宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

あきらめる/あきらめない

2024年08月10日 | 日常の記録

たぶん「細野晴臣ソングライター」というapple music のプレイリストから流れてきた「しらけちまうぜ」(小坂忠 作詞松本隆)を聴きながら「当時の人はあきらめがよかったんだな」とふと思う。

演歌によく歌われていた「未練」に対するアンチテーゼか。

70年代の歌謡曲を思い出すと「勝手にしやがれ」(沢田研二)とか、「また逢う日まで」(尾崎紀世彦)なんかも、別れに際してすっぱりあきらめることを志向する歌だなと思う。ダンディズムとはこういうことを言うのかな。どちらも阿久悠作詞。

しかし、あきらめの美学を歌うのはもっぱら男の人で、女の人はあきらめない。

ぱっと思いついたのは「待つわ」(あみん)とか、「まちぶせ」(石川ひとみ)とか、80年代のヒット曲。「未練」の演歌は「あきらめたいけど、あきらめきれない思い」を歌っているのだと思うが、これらの歌の主人公はきっぱりと「決してあきらめない」。

「あきらめない」歌の頂点は「何度でも」(ドリームズカムトゥルー)と思う。一万回やってもあきらめないのかと、初めて聴いたときは震え上がったものだ。

もっとも、「何度でも」で歌っているのは、かならずしも対人関係のことではないようなので、自分の理想を実現するためということであれば、まぁ時間と労力が許す限りの挑戦は、あり、かと思う。

もしこれが恋愛の歌だと思って力を得ている人がいたら、心底怖い。

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「あきらめる」とは「明らかにする」ことでもある、そうだ。

明らかに駄目なことはあきらめるべきだし、実現可能性ありということが明らかならば、あきらめずにがんばることが推奨される。

「恋は盲目」とも言うし、恋愛関係で「明らかにする」ことは難しいのかもしれない。ストーカーになってしまいそうな人はちょっと「しらけちまうぜ」を聴いてみるといいかもしれない。でも気質が違うと響かないかな…

今回のパリオリンピックでは「あきらめない」がキーワードの成果をいくつか聞いた。これは良い方の「あきらめない」。

「あきらめる/あきらめない」がどうして自分は気になるのか。対人関係ではないのだけれど。自分の場合は、いろんなやりたいことの実現可能性について思うことが増えてきたからか。

体力とか環境とかいろいろ以前のようにはいかなくなってきて、いつでもできると思っていたこともそうではないということに遅まきながら気づいたということもある。

具体例でいえば旅行。どうしてもっと若くて円高で世界の治安もよくてオーバーツーリズムという言葉もまだ聞かれていなかった頃に、もっと海外を旅しておかなかったのか。…と悔やんでも仕方がないので過去のことは「あきらめる」として、これからはどこまでをあきらめて、どこからをあきらめないべきなのか、いろいろ考えてしまうのであった。


今、何時にいるか

2024年03月19日 | 日常の記録

手持ちの「ほぼ日5年手帳」3月21日のページに

「自分の歳を3で割ると、それが人生の時間だ」

という言葉があった。

(「読者メールより」ー中学校を卒業するにあたっての、ある先生からの言葉とのこと)

すなわち、中学3年生は 15歳÷3=5時

で、人生の夜明け前、午前5時にいる、と。

なるほど。

これに倣うと、36歳が真昼の12時ということで、私の認識とも大体合う。

そこで私の現在の年齢を3で割ってみると

…午後6時…

ああまさに黄昏!

