宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

週報(12/23~12/29)

2022年12月29日 | 週報

24日のNHKEテレ『星野源のおんがくこうろん』はリズムマシン「TR-808」についてだった。

(今気づいたが第8回にひっかけての808でもあったのか…?)

TR-808については17日放送の『ノーナレ』でも「808Revolution」と題してやっていた。開発者菊本忠男氏のお話や石野卓球氏のコメントなど、素材もかぶっていた。切り口が違っていたからどちらもおもしろく観たけど、でも短期間に2つの番組で同じ題材というのもいかがなものかと。808が広がるきっかけになったアフリカバンバータとそのプロデューサーの方(でしたっけ)と両方のコメントが1つの番組に収まりきらなかったから分けたのかな?

そしてそもそもなぜ今TR-808? 超個人的には、かのピコ太郎「PPAP」をきっかけにこのリズムマシンの存在を知り、iPhone のアプリ(GarageBand)にも808の音が入っていることを知った、というここ数年であったので、興味深かったけど、一般的にはどうなのか。Eテレだから間口が狭くてもOKなのか。

『おんがくこうろん』では、恥ずかしながらそれまでまったく知らなかった(3)アリー・ウイリス と(6)ミッシー・エリオットがおもしろかった。音楽そのものは分からないけど、人となりと、背景にあるアメリカ固有の土地柄が感じられるのが興味深かった。

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他にはテレビドラマで『エルピスー希望、あるいは災いー』が最終回だった。10回でまとめるには、こんなところかな…長澤まさみ演ずる恵那に共感して観ていたはずが、やっぱり女子アナになるような人はこんなもんなのかなと冷めた目になってしまったりして。恵那や斎藤(鈴木亮平)の人物像については観る人の解釈に任せるということなのか、脚本や演出の意図が判然としないなー。斎藤は自分の手を汚しても、より大きなもの、国家の未来を考えているすごい人ともいえるし、いい恰好をしてみせているだけの人にもみえる。

印象に残ったのは一瞬だけ登場の事件の真犯人(永山瑛太)。こういう人に魅入られて殺されてしまったんだな…と実際のいくつかの事件を想起した。怖い…

あと松尾スズキの武田信玄。

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「今年を表す漢字」を考えたときに、ふと思いついたのが「続」。

普通の生活を続けられるありがたさ、というところからか。

戦争は続かないでほしい。


元選手の今

2022年12月28日 | にわかフィギュアスケート

全日本フィギュアスケート選手権男子シングルの試合を観ながら、2013年大会でソチオリンピック代表を勝ち取った町田樹選手(当時)は本当にすごかったなぁと思い出す。

ショート、フリーともノーミスで揃え、羽生選手に続く2位で文句なしの選出。

ひとつでもミスがあったら危なかった。

(いや、その年はグランプリシリーズでも実績を積み、有力候補ではあったのだけど)

3人目に高橋選手が選ばれて全日本3位だった小塚選手が落選したことが大いに物議をかもしたが、スケート連盟的には両選手とも入れたかったのだと思う。

こう言ってはなんだが、代表選出においては町田選手は目の上のたんこぶだったのかも。偉い筋からの推しもひいきも無い中、実力で突破した町田選手に当時大いに感銘を受けたのであった。

ソチオリンピックでは5位入賞、エキシビションでもクイーンの曲で大いにうけて存在感を発揮。ソチは真央ちゃんや羽生くんのオリンピックでもあったけど、ある意味「町田くんのオリンピック」だったと思っている。

などということを思い出していたら、あらタイムリー、NHKEテレで「趣味どきっ!読書の森へ 本の道しるべ(4)町田樹」という番組が。

読書が精神安定剤だったことや、思春期に様々なキャラクターが登場する小説から得た効用など、言葉が的確ですごく腑に落ちる。

2013全日本選手権前に読んでいた本と「優勝!」と書かれたメモについてさらっと語っていたけど、上記のような状況だった当時の心境を想像すると胸がキリキリした…

研究者としての現在の町田さんの姿にもまた感銘を受けた。

本当に大学の先生の本棚という感じで、日常はほぼ大学の授業と研究だけでいっぱいだとか…やっぱり私はどう振り返ってみても研究者にはなれない…

「フィギュアスケートってすごく華やかな世界なんですけれども、舞台裏はいろんな問題を抱えているんですね。フィギュアスケートだけではなくスポーツ界全般に言えることなんですけれども」

と語る町田さん、

「学術の力で問題を解決したい」

ってかっこいいなぁー

とにかく、良い人選で全日本選手権にも当たる良い時期に放送してくれたなぁと番組を企画した人にも感心してしまった。


週報(12/16~12/22)

