
田辺・上野対談は雑誌「フェミナ」誌上にて。(フランスではなく日本の)「フェミナ」は学研発行の季刊誌。江國香織、井上荒野の両氏がデビューした雑誌でもあるのに、ネットにはほぼ情報がない不思議。(北大路公子さんもフェミナ賞受賞者だったとはネット検索で初めて知ったが)
正確な言い回しはあやふやだが、田辺さんが上野さんに「40代は疲れが出るけど、50歳になるとまたばりばりと働ける」とおっしゃっていて、上野さんが元気がでましたと励まされていたことを覚えている。
これを読んだ頃、私は20歳くらいだったのかなー(フェミナは平成元年創刊らしいのだが、いつまで続いたのだろう・・・)
両方とも、対談した両者の年齢差が大体20歳くらいで、お若いほうと、読者の私との年齢差が同じく20歳くらいなのだった。
私にとっての人生の先輩が、さらに年上の先輩に対して、後輩の立場で話しているという驚き?が記憶に残っている要因なのかも。
細野さんは当時、NHKで高校3年生の学生数人がインタビューというか親密に話をする番組があったのだが(わーすごいうらやましいと思ったので覚えている)、後輩に対するスタンスは、今もまったく変わらないような。当時が老成していたというべきか?
「朝日ジャーナル」は検索すると、上記の対談は、筑紫哲也氏が編集長を辞めた後のものなのかな。筑紫編集長時代の「新人類の旗手たち」が懐かしい。
令和版のこういう連載記事読みたいなー今興味深い若い人たくさんいるものねーと、当時の筑紫氏の若者へのまなざしがちょっと分かる感じ。
またふと思い出したのは、対談ではないけれど、雑誌『広告批評』の天野祐吉氏と島森路子氏。雑誌自体はあまり読んでいないのだけど、ご両人とも、生年を知って驚いた。私にとっての「おじいさん」「おばさん」の年齢の人がこんなに若いんだ、と。天野さんは見た目は普通だと思ったけど、書かれたものや考え方が若くて驚いた記憶。島森路子さんはこれまた私高3だったか、NHK教育「土曜倶楽部」で初めてお姿を見たのだけど、年齢入りテロップ「島森路子(40)」の衝撃、いまだに覚えている(^^;
(付記:天野さんは1933年生まれだそうだから、「おじいさん」というほどではなかった。が、戦前生まれの人とは思えない!というのが感想だったのだ。)
私はいまだにこんななのに、おそらく今の20歳の人はほとんど知らない昔話がいくつも出てくるくらい記憶の集積があるんだなーそれだけ時間が過ぎたのだなー。
でも、今はいない人や無くなった雑誌について、時々思い出して書いてみるのも、まぁ良いことなんじゃないかなと思う。
私はいまだにこんななのに、おそらく今の20歳の人はほとんど知らない昔話がいくつも出てくるくらい記憶の集積があるんだなーそれだけ時間が過ぎたのだなー。
でも、今はいない人や無くなった雑誌について、時々思い出して書いてみるのも、まぁ良いことなんじゃないかなと思う。