宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ささいな発見、というか

2019年12月17日 | 日常の記録
1・
歌手やアナウンサーなど「声のプロ」も認める(公式サイトオンラインショップより)
「森下仁丹 鼻・のど甜茶飴」
矢野顕子さんのコンサートでも毎回販売されていて、毎回買っている。
「メントールで鼻のど爽快♪」が際立っているのはもちろんだけど、今年遅ればせながら発見したのは、口の中での滞留時間が他の市販の飴類よりも格段に長いこと。
小粒なのにずいぶんと「持ち」がいい。
小袋500円て割高と思っていたけど、この持ちの良さを考えると効力含めて妥当、もしくはお得だったのね。

2.
最近まぶたが重くなることがよくある。
眠いときはもちろんだけど、たくさん眠って眠くないときもまぶたが重い。
目を閉じるとラク。
美容広告で「老化によるまぶたの下垂」というのを見たことがあるけど、なるほど、これは目の周りの筋肉が衰えているからなのか。
足腰と同じで、鍛えることで老化曲線を緩やかにせねばなるまい。
でもどうやって?

3・
びろうな話だが
トイレで便座に座っているときにふと
「そうか『ふんばる』の語源はこれだったのか。淑女が使うべき言葉ではないな」
と新たな発見をしたように思った。ヘウレーカ! ユリイカのほうがなじみがあるけどね。

が、辞書で確認すると「踏ん張る」で、トイレは関係ないらしい。
なーんだ。
いずれにしても淑女は言わない気がするけど。

都会では映画を

2019年12月14日 | テレビ・ラジオ・映画など
さとがえるコンサートの翌日は映画を観に行った。

『私のちいさなお葬式』@シネスイッチ銀座
公式サイト

NHK『まいにちロシア語』テキスト連載の「ロシア映画の虜」(杉浦かおり)というコラムで知ったのだけど「お葬式」というタイトルに反応してか、開場前からわりと年配の方々が列をつくっていて、意外だった。
まぁでも盛況でなにより。ミニシアターがにぎわっているのが都会のいいところだよなぁー。

期待通りとてもおもしろい映画だった。
もっとこういうロシア映画を観たり、日常会話に浸ったりしたら、ロシア語力も自然に向上しそうと思えた。
(長年の断続学習で、基本語と基本文法は一通り分かったつもりだけど、定着しないのが悩みなもので・・・(^^;)
田舎の寂れ方とか(でも良い人間関係があっていいなぁ)、高齢の親と子供の関係とか、もはや万国共通だなー。
劇中、ロシア語版「恋のバカンス」が流れるのだけど、ロシア語版の歌詞を検索しなくては。
(覚えたい)

上映前の、いろんな映画の予告編の中では、シャルロット・ゲンズブールが母親役で出ていてびっくり。(『母との約束、250通の手紙』)
・・・まぁ、薬師丸ひろ子さんが母親役をやっているのと同じで、不思議でもないんだけど。

やっぱり映画っていいなぁ。
もっと観たいなー。
(もはや年1回ペース!?(^^;)

ハシビロコウが光ってる

2019年12月14日 | 音楽
さてさて遅ればせながら、
12月8日は
矢野顕子さんのさとがえるコンサート2019@NHKホール
に無事、行って帰ってきました!

当日早めに渋谷に着いて、まずは新生渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」での「アッコちゃんとイトイ。」展へ。
7階までとは異質な空間。今の渋谷での一般的な集客力はどうなんだろうー
ちょうど、「ほぼ日曜日」オープン初日の矢野さん出演イベント映像が流れ、1時間ほど観る。
最後まで観たかったんだけど、開場前に早めに並んでグッズを買いたい!というのもあって、ちょっと早めに退場。NHKホールへ。17時開場だと思ったら17時15分だった。が、まぁ代々木公園青の洞窟イルミネーション点灯の瞬間も見られたし、ま、いいか。
今回のグッズ、江口寿史氏によるアッコちゃんがかわいくて、プロに嫉妬してもしょうがないんだけど、ちょっと悔しかったり?も(こんなに描けるのがうらやましい)。それにしても「ほぼ日曜日」でもポーチやらバンダナやら買っちゃったし、今年はグッズ関係で散財したなー・・・

今年も去年に引き続き、小原礼(ベース)、佐橋佳幸(ギター)、林立夫(ドラムス)各氏とのバンド形式。
代表曲を多く揃えた、「貰って嬉しいお歳暮特選詰め合わせギフト」的セットリスト(?)
私の中では後半の「Paper Doll」が白眉だったかなー。
NHKホールってやっぱり音が良いのかなー。
それぞれの楽器の音がすごくクリアに聴こえる。
ピアノの音も「ベヒシュタインだな」って思った。
と、昔はもっと1曲1曲に自分の思いを投影して聴いていたのに、自分の聴き方が変わったことについて考えたりもした。いいのか悪いのか分からないけど。

後半ゲストの小田和正さんが登場して矢野さんと2人で2曲。
やっぱりステキな歌声だった。
昔はお金がないから単独ライブはあまりなくて、何組かと合同ということが多かったというお話で、それが今フェスという形で回帰してるのかなと思った。

矢野さんが息を切らしている時でも、バンドの男衆は涼し気な顔で飄々としてみえたのが印象的だった。(前の方の席だったので表情もみえた)
大人の余裕、というかペース配分がうまいのか。

とにかく今年も来られてよかった。
決して当たり前のことではない。
新曲の作詞は70代(糸井さん)、作曲60代(矢野さん)、そして、聴くほうは50代(私)というのに「ああ高齢社会」と薄暗い気持ちになったりもするんだけど、きっと何か価値観の転換が必要なんだな、新しい考え方が必要なんだな、と思う今日この頃。