2022年12月23日 | 週報

前日寝不足のため木曜日は寝てしまい、金曜日にそそくさと更新。

この週はなんといってもサッカーワールドカップの3位決定戦と決勝。

なのだが、すでに記憶が薄まっている…大丈夫か私…

クロアチア対モロッコは生放送で観て、おもしろかったが、審判は絶対やりたくないと思った記憶が…悪気はなくても誤審することもあるだろうし、理不尽に責められたりするし…

アルゼンチン対フランスは残念ながら夜勤中でナマではみられず。たまにネットをチラ見して「ふーん2-0か、アルゼンチン勝利かな」と思っていたら、「あら、2-2」「え、まだ終わってなかったの」「3-2が3-3に!」「わーPK、エースが両方決めてる」はーどちらかに肩入れしてナマで観ていたらすごく心臓に悪かったろう。

アルゼンチンは20日が祝日になったとか。影響力大きすぎ。

それにしても(語学好き怠け者の繰り言ですが)メッシのスペイン語、全然聞き取れなかったな…あたりまえだけど。エムバペのフランス語は、スペイン語よりはさすがに分かるけど、しかし… 彼は4年前は悪童なのかと思い込んでいたけど好青年っぽい。

サッカー関連ですが、私見では、今年の流行語大賞候補は「ブラボー」ではなく、「新しい景色」ではなかろうか。「新しい」と「景色」の組み合わせは平凡そうにみえて意外と使われていなかったような。(関係ないけど「新しい地図」も秀逸と思う)

bravo の最上級は bravissimo だそうです。吉田麻也選手に教えてもらった。テレビで。イタリア語もかじりたい…

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自分メモ。

過去に『心を整える。』と『上昇思考』を読んでいる私。(図書館で借りたのだけど)

今回ネットニュースで興味をもった本

『[メンタルモンスター]になる。』(長友佑都 幻冬舎)

『DUEL 世界に勝つために「最適解」を探し続けろ』(遠藤航 ワニブックス)

デュエルという言葉とサッカーにおける意味をはじめて知った。なるほどー。

(amazon を検索したらおすすめに吉田選手の本も出てきた。『レジリエンスー負けない力』(ハーパーコリンズ・ジャパン))

自己啓発本についつい魅かれてしまうほうだからか、サッカー選手の本は目に留まる。

あと、まったくオバサン的感想だけど、サッカー日本代表若手選手の名前に、お母さんの同世代感を感じる…学生時代の創作キャラに名付けていそうな感…キラキラネームを忌避したキラリ感というか。

航と書いてワタルとか、律、碧、薫…(「薫」は源氏物語からか...「あさきゆめみし」とか古典がトレンドの時代でもあった。「赤頭巾ちゃん気をつけて」からかも)

逆に久保選手の「建英」とか堂々と偉人ぽくみえる。でも「タケ」呼びするとかわいくなりますな。

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録画してまだ観ていないドラマもあるし、フィギュアスケート全日本選手権も観ないといけないし、大雪警報は出ているし…ひとつひとつもっとのんびり楽しんで記憶に留めておきたいものですが…


週報(12/9~12/15)

2022年12月15日 | 週報

そうそう毎年「さとがえるコンサート」で上京宿泊する日はフィギュアスケートのグランプリファイナル放送日と重なることも多かった。

今週はサッカーワールドカップ準決勝もあり、関心があちこちに散らばって忙しい。

加えて、14-15日は坂本龍一さんのピアノソロ演奏配信もあったようなのだが、0時と6時とか…無理だった…映画になる?ということで期待。

さて、フィギュアスケートですが、ロシア勢がいないことと、若手選手の台頭もあり、勢力図が新しくなった模様。

男子シングルFPは6人全員いい演技で見ごたえあった!

対照的に女子シングルはミスが多かった印象だけど、最小限でまとめた三原舞依選手が初優勝、嬉しかった! フィギュアスケーターは10代で活躍することが多いから年長のように錯覚していたけど、まだ23歳、これからもステキな演技に期待。

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フィギュアスケートでは、特定選手については不自然に演技構成点が高かったり、エッジエラーやジャンプの回転不足が見逃されたりすることが、しばしばファンの間で物議をかもしているようだ。(「ようだ」というのは私はそこまで詳しくないので)

採点競技でない絶対的な勝ち負けのあるスポーツは公正でいいと思っていたけど、サッカーワールドカップの記事を読むとかならずしもそうではないらしい。

VAR導入前の審判は強豪国の主張に左右されがちだったそうだし、シード国の最初の試合は体力の消耗の少ない涼しい時間帯に設定されることになっているとか。強いチームが早くに敗退すると興行的におもしろくないという思惑があるそうだ。

