宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

エイジングケアに!(?)

2017年03月09日 | 音楽
3月7日にこちらもフライングゲットしましたー
「Paradise Has NO BORDER」(東京スカパラダイスオーケストラ)CD+Blu-ray

特典のポスター、丸めておくには惜しくて、フレームを買ってきたんだけど、サイズを間違えたー。
いやー、ポスターを飾ろうと思うなんて小学生以来かも・・・
(額縁入りなら恥ずかしくなったら裏返しておけばいいかなーなんて(^^;)

CDはこれから聴き込みますんですけど
強力!
大好き!
生きてるってすばらしい!
ところどころ泣きそうになるー

メンバーによるレコード店内ポップに、ドラムスの茂木欣一さんが
「このアルバム、【無邪気】すぎる。」
と書いていて、そこが泣きそうになるポイントかなーと思った。

それにしても、デビュー28年目にして全員今がいちばんカッコイイというのがほんとにありえない!
「スキャラバン」一つとっても、今回付属映像の、去年のライヴのがいちばんカッコいいもの。
私去年1年でぎゅーっと凝縮して過去映像続けて観たので断言しますけれども。
正直、昔は(その時々ではステキだったと思うけれども)今と比べるとそんなにカッコよくないんだよねー。

付属映像のライヴドキュメンタリー、すばらしいカメラワークと編集で嬉しい。
(最終日、控室のバナナの隣にあった越中富山の薬箱、中身が薬なのかそれともお菓子が入っていたのか気になるー)
そして今回もっとも驚嘆したことはみなさん全員のお肌の色つや!!
いや、前からうっすらと思ってはいたのだけれど、オフステージでのインタビュー映像には顔を近づけて凝視してしまった(^^; ファウンデーション塗ってるのかなー・・・

彼らのステージにはエイジングケアの秘訣が詰まっている!
(などと書いて、会場中、中高年女性ばっかりになったら困るけれども(^^;息子娘も一緒に来れば問題ないか)

どうかしている2

2017年03月09日 | 音楽
3月7日にフライングゲットしましたー
「ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO-」(矢野顕子×上原ひろみ)CD+DVD

特典のお箸もう一膳ほしいなー。
鍵盤型箸置きをつくりたいけど、もったいなくて箸袋を折れない。

これからご購入の方は、初回限定盤のDVD付きを急いでお求めになることをお勧めします!
「飛ばしていくよ」のライヴ・クリップに私は驚愕驚嘆。

昨年9月15日のレコーディングライヴの感想として
私は過去ブログに
「原曲ではAZUMA HITOMIさんが機械で打ち込んでいる細かい音をひろみさんは人力で!」
と書いていて、
それはAZUMA HITOMIさんがご自身のtwitterに書かれていたことの受け売りだったりもしたんだけど、
「人力で!」の後に感嘆符もう10個付け足したい!!

会場じゃあ手元までは見えなかったからさー
カメラさんグッジョブありがとう!!
いや、ひろみさんの超絶技巧についてはみなさんとっくにご存じで、他のライヴ映像で見ておられるかもしれませんけれど、私はこんな畏怖の念まで覚えたのは初めて。
「飛ばしていくよ」のあの部分のあの指さばきは、なんか特別にものすごいものを見ちゃった気分。
人間技じゃーない。超人。
まさに「どうかしている」。
(この時の表情もちょっとイッちゃってる)

ライヴ現場ではこの後、ひろみさん満面の笑みでの「楽しいね」の言葉に、会場中が失笑(というか驚笑?呆笑?)という場面があった。

ジャケット最高。
CDはこれから聴き込みまーす。

どうかしている

2017年03月02日 | テレビ・ラジオ・映画など
(3/4記)

NHKEテレでやっている『浦沢直樹の漫勉』、番組は知っていたけど、ちゃんと観たことはなかった。
が、先日初めて3月2日放送分を視聴。

それは清水玲子さんの回だったから。

今現在は漫画はまったく読んでいなくて『秘密』も映画化で存在を知ったくらいなんだけど、番組を見て、
「ああ物語は壮大になっても、登場人物の関係はジャック&エレナの構造を継承しているのねー」などと嬉しかったり。