と嘆いている暇はない。

例えば仕事帰りなら、買い物をして一刻も早く夕食の支度をしてくつろぎたい、いちばん忙しい時間。

また考え方を変えると

コンサートの開演が19時からならば、18時は開場時刻間近、うきうきわくわくいちばん楽しい時間ではないの。

ブルーノートのように2部制で、第2部を楽しもうとするならば、まだ時間はある、とも言える。

この「年齢を3で割ると人生の時間」という考え方でいくと、夜中の0時は72歳となるが、飲み屋ならばまだまだこれからという人もいるだろうし、オールナイトという考え方もある。

どう過ごすかは結局は人によりけり、ですな。


クールでホットでWin-Win

2023年11月21日 | 日常の記録

どうにもタイムラグが生じてもどかしいが、

11月18日は

「清水ミチコアワー~ひとり祝賀会~」@富山県民会館ホール

へ行ってきた!

月曜日は矢野顕子

土曜日は清水ミチコ

なんと贅沢な1週間。

当日はあいにくの荒天。駐車場は満杯だわ、紙チケットを発券せねばならないのに会場近辺にファミリーマートがないわで、ぜいぜい言いながらギリギリに入場。「お席に案内します」とにこやかながらも有無を言わさぬ案内係の人に伴われ即着席。若干お手洗いに行きたかったような気もするけど、ま、いいかー

と、開演を待つ間はやや冷え冷えとしていたのですが(お手洗い行く時間あったかも)

終演後はスパイスいっぱいのカレーを食べた後のようなホットな気持ちに!

川谷絵音さんの件でも思ったのだけど(と、いまだに思い出す)、取り扱いが難しい事件事象を笑いに昇華するミッちゃんの技術ってすごい!!「笑っていいんだ」とほっとして、世の中を憂えて暗くなる気持ちもやわらぐというか。一流料理人のごときネタ選びとさばきの技術(うまいこと例えたと思ったけどもう誰か言ってたかな)。

ネタバレしてもさしつかえなさそうな範囲で好きだったところ

「ネコふんじゃった」YMO編

瀬戸内寂聴さん(故人のモノマネはもはや懐かしく嬉しい。関係ないようだが、松村邦洋さんがラジオで言っていた、津川雅彦さんが亡くなった後に娘さんにお会いして、津川さんのモノマネをしたらとても喜んでおられたという話を思い出す。そうだろうなぁ。年を取ってくるとモノマネってもはや「ありがたいもの」になっているような)

弟の清水イチロウさんはピアノも上手。音の感じが好きだなと思った。ミッちゃんとはまたタッチが違うな、と。武部聡志さんに寄せたわけでは…ない?

「生きてりゃ死ぬわ」

結婚の歌はどちらもほほえましい

レモンでもミカン(←これが言いたかっただけ?)

作曲法、お若い方のはちょっと大丈夫かな当人が知ったら傷ついたりしないかなと心配だったりもするけど、批評にどう反応するかが一流へのバロメーター(?)だからいいのか。

全体に、ネタになった人も、このツアーのために呼ばれた人も、みんながWin-Win になっているところが、また、ミッちゃんすごい!と思った。

そうそう、私の座席位置からの画角が、先日の矢野さんのコンサートの時と同じ(若干背中側)だったのが、超個人的にツボだった。

アンコールでは不覚にも涙が。曲の力とパフォーマンスの力。

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私が清水ミチコさんのライブを観るのはこれが2度目。

前回は、なんと2007年クロスランドおやべにて。20周年記念とチケットに書いてあった。目マンとか、覚えてる。

会場での挙手アンケートによると、太客(ふときゃく:何度も参加している人)の方も結構いて、ほっとした。

ほっとしたというのもヘンだけど、ミッちゃんは富山は苦手なのではないかなと思ったりしたもので。

機会があったら行こうと思っても、富山および北陸での開催はずーっと無かった(と思う)ので、避けているのかなと思っていた。(が、ブログを読んでいたら今年黒部市でやっていたらしいのだが、全然情報がなかったような)

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終演後、通常よく見るアンケート用紙ではなく、QRコードが入った用紙を渡される。わーデジタル。私もうまいこと形容して次のライブで読まれるぞと、カメラにかざしてアクセスしたら、「カニカマのゆうべ青森公演」のアンケート(期限切れ)だった…デジタル…


願再訪南国土佐

2023年10月26日 | 日常の記録

10月15~17日は高知市へ行ってきた。

(恥ずかしながら…と前置きしなくてもいいか)東京スカパラダイスオーケストラのツアーがあることをきっかけにして、思い切った!