いや、フィギュアスケートでも過去、1強だとおもしろくないからとライバルになりそうな選手に有利な採点にしてみたり、絶対的に君臨してほしい選手には理解不能な点を出してみたり、とシロウトでも思うようなことがあったなー…などと。

そんなつくられた枠組みをぶち壊してダークホースが出てきたときがいちばん興奮しますな。

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今週は私のもう一つの年末の風物詩、毎年12月に発売される中野翠さんのコラム集、今年のタイトル『いつか見た青空は』(毎日新聞出版)も無事ゲット。もはや惰性のような気もするけど、読めばやっぱりおもしろい!


忖度

2022年12月15日 | 昔はなかった言葉

なにぶん記憶があいまいで文中細かいところはいろいろ不正確ですが。

「忖度」は2017年の流行語大賞なのだそうだ。

すっかり定着。

話は違うが、昔読んだ佐藤愛子さんのエッセイで、自衛隊の海外派遣で息子さんを亡くした男性にマスコミが群がる様子を見て「惻隠の情はないのかっ!」と怒っていたら、若い女性から「ソクインてなんですか?」と聞かれて、怒りもしりすぼみになったというのがあった。

「惻隠」は広まらなかったが、「忖度」は広く使われるようになった。

相手の心をおしはかるという意味では似ていると思うのだが。

「惻隠」は「かわいそうと思う」と言えばいいが(表立って同情するんじゃなくて陰ながらという意味合いがあるから違うと思うんだけどね)、「忖度」には、その行為に該当する言葉が無かったからか。

さて、先日行った矢野顕子さんの「さとがえるコンサート」で、

「最近日本語が分かんないのよね。ソンタグ? ソンタクだっけ」

「ソンタク、忖度。ソンタグって笑」

というやりとりがあり、

「スーザン・ソンタグと混同するとはさすがニューヨーカー」と思ったことであった。

まぁ単に訛っただけという可能性もあるが。

私的におもしろかったのでちょっと書いておこうかと。


やっぱりナマ!

2022年12月14日 | 音楽

いや、ナマでなくても良いものは良いことももちろん分かっていますけども。今回は。

行ってきました!12月11日(日)NHKホール

「矢野顕子さとがえるコンサート2022」

身近にコロナ感染者が増えてきて、遠出せずに我慢したあげく日常生活で感染したらばかみたいと方針転換。人ごみを避ける、対面で飲食しない、アルコールは控える、帰宅後は抗原検査…と一通りの対策を取りつつ。

3年ぶりの東京!には、ほとんど感慨はなかったのだけど(これはトシのせいか…)、コンサート冒頭「BAKABON」最初の一音と「これでいいのだ~」が始まった瞬間「これこれ、これですよ!」と、うるっときた。

やっぱりナマの音はいいな。

改修なったNHKホール、見た目はほとんど変わっていないようだったけど、やっぱり音が良くなっているのかな。

そしてバンドのみなさん、ベース小原礼、ギター佐橋佳幸、ドラムス林立夫のカルテット(とは言わないの?)を私が観るのは、2018年、2019年に続いて3度目だけど、バンドがさらに進化したように感じた。

音響のせいか、ベースの音がよく聞こえたのもよかった。

正直みなさんお年だし、やわい演奏でも全然いいですという気持ちもあったのだが、失礼すぎた!(ほんとに失礼だが自分のブログなのでゆるして)

力強く歯ごたえばっちり。

懐かしく嬉しいあの曲この曲に過去がよみがえったりしつつも、「今ここ」のかっこいい演奏が嬉しい!

「ちいさい秋みつけた」の鳥の声みたいのとか、ギュイーンとギターが入るのもかっこよかったし、「LOVE LIFE」は私的には痛々しすぎて辛い曲のイメージもあったのだけど、おおらかな愛を感じた。年の功というものか(用法が違う?)。

そしてさらに新しい試み。宇宙飛行士野口聡一さんが宇宙で書いた詞に曲をつけて歌うというプロジェクト。

バンドで既演奏の「ドラゴンはのぼる」はもちろんかっこよかったし、弾き語りの「透き通る世界」がまたステキだった。

話題性だけじゃない。

これまでもカバー曲のほか、数々の詩人や普通の人の詩に曲をつけて歌ってきた矢野さん。矢野さんが歌うことで、詩(詞)が垣根なく心に入ってきたり、「こういうことだったのか!」と発見したりしたことが幾度となくある。

