宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

行ってみたいなよその国(?)

2023年09月28日 | 週報

おもしろいことが書けないなーとためらっていると、どんどん日が過ぎていくので、あまり考えずに備忘録を。

ここのところ観たテレビでは

「マツコの知らない世界」の「台湾夜市SP」で台湾へ行きたい熱が高まったり。(案内人さん、学生時代にハマって1年休学して住んでみるとか、いいなぁうらやましい… 私はマツコさんほどではないが、行ったことがないのに、ガイドブックとかで知識だけは仕入れていた…)

「ボンジュール!辻仁成のパリごはん」でサン・マロの美しい景色にフランスの海辺へ行きたい熱が高まったり、犬の三四郎くんのかわいさに和んだり、辻さんの前向きポジティブパワーに感化されたり。オランピア劇場での公演、出演が名誉なことはもちろんだけれど、これまでオランピアに足を運んだことがなかったフランス人が、辻さんが出るからと初めて来場して、場の雰囲気を喜んでいる感じもなんだかよかったなぁー

「サグラダ・ファミリア2023~ガウディ100年の謎に迫る~」で、いろいろもの思ったり。

ウェブサイトに「『イエスの塔』の建設が、ガウディ没後100年の2026年を目指して進んでいる」とあって、はー…ということは、1986年は没後60年だったのだなとふと思う。

前にも書いたが、外尾悦郎氏の著書『バルセロナ石彫り修業』が全国読書感想文コンクール課題図書だったのが1986年だったので。

思えば外尾悦郎氏が彫刻部門を担っているってすごいことなんではないか。もしかしたら、おかげで景気が良かった頃の日本から資金提供があったりして、建設計画を利することもあったかもしれないけど、そもそもの始まりはそんなことはまったく期待されていなかったと思う、何者でもないただの若者で、ちょっと彫らせてよくらいな感じで始まったんじゃなかったかと思う。

ふと、バルセロナって懐が深い都市なんだなー、外国人とかそういうことを気にしないんだなーと、あらためて思う。

思えば、かつてのバルセロナオリンピックで坂本龍一さんが音楽監督だったというのも、比べるのも悲しいけど2021年の東京オリンピックとは、考え方が全く根本から違っているんだなー…と、連想が飛躍するようだけれど、とにかくそういうことを感じた。


新しい1年

2023年09月16日 | 週報

9月は私の誕生月で、今年54歳になる。

54…

54=27×2 また 18×3 でもある。

すなわち、54歳とは「2回目の27歳」「3回目の18歳」と言えないこともない。

だからどうだというわけでもないけど、まあそういうことである。

(「6回目の9歳」とも言える…もう5回も9歳児をやっていたのか…と書いてみるとほんとにそんな気がしてくる)

これまでへの感謝と、これからどんな1年にしようかなと思案。

とりあえず、週1を目安にブログの更新は続けようと思う。

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8月に東京に行った折、思い出して「村上春樹ライブラリー」(早稲田大学国際文学館)を訪れた。

夏休み中だったからというのもあると思うけど、静かでのんびり過ごせそうで良いところだった。カフェのカレー(栗原はるみさん監修。きゅうりのたたきが特においしく家でもつくりたい)とコーヒーもおいしかった。接客の学生さんも好印象。

そもそも早稲田大学、初めて訪れたのだけど、街中にありながら、緑が豊かで開放的でいいところだなーと思った。学生さんがうらやましい。

…ということをふと思い出して書いてみたのは、今後のテーマを「1に健康」とすると「2は学び」かな、などと思ったりしたので。

これまで、「同年代の人は社会に貢献し、若者を指導する立場にいるのに、私ときたらいつまでたっても、教わる方にばかりまわろうとして…」と自分の駄目さを感じたりもしていたのだが、どんな人でも「学び」は大切。

具体的に何がどうということではないんだけれども…

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今週は(体調普通での隔離生活で余裕があったためもあるが)録画して観ていなかったテレビ番組を結構消化した。

「ドキュメント72時間」「ふるカフェ系ハルさんの休日」「映像の世紀 バタフライエフェクト」「クラシックTV」「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」…