「思い切った」と書く理由は、富山から四国各地へは非常にアクセスしづらいから。

東京、大阪、名古屋まで出ないと飛行機もバスもない。

鉄道は乗り継ぎスムーズだったけど、7時間以上かかるのである。

しかしながら列車に乗るのは苦にならず楽しかった。

車ならば、高知市以外も広範囲に楽しめたのだろうけれど、いたしかたなし。また行きたい。

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さてさてスカパラのコンサートですが、皆さん前日夜遅く高知入りしたそうなのですが、当日朝にジョギング(沖さん)、サーフィン(北原さん)、酒蔵で試飲(川上さん)とか、どんだけの体力と行動力!!

舞台上でも疲れや衰えはみじんも感じられずひたすら楽しそう。

今回ホール内の音響もあるかもしれないけど、楽器の音も冴えわたっていて印象的だった。

いやほんとに「奇跡の9人」は過言ではない。でもでもどうかご自愛ください~。

個人的には、スマホ懐中電灯の演出に無事(というよりも率先して)参加できて雪辱を果たした(?)

とばした眼鏡も拾っていただいてすぐ戻ってきた。よかった…

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観光では、桂浜の景色と波の音には思いがけず大感動。

坂本龍馬にそこまでの興味はなかったのだけど、にわかに「時代は再び龍馬を求めているのでは」という思いがわきあがる。

そういえば道中読んでいた「週刊文春」でも「竜馬がゆく」の漫画が連載中だったなー(関係ないがこの週の「週刊文春」、宝塚とNHK大河「どうする家康」の記事で気持ちが暗くなった…)

司馬遼太郎の小説は読んだことがないもので、私の龍馬に関する知識は、ほとんどNHK大河ドラマ「龍馬伝」からきている、ということを今回認識した。山内容堂(近藤正臣)、吉田東洋(田中泯)...と俳優さんの顔が浮かんでくる。強烈だったなー。2010年の放送だったのねー。

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NHK連続テレビ小説「らんまん」主人公のモデルとなった植物学者牧野富太郎博士ゆかりの「牧野植物園」も広々と素敵なところだった。

開園は昭和33年とのことだけど、私含め、来園者数の朝ドラ効果はそうとう大きいのではなかろうか。

日曜市(着いたときはほとんど撤収作業中だったが…)でも植物の店が結構あったし、たまたま通った高知城の城西公園もとてもきれいで、高知の人には植物好きの一面もあるのかなと思った。

城西公園を通ったのは、地図でたまたま「寺田寅彦記念館」とあるのを見て、行ってみようと思って。旧宅で入場無料なんだけどここもよいところだった。

「ひろめ市場」がある一帯とはまた違って、この記念館周辺は高知のまた別の一面を見た感があった。

長くなったのでここまで。

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↓写真を撮るのが下手なことがよく分かる一枚^^;

夕日が美しかったのでシャッターを押しただけで、決して「献血ルーム」を撮りたかったわけではない。

左手に居酒屋「葉牡丹」があったかと。(You Tube の食べ歩き動画などを見ると必ず名前が挙がっていた。お店の方が優しく居心地よくお料理もおいしかった。また行きたい)

 


