9月も今日で終わり。もっとなんでもさくさくと書いていきたいところだが。
もう1週間以上前になってしまったが、9月21日(土)は
SMA 50th Anniversary presents 矢野顕子&奥田民生「ラーメン★ライダー」
を観に上京した!
会場は昭和女子大学人見記念講堂。奥田氏曰く「学校のくせに」とても素敵な音の良いホール。交通誘導の人がたくさんいたのは、学校関係の人なのかな?
舞台の上には2つの大きなシャンデリア。チケット代11000円も取るんだし(とつい言ってしまう)バンドが入るのかなと思いきや、ピアノとギターの一騎討ち。いや勝負してるわけじゃないけど。シンプルにしてむきだしの最強。ピアノとギターのアンサンブル、好きなんだー。
奥田民生さんの歌を聴くのは実はけっこう久々。ソロ30周年なんですねー。
いやー良かった。年をとると昔の歌は高音で歌いにくくなるとかいうではないですか、そういう面で実はちょっと心配していたりもしたのだけど、力強い歌声。どんな歌も自分の歌にしてしまうところがあらためてすごいなー、と。
「ふりむけばカエル」は、自分のアルバムに入れても違和感ないかも的な。「ラーメンたべたい」には、「ハードボイルド」という言葉が浮かんだ。いやーそうなんだよ。ハードボイルドな歌なんだよなー。
前川清さん(「あなたとわたし」)や忌野清志郎さん(「ひとつだけ」)の風味が入った歌唱には、なるほどねーこうやって歌真似していくうちに確固たるオリジナリティをつくっていったのねー、「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」から来ているというし、好きな歌をまねて歌ってみるという音楽キャリアの原点を見る思いであった。
そして、奥田民生オリジナルの楽曲はやっぱり名曲揃い。心なしか、この日の空模様に合った歌詞が多いなーと思ったり…
矢野さんのピアノ・歌唱による「野ばら」「すばらしい日々」は本当に素敵だった。絶品。聴けて嬉しかった。
「すばらしい日々」といい、ユニコーン時代の「大迷惑」といい、「働き方改革」という言葉が影も形もなかった時代に、こんな歌をと、時を経て感嘆しきりなのだった。時代に受け入れられるべく曲調は軽快なところがまた。
「股旅(ジョンと)」は、かつて矢野さんがギタリストマーク・リーボゥとの共演で披露していて、私はそれで認識したのだった。いやほんと名曲です。
前進前進前進の旅だぜ♪ 元気出た。
全体に、さすらう心を思い出した。
30周年記念の奥田民生ライブ・ビューイングも観たくなったなー。
書籍も買っちゃおうかなぁ。
終わって時計を見たら20時ちょうどで驚く。2時間きっかりとは思えない充実した時間だった。
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3連休の初日とあって、新幹線駅周辺の駐車場がいっぱいだったり、日帰りは厳しいかもと思って宿を探したらどこもとんでもない価格になっていて憤りすら感じたり(連日宿泊サイトを眺めていたらキャンセル戻りらしい穴場価格の宿が現れ、わ、やっぱり行くしかない、と即決)、日程の前後にゆとりがなかったりとかいろいろあったのだけれど、とにかく行って良かった!
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帰りは、残念ながら好みのラーメンが見当たらず、カレーを食す。
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グッズのイラストTシャツが、愉快な気持ちになってお気に入り。気恥ずかしいが着て歩く。
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