宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

爆進!

2017年10月28日 | 音楽
(11/1記)
辞書によると「まっしぐらに突き進む」という意味では「ばくしん」=「驀進」という漢字が正しいようなのだが、爆発的な感じってことでこの字を当ててみた。

10月28日は
「田島貴男ひとりソウルツアー2017」@富山Soul Power
に行ってきました!

行ってすぐにブログを書くことができなくてもどかしいかぎりなんだけれど、時を置いて思い出してみると、目の前のことにしょんぼりしてても、またもりもりと元気が出てくる感じ。
「歌う発酵食品」とはよく言ったものだ。
(NHKBS『カバーズ・フェス2017』での、リリー・フランキー氏の発言。「歌うダイオウイカ」に次いで、その命名力に軽く嫉妬の気持ちすら沸き上がる(笑)あ、そうそう高野寛さんのツイッターにあった『Winter's Tale』のポスターを見て、20代の爽やか田島さんにびっくり。発酵前って思った)

前日のNHK『あさイチ』出演効果か、会場奥までお客さんがいっぱい。
富山・新潟公演は問い合わせがいっぱいあったそうだ。テレビってすごい。
当日券って、関係者は嫌うかもしれないけど、すごい大事な出会いのきっかけになると個人的には思っていて、今回そんな出会いをした人がたくさんいたとしたら嬉しいことだなー。
田島さんは、テレビもいいんだけど、ナマだとほんっと驚くもん。
そして田島さんも「(会場の客)前と後ろの温度差がー」ってことで、後ろにいるたぶん初めてのお客さんたちを煽る煽る(笑)
そしてこのひとりソウルショウ、発散される熱量が半端ないというか、この小さな会場で贅沢すぎるーと思うくらい。本人様は「燃費が悪すぎ」とおっしゃっていたが、これだけの熱量を生み出すために注ぎ込まれる労力がどれほどのもんかと思うと気が遠くなるー。
ひとりっていってもドッペルゲンガーさんたちを仕込んで、彼らと息を合わせたりもしないといけないしさー。
あ、でももちろん労力を労力と感じさせない楽しさとパワーがとにかくすごい!もちろんアレンジを工夫したり、ギターの練習はたくさんされてるんだろうなーとは思うけど。
「蒸気機関車のように頑張りたい」と話されていたが、ふたりソウルショウでご一緒される長岡亮介さんが「蒸気機関車と客車」と言っていたというのを後でネットで見たので、それを受けてのことだったのかな。
(長岡さんといえば、この日の夜にやっていたNHKのオリンピックまで1000日とかいう番組でメインで歌っておられたそうで!観たかったーなぜこの日にやるんだー)
とにかく、ソウル!ジャズ!ロック!と演奏、歌ともにすばらしかった!
終盤タオル振り回したくなったけど、している人いないし、恥ずかしかったので控えた(^^;
MC控えめでその分演奏に傾注しておられる感じがまた格好良かったのだが、舞台が暗転した時に「真っ暗でなんにも見えないようっ」とソウルフルに叫んでおられたのが面白かった(^^)/
どなたかのツイッターに、その時周囲から「そりゃそうだ」「サングラスしてるからね」「ざわざわ」とツッコミがあったというのを読んでさらに(^^)/

自分に言い聞かせる言葉

2017年10月24日 | にわかロシア語
NHKEテレの語学講座番組、ロシア語も10月からは新作となり、楽しみにしている。
講座名も他言語講座とは違って独特の『ロシアゴスキー』に。
来年はサッカーのワールドカップも開催されるし、注目されると嬉しいなー。
何も知らずに見ても旅行気分で楽しめると思う。
(私、今期は、欧州4か国の『旅する〇〇語』も旅行気分で観ている(^^;)

メインはモスクワの最新映像と旅行会話なんだけれど、10月19日放送分ではフィギュアスケート選手の言葉が紹介されていた。
昨年のNHK杯出場時にインタビューしたのだと思うけど、マリア・ソツコワ、ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ、アンナ・ポゴリラヤ、ミハイル・コリヤダの各選手の映像と言葉が。
「試合の前に自分に言い聞かせる言葉」と「コーチがかけてくれる言葉」。

後学のためいくつか抜粋

ソツコワ選手
Я сильная.(私は強い)
Я ничего не боюсь.(何も怖くない)
Я справлюсь.(私はできる)

カツァラポフ選手
Больше никого не существует.(ここには僕ら以外存在しない)
Только мы, музыса и наш танец.(僕らと音楽と僕らのダンスしか存在しない)

わ、なんかカッコイイ。

シニツィナ選手・コーチからの言葉
Получайте удовольствие от каждой минуты, от каждого соревнования.(毎分、全試合で満足のいく結果を)