昔ばなしの謎

2023年02月25日 | 日常の記録

昭和に放送していた『まんが日本昔ばなし』に不可解で忘れられない話があった。長年経って、ふと、その謎が解けたように思ったので書いておこう。

詳細はあいまいだが。

ある村に織物が上手で評判のおばあさんがいた。

あるとき何かのお告げで、おばあさんに不思議な糸巻きがもたらされた。

その糸巻きからは上等な糸がいくらでも出てくる。いくら織物を織ってもなくならない。

しかしひとつだけ守らなくてはならないことがある。

それは、決してその糸巻きのことを疑問に思わないこと。

糸巻きのおかげで、おばあさんの織物はますます評判となり、大口の注文がくることになった。

糸がなくならない糸巻きのおかげですいすい仕事がはかどる。

しかしそこでふとおばあさんは疑問に思ってしまったのだ。

「ほんとに不思議な糸巻きだこと。どうして糸がなくならないんだろう」

とたんに、糸は切れてしまってそれっきり出てこなくなってしまった。

注文に間に合わせるために、おばあさんは糸をつむぐところからやらなくてはならなくなってしまった。無理がたたっておばあさんは死んでしまうのだった。

おばあさんは何も悪いことをしていないのに、なぜこんな結末になるのか、まったくわけが分からなかった。

しかし最近になってようやく、疑問に思うこと=悪いこと と庶民に刷り込ませるための話だったんだなと思い至った。

お上のやり方に疑問を持つとひどい目に合うということの暗喩だったんだな、と。

この歳になるまで、このお話のことをわけがわからないと思っていられたことが不思議で、でもありがたいことだったんだなと思った。

疑問を持つことは大切と言われていたものだった。


あさあけから

2023年02月07日 | 日常の記録

2月6日は早朝出勤。

昨夜は遠くに見えた月が、ぐんと近くに迫っている。ほとんど満月。

地球と月との位置関係がとっさに頭に思い浮かべられない。模型がほしいな。

お天気は快晴。

北陸の冬は曇天が多くて珍しいからか、朝焼けの美しさに静かに感動する。

「朝焼け」といえば思い出す曲、「終りの季節」と「風をあつめて」を聴く。

どちらも細野晴臣さんの曲。

(「風をあつめて」は松本隆作詞で「あさあけ」だけど。漢字では「昧爽」と書くのだと、今回検索して初めて知った…)

帰りは「終りの季節」のカバーも入っている矢野顕子さんのアルバム『オーエス オーエス』を久しぶりにまるごと聴いた。

あらためて名盤。

懐かしいというのもあるけど、昔は音楽としての素晴らしさがよく分かってなかったからなー。今も分かっているとは言い難いけどまぁ昔よりは。

「Hi Hi Hi」は「デモテープ1」での炒めものの音に合わせた歌唱が忘れられない…と思い出したり。(NHK-FM「サウンドストリート」のコーナーに寄せられた聴取者のデモテープ集。テイトウワ氏、槇原敬之氏ほかに混じっての炒めもの…これなら自分でもできそうと思ってうらやましかったのだと思う)

「きょうのわたくし」や「素顔」は、自分の思春期の感覚を思い出す。

「HIGHLAND」で歌われたタイの国の雰囲気は、今はずいぶんと変わっているんだろうな、とか。

「ラーメンたべたい」オリジナル版はやっぱり別格。

最後に入っている「ASSEMBLY」のコーラス、坂本美雨さんの声に聞こえる。息子の風太くんの声は入っているけど美雨ちゃんは参加していない。やっぱり親子で声質が似ているのかなー。

美雨さんといえば、というか美雨さんに限らずだけど、小さいお子さんがいるお母さんって、人生の夏、1日の時刻に例えると真昼にいるんだなーという感じがする。やっぱりお母さんは太陽だから(?)

「GREENFIELDS」に「よく晴れた冬の朝」という一節がありますが、冬の朝には、懐かしいことやいろんなことを思うなー

・・・ということを忘れず書き留めておけという指令がどこかから下りたので、1日遅れだが日記として書いてみる。

「早起きは三文の徳」とも言うし…三文の価値については自分がどう捉えるかによるね。


行きたいよー

2022年08月25日 | 日常の記録

8月23日

矢野顕子トリオ(ベース:ウィル・リー ドラムス:クリス・パーカー)ブルーノート東京公演をライブストリーミングで観た!