音楽家は言葉への感応力もすごいのねー。弾き歌うことで言葉が描く感情を同時体験していらっしゃる。そして聴く者にも伝播する。宇宙には正直あまり関心のない私ですが、聴きながらちょっと宇宙空間を感じた。いやマジで。

今回のコンサートグッズには、「げーかわいくない猫。いらなーい」と思っていたのだが(便利そうだったのでサコッシュは一つ開演前に購入)、上演中の「ショップ・チャンネル」にまんまとのせられ、バカ買いしてしまった。なるほどワニ猫かー(見えないっつーの)。たしかに「AKIKO YANO」の書体も高級ブランドのロゴにみえなくも…ない…。サコッシュも色違いでもう一つ買ってしまったけど後悔しないよ。

「これで年が越せます」と冗談めかして言ったりするけど、いやほんと「さとがえるコンサート」がコロナ前の数年間、私的にはすっかり年末の風物詩になっていたんだなー、歩きながら「そうだった、この年末感」と思い出した。

コンサートに行けるようになるまでに「野望を果たすべく奮闘する」と去年のブログに書いていたのに、なしくずしになっていったのは、我ながら残念感があるが、まぁよし。大いに刺激を受け、これからだ!


週報(12/2~12/8)

2022年12月08日 | 週報

サッカーワールドカップで大いに盛り上がった1週間であった。

クロアチアという国を知ったのはほとんどサッカーのおかげのような。

あの市松模様のユニフォームを見ながら、関係ないんだけど東京オリンピックの公式マスコット・ソメイティとミライトワを思い出した…

4年に1度のサッカーワールドカップ、なにぶんただのミーハーなもので、サッカーの試合を観るのはほとんどその時だけ。個人的に98年フランス大会は強烈に記憶に残っているが、その後はあいまい。(日本初出場での異様な緊張感。フランス語学習?で雑誌の記事とかも見ていた。自分も若かった)

歴代の優勝国や日本の対戦相手の記録を見て、あーそうだったとおぼろげな記憶がよみがえる。2000年代は結構イケメン推しな報道が多かったような。イタリア代表が活躍していたからかな。

その流れで、歴代日本代表の珍プレーやら華麗な技やらを編集したYou Tube 動画をたまたま見たら、すっかりハマってしまった。貴重な時間が…しかしワールドカップ本選だけでなく、予選から親善試合から全部見て、注目すべきプレイをピックアップして、個々の選手の特長欠点性格面白エピソード等も押さえてーと、どれだけの時間と労力を使っているのだろう。おそるべしサッカー沼。

動画を見ていて思ったのは、過去の試合での痛恨のミスや批判を浴びたプレイも、時が経ってみると味わい深かったり笑ってしまったりするんだなぁということ。仕事でミスしたときに動画を見て(自分よりはるかにひどい失敗に)慰められているというコメントもあった。実質的に役立っている。そこは動画制作者の人間性と視点にもよると思うけど。

「人生ダイビングヘッド」というチャンネルの一連の動画です。ナレーションがたまらん。あーおもしろかった。

にわかなので、ゴールを決めた選手にばかり注目してしまうけど、他選手の貢献があってのチャンスなんだなというのが分かったのも面白かった。

加えてたまたま見た「親善試合で日本を訪れたパリ・サンジェルマンFCのレセプションパーティーで、『キャプテン翼』の作者・高橋陽一先生のライブドローイングにメンバー釘付け」ニュース動画。すごいなー最強だなー(自分は関係ないけど漫画の影響力が)誇らしいなー。イベント進行管理者は猛省すべきだが。

ミーハー以外のなにものでもないけど、ネイマールがーエムバペがーメッシがー…準決勝、決勝も観たいけど、日本時間が0時か4時かというのが…

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そうそう、「ほぼ日手帳2022」12月2日のページ下にある言葉

「人には『ミラーニューロン』という神経細胞があるので、

動ける人を見るのはそれだけで快感なんです。

だから動ける人はモテるし、強い。

マイケル・ジャクソンもプリンスもそう。

ー二重作拓也さんが『強さの磨き方。』の中で」

とあるのが、「サッカー選手もそうだなー」と思う。


天才

2022年12月05日 | テレビ・ラジオ・映画など

NHK-Eテレで12月3日にやっていた「星野源のおんがくこうろん」

シーズン2(5)「レイ・ハラカミ」を観た。

コメントの矢野顕子さん

「(ハラカミさんに)いつも私が一番多く口にしたのは『あなたは天才なんだから』ということ」

「それも『矢野顕子が言うのよ?』って。それはそれだけ意味があるわけで」

「矢野顕子が言うのよ?」

星野源さんも言っていたが、サイコーですね!