これ、訳だとちょっと違う気が。毎分毎試合、何かしら喜びを得てきなさい、と。要するに「楽しめ」ってことかなと思った。

ポゴリラヤ選手
Я спокойная.(私は落ち着いている)
Я уверенная.(私は自信がある)

コリヤダ選手は「秘密です」とのこと(^^)
その後のナレーション
「ロシアでは夢や目標を人に言うとその目標に逃げられるという考えがあるんです。コリヤダ選手は験を担ぐタイプなのかも」
なるほど。人に言ったほうが実現するという考えもあるけど、どっちもあるかなー。

言われて嬉しい言葉に関するインタビューもあって、ポゴリラヤ選手はロシア語で声をかけられると何でも嬉しいと言っていた。
ソツコワ選手のところですぐ使える言葉として"Победа!"(勝利を!)と紹介していたけど「勝利」じゃなくて「勝利を」だったら対格にしなくていいのかなーと思ってしまった中途半端な初級学習者・・・

(が、文法を一通り学習すると、短い言葉でも新たな発見が。こういうときの形容詞は短語尾じゃなくて長語尾なんだなー、動詞は完了体なんだなー、とか。)

オリンピックのシーズンが

2017年10月24日 | にわかフィギュアスケート
フィギュアスケートシーズンも始まりまして、
グランプリシリーズロシア杯男女シングル(地上波でざっと)とエキシビション、BS朝日でやっていて録画しておいた「グランプリシリーズ直前SP」というのをさきほど観終わったんですが。

アイスダンス村元&リード組、今年のフリーダンスは「坂本龍一メドレー」なんですねー。
「ラストエンペラー」と「戦場のメリークリスマス」だと思うんだけど、ステキだったー。
宮原知子選手が以前やっていた「戦メリ」も、淡々とした中に情熱を秘めた感じがすごく良かった記憶があったんだけど、ハマる人の演技だとあらためて、音楽の素晴らしさに耳を傾けちゃうなー。
なんというか、うまくいくと選手の魅力をすごく引き立たせてくれる感がある。
とにかく楽しみだー。

村元&リード組のオリンピック出場で、日本でのアイスダンスへの注目度も例年以上となるに違いない。
そこでピョンチャンオリンピック後の大胆未来予想の一つとして

「日本でシブタニ組の人気が急上昇」

を挙げたい。

シブタニ組とはアメリカのアイスダンス選手、マイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹カップルのことですが。
オリンピック出場はほぼ確実だし、さらにメダルの有力候補でもある。

ロシア杯、アイスダンス本選はテレビではやってなくて(ネットで見る根気はなく(^^;)エキシビションを観ただけなんだけれど、観ながらふと思ったこと。
シブタニ組がメダルを取れば、日系ということで日本でも大きく取り上げられるだろう。
俳優の鈴木亮平さんが案外「きゃー」と言われている日本のイケメン市場、シブタニお兄ちゃんにも一定層からの熱い視線が注がれるに違いない。
(ソチオリンピックも出てたけど、アイスダンスまで観ていた日本人一般層は多くなかったと思われ。)
容姿は日本人ながら日本語話者でないというエキゾチズムもプラスに働くと思われ。
実はインテリ、富裕層(よく知らないけど)というのもミーハーに好かれそう。
一方、妹のマイアちゃんは日系のかわいらしさも兼ね備えながらの華やかな笑顔と堂々のナイスバディ、
美容に意識が高い同性から注目されそう。

と書きながらも、芸能人なみにきゃーきゃー騒がれるという未来予想はあんまり当たってほしくないような・・・(^^;賢そうな人たちだからヘンなファンが増長することもないとは思うけど。

と、ついつい競技とは関係ないミーハーな内容になってしまった・・・オリンピックシーズンってことで(^^;
いろいろ書きたいところですがぼちぼちと。
あ、そうそう、日本人女子選手みなさん魅力的ですが、国際的にいちばん人気出そうなのは坂本花織選手かもと思った。

覚え書きいくつか

2017年10月07日 | 音楽
引き続き矢野顕子さんについて

ブルーノート公演で、宇宙のお話(詳細忘れた)をされた後

「こういうこと言うとまた『矢野顕子、へーん(変)』って言われちゃいそうだけど」
「変でけっこう!」(にっこり)

というのが好きだった(^^)

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今後アンケートなどで「演奏してほしい曲」を書くときにさっと思い出せるように、リクエストしたい曲覚え書き。ピアノだけでもバンド演奏でも。