26日までアーカイブが観られるよ。

最高にすばらしかった。

アンコールの「在広東少年」では立ち上がって踊ってしまった。

これはブルーノートの現場ではできないことだ。

って、飲食込みで落ち着いて座って観られてこそのブルーノートなので、これはもちろん行けなかった者の負け惜しみである。

ストリーミングは音も映像もとてもよくて本当にありがたかったが、自分の目と耳ではないからね。臨場感イコール臨場体験ではないわね。当たり前だが。

あーしじみラーメンー

あー嶽きみアイスクリームー

今年は行こうとファンクラブ先行で6月に予約していたのだが、その後の事情を鑑み泣く泣くキャンセルしたのだ。

(独り暮らしで、高齢者に関わる仕事でなければ、行っていたと思うのだがー。自分は関わっていないが、クラスター対応の大変さにぞっとしていたこともあり…)

電話がなかなか繋がらずあせったが、きっとキャンセルとキャンセル待ちの電話が交錯していたのね…

2日休みは取っていたのでせめてもの贅沢に、県内某ホテルにおこもりステイ、ストリーミング鑑賞と洒落こんでみたのだが、急な熱発者発生で翌日代替出勤に…

まぁ職場近くのステイでよかった...

年末のさとがえるコンサートには行けますようにー(これもファンクラブ先行でチケット取ってしまったよ)


創意工夫の動画

2022年08月10日 | 日常の記録

暑さをしのぐだけで精一杯で、何もしないで日々が過ぎていくことに焦りを感じる今日この頃だが、そんなときでもネットをだらだら見ることはできる。

You Tube の「現実を生きるリカちゃん」が「情報収集」言いつつスマホ片手にごろごろしているのを見て、「ま、いいか」などと現状を肯定してしまう…

だらだらごろごろしていたら、このような動画はつくれないと思う、すごいなぁ。それにしてもリカちゃん人形のかわいさにあらためて刮目。どんな時でもかわいい。

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You Tube で最近よく見ている動画が「ゆっくり不動産」。

いらすとやさんのフリー画像と、読み上げソフト(?)の声で、こんな素敵な不動産物件内見動画が。

時々出てくる博多弁(?)がまたいいんですよねー。

そしてシリーズ通しての統一感というか繰り返しフレーズが、また見たくなる要因の一つかと。

これはあれだ。昔話における「むかーしむかし、おじいさんとおばあさんが」と同じ、語りの効果。

もう私

「むむむ」

「空が青いなあ」

「へ?」

「どげんなっとうと」

「住ませて」

とか、意味なく、あの音声ソフトの声で脳内再生してしまっている…

同種の物件内見動画も含め、最初は「一人暮らし妄想用」(一貫して二人暮らしやファミリー物件には興味をひかれないところが、我ながらなんとも…)「都会のステキ物件や狭小物件、家賃相場への興味」で見始めたと思うのだが、見方が違ってきた。

ひとことで言えば、住まい方への創意工夫に時々すごく感動する。

例えば1DKならこんな感じという間取りや水回り配置(動画で言われているところの金太郎飴物件)の常識がくつがえされるのが楽しい。

建築にあたっての悪条件を逆手にとって、逆に魅力的になっている物件とか、住む人を選ぶかもしれないが、合う人にはすごく合いそうという個性的な物件とか。

またコミュニティづくりのための工夫がある物件もいいなーと思う。

生活を楽しくするのは創意工夫、人間の知恵。飛躍するようだけど、勝手に悲観してあきらめたらだめと思わせられるところがいいのかな。

(まぁでもつまるところはお金がないとねという意見はありそうだけど…)


名言

2022年08月04日 | 日常の記録

NHKEテレ『旅するためのドイツ語』で知ったゲーテの名言。

「親は子どもに2つのものを与えるべきだ。

それは『根』と『翼』(Wurzeln und Flügel)」

なるほどー端的。

さすが文豪。

ゲーテにはあまり(まったく)親しんでいないのだけど、

「人間は努力するかぎり迷うものである」は、迷いやすい自分には「あのゲーテも言ってるし!」と心の支えになっている。

 