個々の内容に触れると長くなるので、また思い出したときに。

いろんな人のいろんな人生があるなーとか、旅に出たいなーとか、でもいろんなことを知ったり整えたりするために家にいる時間もほしいなー、とか、いろいろ思う。


さけばなくてよかった...(反省)

2023年09月08日 | 週報

新型コロナウイルスに感染してしまった。

5日、職場で抗原検査をしたところ陽性反応が。

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9月1日からの動きを振り返ると

(毎日検温 2日夜36.8℃が最高 大体36℃前後)

1日 仕事忙しい 同僚やその家族が陽性で欠勤者が相次いでいた。

職場(高齢者福祉施設)の利用者でも陽性者がぽつぽつと。 

2日 仕事忙しい 疲労と頭痛 でも明日のために乗り切る

3日 6時半の新幹線で 八ヶ岳高原ロッジへ 帰りは23時前

4日 仕事忙しい 弁当残す 鼻水出る 喉の通りが悪く時々咳払い 

でもこれでハードスケジュールはひとくぎり 乗り切った!

5日 たっぷり眠ったらやっぱり回復 夜勤のため出勤すると、同僚にまた陽性者が出た話があり、喉声だから検査してみたらということでー

それから隔離生活をしているのだが、

体温は平熱 味覚も普通 しいていえば喉の通りが若干悪いくらい?

しかし、なんかもういいんじゃないかと思って抗原検査してみると、やっぱり陽性なのだった。

まぁそれは自分の免疫力をほめるとして

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問題は

私は2日にはすでに感染していて、3日私はウイルスを八ヶ岳に持ち込んでしまったのでは!? ということで、さーっと青ざめる。

今更ながらの反省として

・出かける前後に抗原検査をしなかった。

(具体的な症状がないときちんと反映されないことがあると聞いて、症状がないのにしてもしようがないと思うようになった…ような)

・移される心配はしても、自分が感染源で人に移すかもという心配はしていなかった。(都会の人ごみの中じゃないから大丈夫という気持ちがあった)

・感染対策として「体調が悪い時は外出を控える」ことがあり、自分も「それが一番だよねー」と思っていたのだが、自分事となると冷静な判断が出来ていなかった。

疲れていてもそれは「普段と違うことをしているから」と思って、「体調が悪い」に結びついていなかった。

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次に、道中・滞在先でウイルスをまき散らしていなかったか検証してみると

一人旅なので会話することはほぼなし

マスクは常に着用

列車内は空いていた。往復ほぼ寝ていた

八ヶ岳高原ロッジは送迎バス含め、感染対策がしっかりされていた。

ロビーでは、他の人と距離を開けて座った

公共のものに触る前は消毒液でシュッとやっているからセーフ?

食事はテラス席だった。従業員の方は正面に対峙することはなく、脇からサーブしてくださった、と思う。

遊歩道では他の人とかなり距離があったからセーフ

(それにしても遊歩道とみれば、疲れていても歩かずにはいられない自分、実は相当体力があるのではないか…)

売店の方と音楽堂のチケット担当の方とは対面で話をしたが、短時間だったからセーフ?

コンサート会場でもマスク着用。声は発せず咳払いもしなかったはず。しかし、ペットボトルの水を飲むときと、森下仁丹の「鼻・のど甜茶飴」を舐めるときはマスクをはずした。

自分が「感染源」だと思うと、やっぱり「マスクをしていてよかった…」と思う。手指消毒も「移さないため」だと有用性がはっきりする。

…と言っても、申しわけないことに変わりはなく。

八ヶ岳高原ロッジとそこに集う皆様に何事もなかったことを祈るばかり。

本当にすみませんでした。

万が一矢野顕子さんが感染していたらと気が気でなく、Twitter (じゃなかったわX)が更新されているとほっとし、7日のコンサートも無事に終えられたようでひとまず安心した次第。