「The Girl of Integrity」
「わたしたち」
「WHY THIS」

これらはそれぞれアルバム『峠のわが家』『GRANOLA』『GO GIRL』の冒頭1曲目で、ちょっと個人的に深いところまできゅーっとつかまれている。同アルバム中にある、のちに代表曲として何度も演奏されている曲たちと同等か、それ以上に好きなんだけれど、直接聴く機会がない。いつかぜひ。

「I AM A DOG」(アルバム『LOVE IS HERE』)
「Good Guy」(アルバム『reverb』)

猫もいいんだけど、「I AM A DOG」は詞、曲ともに全世界にお届けしたい名作だよお。
「Good Guy」は難しい曲とおっしゃっていたような気がするが、ぜひぜひ聴きたい。

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新しい弾き語りアルバム『Soft Landing』は11月29日発売。
アルバムジャケットは漫画家久保ミツロウ氏による描き下ろし。
インパクトがあって、抒情的でもあって、心に残るいいジャケット。
リリース画像を見ているうちに、ふと、むらむらと野望が沸き起こる。
内容については書かないが。
遠くないうちに、必ず実現する!

来年は10周年

2017年10月03日 | 音楽
(10/7記)

10月3日はブルーノート東京へ
矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー&クリス・パーカーの公演を観に行ってきました!

当初は1st show だけの予定で、2nd show は電話をした時にはもう満席だったのだけど、キャンセル待ちの登録をしたところ、後日連絡がありまして、2回観られることになったのだった。ヤッター!
(最初は不審な電話かと思って無視していたのだった(^^;気づいてよかった・・・)

楽しみにしていた反動でか、現在少々「やのロス」状態・・・
まぁ、アルバム詳細も発表となり、話題は続いているわけですけど。
楽しい思い出は十分に反芻しよう。

例年は夏に行われているブルーノート公演、今年は秋だから服装も考えないとーと思っていたけど、当日はぎりぎり雨が降らない程度の曇天、東京は少々蒸し暑く、夜になってもそんなに肌寒くは感じなかった。人口過密なぶん熱が逃げない気がする。

今年のオリジナルカクテル、名前は
「ここにいるしあわせ」
まさに当夜の心境にぴったり。
「柿、洋梨、林檎をたっぷりと使用した芳醇でまろやかな一杯」
秋らしいなー。堪能いたしました。

コラボレーションメニューも矢野さんリクエストの秋の味覚を使ったもの
「北海道産ししゃものフリット 秋のキノコと旬菜 松茸の香り」
「渋皮栗のモンブランとラムレーズンのグラス」
んー書き写しているだけでおいしそう。
少々残念だったのはデザートが運ばれてきたのが開演直後の暗くなってからで視覚で楽しめなかったことと、1曲聴いてから食べようと思っていたらみるみるうちにラムレーズンアイスが溶け出してしまったこと。事前にいつ持ってくるか聞いてくれていたブルーノートの人に非はないし、おいしかったからいいんですが。

ウィル・リーさん、クリス・パーカーさんとのトリオでのブルーノート公演は来年で10周年なんだそうで

今年は、これまでの演目でのおいしいところを集めたという趣もあったような。
私の個人的な印象かもしれないけれど、一つ一つの音がよりクリアに聞こえて、端正な演奏という感じがした。勢いですっ飛ばすっていうんじゃなくて、白熱しても最後の一音まで演奏が乱れないというか。うまく言えないが。
とにかく、最初から最後まですばらしかった!
すばらしいと感じていることを身体でアピールしたいけどスペース狭いし他の人の邪魔になるしなぁーと思いながら、ふと、タオルを振り回したい欲望にかられる。タオル持ってなかったけど。お約束でやっているように見えるあれ、意外と自然な欲求だったのね。
2nd stage 最終演奏後は、ほぼ会場中スタンディングオヴェイション。
まさに「ここにいるしあわせ」をひしと感じておりました。

個人的な反省。
ブルーノートの自由席は、大体ステージと平行にテーブルが並んでいる場所になり、2人連れだとテーブルをはさんで向かい合って座ることになる。今まで特に考えずにステージが前方に見える位置に座っていたんだけど、向かい側に座ると、ステージを観るためには体をねじって向きを変えないといけなくて、これがなかなかの苦行だったのね。2nd stage でそういう席に座って初めて知った・・・
次回は差額を自分が持っても指定席にしようかなー
つーか、数年前までは自由席の選べる幅ももっと広かったのにー

セットリスト
てぃんさぐぬ花
Soft Landing
Welcome to Jupiter
ゴジラ ~ モスラの歌
Someday We'll All Be Free (Donny Hathaway)
All The Bones Are White
Whole Lotta Love
ラーメンたべたい
(アンコール)
ROSE GARDEN
ひとつだけ(2nd stage のみ)