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『杉田敏の現代ビジネス英語』2021年秋号の「Quote...Unquote」に載っていた名言。

(季刊となったこのテキスト、去年の分をだいぶ遅ればせながら catch up しようとしている。catch up は「追いつこうとしている」と言いたい。)

”To play billiards moderately well is the sign of a gentleman; to play it too well is the sign of a misspent life." ----Mark Twain (U.S. writer, 1835 - 1910)

「ビリヤードをまあまあ上手にプレーできるのは紳士の印。上手すぎるのは、人生の過ごし方を間違えたという印。」

これ、好きだなー。

皮肉が効いているけど、なんだかくすっと笑ってしまう。

「Quote...Unquote」で目に留まる言葉は、しばしばマーク・トウェインのものだったりする。

なんだか気が合いそう。

トム・ソーヤーの冒険を昔読んだだけだけど、ほかにも読んでみようかな。


あずかりもの

2022年06月18日 | 日常の記録

今朝観ていたNHK「チコちゃんに叱られる」

QRコードのQRは Quick Response の略だと初めて知った。

ぼーっとしていた。

あのコードの発想は「囲碁」から来ているのだそうだ。

NHK囲碁番組を模したVTRににこにこと出演・解説、番組アシスタントの方にサインを貰っていたというあの方は、じつはすごく偉い方なのではないか。QRコード生みの親だもの。

実用的でなさそうな趣味が、社会的貢献につながるのはいいなぁと記憶に残った次第。

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NHKBSで再放送している「芋たこなんきん」を楽しみに観ている。

木曜放送分の台詞を書いておきたい。

「人生ちゅうのは、神サンからのあずかりもんやな」

(神サンは気まぐれだからいったん返せと言い出したら「待てしばし」がない)

「そやからな、神サンが『返せ』ていうのを忘れるくらい、こっちで楽しーい人生を生きとかなあかん」

(「返せ」は「かやせ」と発音。「神サン」は田辺聖子さんはエッセイでこう表記していたので)

田辺聖子さんのエッセイもまた読み直そう。このドラマもそうなのだけど、自分がまさに中年になった今だからこその感慨がありそうな。

(ドラマの初放送は2006年。自分はまだ30代で、田辺聖子さんは30代はまだ青年で中年とは言えないとたしか書いていた。また少女編の戦時の様子は当時よりも今のほうが、断然身に迫って感じられた…)

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6月15日は東京スカパラダイスオーケストラのコンサートを観に高周波文化ホールに行ってきた! 県内開催で行かないという選択肢はない。

駐車場確保のために早めに出発して正解だったけど、後から来た車も周辺の駐車場にすべて収容されていたもよう。

挙手によると会場内ほぼ全員が車での来場らしく。…大雨だったしバスや万葉線は帰りのダイヤなさそうだから…それにしても、コンビニ駐車場の広さに注目する欣ちゃんの観察眼は鋭い。

それはさておき、この高周波文化ホールでの公演はちょうど10年ぶりなのだそうだ。

私は10年前はまだスカパラ未体験だったなぁー

会場内挙手によると、10年前も参加した人も少なからずいれば、今回初参加の人もたくさん。そういえば、相対的にグッズTシャツ姿の人が少なかったような。

これを機に、かつての私のように、またすぐに参加したくなってしまう人もいるだろうし、今日のライブの記憶とともに成長していく子もいるのだろうと思うと、なんだか感動してしまう。

スカパラの歩みとファンの成長がリンクしていた30周年動画から、さらに未来が続いていくのだなー、などと。

そしてまた、今、ライブに行く余裕がないような人たちにこそ、スカパラのステージみてほしいなーなどと思ったりした。

私も楽しみ喜びを求めて努力しよう。

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もっと書きたいところだが長くなったので別項で。