長くなってしまったが、新型コロナウイルスに関しての自分の反省と、ご覧になった方にも何かの参考になればと。

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コロナとは別の謝罪として、私はなんとコンサートチケットのことをすっかり忘れていたのだった。音楽堂のシステムは独特で、電話予約後、予約確認のハガキが来て、そのハガキに書いてある振込先にお金を振り込むとチケットが送られてくる。振り込まずに当日ハガキを持って行ってチケットを購入することもできる。私は事前に振り込んでチケットもそういえば届いていたのだが、ハガキを持っていけばいいと思い込んでしまったのだった。送迎バスの時間やレストランの割引も書いてあるし…すぐ振込確認してもらって事なきを得たのだけど、係の人のあの一瞬の不審の眼(あたりまえだ。ハガキを持っている人はチケット交換のためにお金を払わないといけないのに「もう払ってます」とウソをついているようにもみえる)はやっぱりちょっと悲しかった…一瞬ではあったけど


大きな声でさけびたい

2023年09月05日 | 音楽
(山が雲に隠れていますが)やっほー
 
すばらしかったー!
行ってきました。
9月3日(日)
矢野顕子 弾き語りコンサート @八ヶ岳高原音楽堂
 
 
ピアノだけのコンサートに行くのも4年ぶりなのだった。
ブログで確認すると2019年にベヒシュタインサロンでのファンクラブイベントに行っていた。懐かしい…
 
八ヶ岳高原音楽堂のピアノは Steinway & Sons。
高原の木々のように(?)あくまで自然な、でも調和のとれた美しい響き。
矢野さんのピアノはまたまたさらに進化していた??
 
後述するんですけど、個人的に疲労により「考えるな感じろ」状態、その分感覚は個人比で鋭敏になっていたと思う。ピアノの音が体に沁みたなー。
 
久しぶりの「 David 」や 「GREENFIELDS 」はやっぱり嬉しかったなー
「春咲小紅」を推していたふうもあり、YMOメンバーとともに活動していた頃を懐かしんでの選曲もあったのかなー、などと思ったり。
 
が、「春咲小紅」は、「潮騒のメモリー」とどっちがいい?という客席への問いかけに、「潮騒のメモリー」のほうに軍配が上がり、アンコールに持ち越されることに。
 
アンコールでは、「春咲小紅」「ラーメンたべたい」「中央線」から2択ということで拍手が募られたが決まらず。
(「中央線」に拍手が多かったのが意外だったが、後で気づいた。八ヶ岳に来るのに中央線から乗り換えて来た人が多かったのね。)
「3曲とも」という声にも押されてか、結局はメドレー形式で3曲ともやってくださった。繋ぎの演奏がまたすばらしかった。
 
しかし、
と、ここからはまったく個人的な感想です。モードチェンジ。
「3曲とも」の声が挙がった時の、私の内心のさけびは
「3曲もやったら、もう『千のナイフ』は無理じゃないの…」
 
今会場での2回公演のうち、前日3日の公演では、高橋幸宏さんの「仕事を終えたぼくたちは」と、坂本龍一さんの「千のナイフ」を演奏したという情報を得て、実はとても楽しみにしていたのだった。
特に「千のナイフ」は別会場の弾き語りコンサートでもやっていたそうだし、聴けるものだと思い込んでいた。
ピアノだけのバージョンをぜひとも聴きたいな、と。
 
アンコールの曲を決めるまでのああだこうだの間に、よっぽど
「『千のナイフ』をお願いします!!」
と、大声でさけびだしたいところだった。
 
・・・
コンサート自体は本当にステキだったので、自分の虚脱ぶりに、思っていた以上に千のナイフを期待していた自分に気づかされた…。情報化社会の弊害? 直近のコンサートでどんな曲目を演奏しているのか知らなかったら、思い込みでがっかりすることもなかったのだ...
(あ、これはもちろん自己責任です。行けなかった公演の内容を想像するのも楽しいんだもーん。情報は本当にありがたい。ただ「ひとつだけ」が聴けなかったらガッカリする人が相当数いるのと同じ感じで、私は今期のハイライトは「千のナイフ」と思って、当然やるでしょと待ち構えていたのだな...)
 
客観的に見て、プログラムとしてもバランスが取れているし、どちらかといえば八ヶ岳ファンで、たまたま矢野さんのコンサートに来たという人が、終演後、記念にCDを買って帰りたくなる構成かなと思った。



開演前。私の座席位置から撮影。ありがたき仕合わせ。
その後、前方に人が座られ、若干視界が遮られたが…