続けて1月2日、NHK正月時代劇「ライジング若冲 天才かく覚醒せり」がすばらしかったので書いておきたい。
江戸時代の天才絵師・伊藤若冲が主人公。資料が少なく想像で描いている部分が多いと番宣で言っていたので、そんなに期待もなく観ていたんだけど、中村七之助演ずる若冲さんの人物造形がなんだかすごくいいんだなぁー。
天才というと気難しかったり現実には人に迷惑をかけたりしそうだけど、若冲さんはおっとりおだやか。
家業の青物問屋のことも気にかけていて、商売もうまくやっていたらしい。
(実際、若冲が画業に専念したのは40歳からだったとか)
同時代の傑出した絵師、丸山応挙(まだ若くていろんな雅号を次々使っている頃)も池大雅も、実に好人物。芸術家っていいなー。そういう人が普通に市井に暮らしている京都っていいなー。と思う。
(江戸時代人口の9割は農民だったと何かで見たから、絵を楽しめる町人ってある意味特権階級だったのね)
竹林とか屋外で謎の仙人・売茶翁が立てるお茶をみんなで飲んでいる、おおらかでゆったりした雰囲気もよかったなぁ。
最後の舟下りシーンで、僧侶・大典が若冲さんの手を握るアップは要らなかったかな・・・と思うけど、昨今のBLブームにも乗ってますよということでいいのか。格(?)が違うと思うけれども。
でもこの舟下りは史実で、若冲の絵に大典が詩をつけた絵巻が残っているそうで、素敵だなー風流だなー。
若冲の絵はもちろん、竹林や京都の風景が美しく、良い画質で観たくなる。4K推進のためにも良い番組だ。(うちはまだ買い替え予定はないけど)
お正月から気持ちの良いドラマが観られて大満足。受信料払ってますよー。
検索したら1月16日BSプレミアムで完全版の放送があるらしく。録画しよう。
江戸時代の天才絵師・伊藤若冲が主人公。資料が少なく想像で描いている部分が多いと番宣で言っていたので、そんなに期待もなく観ていたんだけど、中村七之助演ずる若冲さんの人物造形がなんだかすごくいいんだなぁー。
天才というと気難しかったり現実には人に迷惑をかけたりしそうだけど、若冲さんはおっとりおだやか。
家業の青物問屋のことも気にかけていて、商売もうまくやっていたらしい。
(実際、若冲が画業に専念したのは40歳からだったとか)
同時代の傑出した絵師、丸山応挙(まだ若くていろんな雅号を次々使っている頃)も池大雅も、実に好人物。芸術家っていいなー。そういう人が普通に市井に暮らしている京都っていいなー。と思う。
(江戸時代人口の9割は農民だったと何かで見たから、絵を楽しめる町人ってある意味特権階級だったのね)
竹林とか屋外で謎の仙人・売茶翁が立てるお茶をみんなで飲んでいる、おおらかでゆったりした雰囲気もよかったなぁ。
最後の舟下りシーンで、僧侶・大典が若冲さんの手を握るアップは要らなかったかな・・・と思うけど、昨今のBLブームにも乗ってますよということでいいのか。格(?)が違うと思うけれども。
でもこの舟下りは史実で、若冲の絵に大典が詩をつけた絵巻が残っているそうで、素敵だなー風流だなー。
若冲の絵はもちろん、竹林や京都の風景が美しく、良い画質で観たくなる。4K推進のためにも良い番組だ。(うちはまだ買い替え予定はないけど)
お正月から気持ちの良いドラマが観られて大満足。受信料払ってますよー。
検索したら1月16日BSプレミアムで完全版の放送があるらしく。録画しよう。