帰り道「青の洞窟」イルミネーションの中で、グッズのトートバック(深谷かほるさんの絵のラーメンどんぶりが入っている)に描かれたハシビロコウが光っていた。蛍光塗料だったのね(^^♪

芸能人オーラに驚く

2019年12月12日 | テレビ・ラジオ・映画など
12月11日、たしか『ねほりんぱほりん』を録画しようとして、ふと、テレビ番組表の『NHK俳句』に目が留まる。
題「ポインセチア」 司会:岸本葉子 選者:長嶋有 ゲスト:稲垣吾郎
なんとなく録画予約して翌日観てみた。

びっくりしたのが、ゲスト稲垣吾郎さんの圧倒的オーラ。
きらきらしているのよー。

岸本葉子さんはテレビ出演も多い才色兼備のエッセイスト、長嶋有さんはお見かけする似顔絵そのままの存在感あるキャラクター、お二人とも私の中では親しみのある(文章を読んでいるから)「有名人」。
そういう意味では、吾郎さんと同等の感覚で観ているはずなんだけど、なぜだか吾郎さんが特別輝いて見える。お三人が並んだ画面では目をこすって凝視してしまったよ。

いやーこれぞ「ザ・芸能人」。
すごいねーやっぱりねーまとっちゃってるのね芸能人オーラを。

初めてという俳句がまた良い感じで感心してしまった。
「ポインセチア」という題を見たときに「あんまり興味ないなーつまんないかも」などと思ってしまったわが身を反省・・・紹介された投稿俳句も興味深く。俳句も面白いなー。
(でも読むのは面白いけど、自分ではつくれそうな気がしない・・・)

文芸に近接して違和感のない、内実の伴った芸能人って貴重な存在。
文化系芸能人として、これからも活動の幅が広がりそう。




楽しみ

2019年12月05日 | 日常の記録
12月8日はいよいよ矢野顕子さんのさとがえるコンサート@NHKホールである。
チケットも届きまして、おっこれは良席!?と嬉しい。
にわかにそわそわ。
運転中の音楽もしばらくはアッコちゃんオンリーにして予習しておこう。

上京は、8月末のブルーノート公演以来。
この時の感想とか上京日記とかブログに書こう書こうと思ううちに日が過ぎてしまった。
あっという間。

噂では渋谷の街はずいぶん変わったというではないですか。
渋谷パルコとか他にも?
おのぼりさんだわー。
「アッコちゃんとイトイ。」の展示、見られるかなぁー。

コンサートグッズも今回は全部ほしい!
ちゃんと買えるかなー。
今回は抽選会とかいうのもあるのねー。
早起きしないと間に合わないなー。
ちゃんと計画を立てて、新幹線の時刻表もチェックしないと。
(常にギリギリ。大体はいきあたりばたりなのだった(^^;)

天候よく、自分含め誰も病気もケガもしませんように。

久々/おしんと少年

2019年12月02日 | テレビ・ラジオ・映画など
早くも12月である。またブログ更新の間が空いてしまった。
気軽にブログを更新できるような環境を整えたいものだ。
(スマホで文字を打つのはどうも気が進まず・・・)

BSで再放送中の朝の連続テレビ小説『おしん』
おしんの息子「雄」役が松田洋治さんに切り替わったのをきっかけに継続視聴再開。
ジブリ映画の声でも有名だけれど、私的にはこれとか同じNHK大河ドラマ徳川家康の少年時代とか、TBS『家族ゲーム』とか、検索してみたらいずれも1983年だった、この頃のイメージがずっとある。
つまりはファンだったのだ(^^
子役として抜群にうまいのはもちろんだけど、多くの人が心に思い描く「少年」のイメージにぴったりなところが、多くの作品に起用されてきた理由なんだと思う。
ドラマ・映画界でのこの「少年」の系譜は、のちに嵐の二宮くんに受け継がれたのかななどと、ふと思ったり。
彼も30代の今は、うーん誰だろう、鈴木福くん、かなぁーちょっと上記2人とはタイプが違うかもしれないけど。

『おしん』は、うちに全4巻のシナリオ集があり、今はどこかに行ってしまって残念だけど、ヒマな学生時代に読んで、リアルタイムで観ていなかった部分を補完していた。
(リアルタイム放送は私の中学時代。休み中とか早く帰れる日とかにとびとびに観ていた)
シナリオでだけ読んで印象的だったのは
「万葉集・・・母さん知らないわ。雄もだんだん母さんが知らないことを勉強して、母さんが分からないことを考えるようになるんだわ」
ここで万葉集を出すのが、深いというかうまいというか、とにかく記憶に残っていた。
それと、別段印象的ではなかったんだけど、今日の放送分の
「羊羹かあ。あるところにはあるんだね」(昭和18年。物資窮乏の中、軍関係では手に入った)
というのが、あっこれは活字で読んだ記憶がある、とふいに思った。
当時の人の気持ちになってて読んでて「羊羹!あったの」と感情移入して記憶の底に刻まれていたのかな?

話は飛ぶけど、イラストレーターきたむらさとしさん描くところの「柴田くん」とか、鷹の爪団の「吉田くん」とか、なんだかムッとした男の子の絵に心惹かれるのはなぜだろうと思うに、これは、こういう外見の人が好きとかじゃなくて、自分自身の中にある男性的側面を反映しているからなのかな?とふと思った。
私の中の女性的側面は、結構温和で穏やかなんだと思うけど、私の中のこの柴田くん吉田くん的な「少年」が、私の全体的パーソナリティを混乱させているような気がする(^^;