大好きだー。

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ハラカミさんが音楽ではなく映像作家をめざしていた90年頃からのVTRに、同世代としてかなにかは分からないけど、しみじみした。

特別な機材を使っていないということに驚いたけれど、自分の部屋(写真だけの想像だけどマンションとかではなく昔の下宿感ただよう)で、馴染んだ機材で、自分の中にあるものを掘り続けるーというのが、私の中にある「90年代らしい感じ」がした。なにかそういう空気だったような。


心が折れる

2022年12月05日 | 昔はなかった言葉

土曜日朝、ながら見していた「チコちゃんに叱られる!」

「『心が折れる』というのはなぜ?」に目が留まった。

そうそう、こういう言い方、昔はなかったよなー。

自分の中では、心は柔らかいものというイメージだったので、いまだ慣れず違和感がある。

でも英語では「broken heart」とか言うから、そこから来てるのかなー。

私見では、一般的に使われるようになったのは、光ゲンジ「ガラスの十代」が流行ったころからかなー。

などと思っていたら、正解ははっきりしていた。

「神取忍が折ったから」

女子プロレスラー神取忍が1987年のジャッキー佐藤との試合で「心を折る」という表現を使ったとのこと。

なんと国語辞典(三省堂)にもそのように表記があるとか。知らなかった。

神取忍の当時の発言を記録した文献資料として『プロレス少女伝説』が紹介されていた。

これは読んだことがなかったのだけど、著者の井田真木子さんを思い出し、急に読みたくなる。

著作撰集を書店でも見ていたのだけど、買うまでには至らず、そのままだった。

今Wikipediaで内容を見たら、ますます読みたくなってきた。

図書館に入ってないかなー…

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その後「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」をやっていて、あ、これは前に観たことある、でも正解が思い出せないと思っていたら、4年前の放送VTRを流していた。4年も前だっけ、と、あらためてこの疑問をかみしめる。

答えは(うろ覚えで正確ではないですが)「ときめきがなくなったから」

…そ、そうか、な…?


週報(11/25 ~ 12/1)

2022年12月01日 | 週報

今週はスペイン語をやろうと思って、NHK語学講座アプリで聴いたり聴かなかったりしている「まいにちスペイン語」をまとめて聴いたり、録画がたまっていたNHK-Eテレ「旅するためのスペイン語」を消化したりした。

サッカーワールドカップグループリーグで日本が対戦したコスタリカ、あいさつ代わりの合言葉?「pura vida」という言葉の紹介も、「旅する~」で観たような。

サッカーといえば、今週ではなかったかもしれないが、NHKデイリーハイライトで、中川安奈アナウンサー(ネットでお名前確認)が、子供の頃プエルトリコに住んでいたことがあり、友達(だったか)にコスタリカに行ってきてもらったという取材VTRを紹介しており、本人もスペイン語で質問していた。NHK、さすが隠し玉(でもないの?)持ってるなー。ゲストの城田優さんも驚いていた。

まったくのにわかなので試合についてどうこうはまったく言えないけど、結構、実人生と重なるものがあるなぁなどと思う。

戦術がうまくハマることもあればうまくいかないこともある、敵を見てやり方を変えるべきだが、相手のペースに合わせていたら突破できない、とか、いろいろ....

そういえばサッカー名言集みたいなのがあったなぁー、あれはスペイン語ではなくて「旅するためのドイツ語」だったか。(出演はユージさん、と思って検索したらJOYさんだった…)

スペイン語に戻すと、前期は中南米が舞台で生徒役は二期目の伊原六花さん、いろんな国が知れておもしろかった。六花さんは理想の生徒、と思う。

今期はスペイン南部アンダルシアが舞台、生徒役は前園真聖さん。前園さんは実はもう初心者ではないのではなかろうか。が、番組内容はいまだまったく身につかない私にぴったり。フレーズの練習の仕方とかよく考えられてるなぁ…などと。

語学学習についてずらずらと書いている私だが、実はどの言語もまったく身についていない…ヨーロッパのクラブチームに所属しているサッカー選手って現地語でコミュニケーションしてるんでしょう~すごいなぁ。外国から来たお相撲さんみたいな感じなのかな。やっぱり必要に迫られないと身につかないなぁ…と思うけど、今は必要に迫られたときに速成できるよう、いわば土壌を耕しているようなものだと思ったりもしている。

まったく唐突だけど、スペイン語で「ボール」は「 pelota 」。「ペロタ」っておもしろい響きだなぁ。日本人にとっての第一外国語は英語よりもスペイン語のほうが入りやすい気がする。巻き舌は難しいが…