現在の読者の方とは大幅なずれがあってお恥ずかしいですが、

私が月刊『LaLa』を毎号読んでいたのは1985年?から1990年頃で、1983年デビューという清水玲子さんがめきめきと世界観を確立されていった時期。
好きだったので、家に画集もイメージアルバム(CD)なんてのもある。

番組にはとにかく圧倒された。
下絵を4回も5回も描いて、裏からも透かして描いてデッサンの狂いを修正するというのに驚愕。
私も昔、裏から透かして「ああデッサンが狂っている・・・」とガックリきていたけど、なんか諦めちゃっていたな。清水さんほどのベテランですばらしい画力の持ち主がこれほどまでにしているとは。
一コマの絵の完成度に対する執着がものすごい。
いや、その執着は分かるんだよー。
渾身の1枚だけなら、私ももしかしたらその域までがんばれると思うけど、漫画の原稿って何十枚もあるんだよー締め切りもあるんだよー。

服のシワや手の形へのこだわりや微妙なズレの修正とか、漫画を描いているときの感覚は懐かしく、ああこの快感を私も知っている、と思った。まったく及ばずながら、10代の頃はGペン握って漫画を描いていたのでー
しかししかし。今更ながら、自分がいかに面倒くさがりで、ひとつのことに対する情熱が中途半端であったかを思い知らされた。
番組中で浦沢さんも言ってたけど、第一線で活躍してる人って大体「どうかしてる」面があるよね。

ともあれ、高校時代好きだった方が、あれから30年以上ずっと第一線で、しかも、うまい人は大体実写的な絵に変わってしまうけど、今も当時と変わらず漫画としてのときめきのある絵を描いておられるということが、嬉しいというか、とにかくすごいことだと思った。
唐突のようだけど、このところ折に触れて思い出す言葉、浅田真央選手が出ている住友生命のコマーシャルコピー「好きこそ、無敵。」をまた思い出した。

分身はいない

2017年03月01日 | 音楽
(3/4記)

特別な思い入れはなかったんだけれど、なぜか去年から個人的に波が来ていたこともあり、
2月24日放送の小沢健二出演回『ミュージックステーション』を観た。

いい曲だなーと思って後日「流動体について」CDを買った。

ビジュアル的には学術・文筆系の人の歳の取り方だなーと思い、
(ちょっとコラムニストの泉麻人さんを思い出す)
本人はプロデュースに回って、他の人に歌わせればよかったのでは、
と、最初はちらと思ったのだけど、
若者の歌じゃないんだよねー。
今現在のオザケンだからこその歌詞世界で、本人からは切り離せない。

書くのは野暮なようだけど、
人としてどう生きるべきかとか、世の中をよくするために自分に何ができるのかとか、
そういう倫理的なことを
日常の、具体的な生活から離れないようにして、考え続けているのだな、などと。

世の中に対する「祈り」が込められてる感じが、
そこにぐっとくる人と、カチンとくる人に分かれるんじゃないかなと思った。
人のために祈る余裕があるというのは恵まれた者の特権ともいえるわけで、
ノブレスオブリージュって、下に見られたくない人からは反発をくらうよね。

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そんな流れで、オザケンの大学時代のゼミの先生でもあったという柴田元幸さんのエッセイ本を久々にひっぱり出す。
文章はもちろんだけれど、イラストのきたむらさとしさん描くところの「柴田君」が大好きだったのだった。
今回久々に見直して、ああっやっぱり好きだー個人的にはきたむらさとしさんが描くキャラクターの最高傑作!猫よりもうさぎよりも愛らしい「柴田君」の姿に悶絶(?)

オザケンにも「柴田君」のような、オザケン的なものを結晶化した分身がいればいいのにな、と思ったけど、よくよく考えるとやっぱり分身でも駄目で、この曲には本人の今の姿と声しかない、と思う。難しいなー。
(と、すいません、熱烈支持の理由がいまだよく分からなかったりするもので、一般受けするためにもっとなんとかならないかなとつい考えてしまう)

(全然関係ないんだけれど、今回検索して、柴田さんがすでに東大を退官されていたことが、オザケンのビジュアルより断然ショックだった・・・いやー「柴田君」イメージだったもので・・・月日の流れを実感するというか)