17日放送NHKBS「ボンジュール!辻仁成のパリごはん 2022春」を観る。
ビジュアルとしてはフランスのアスパラガスの太さにびっくり。
フランスのいちごも日本のと同じくらいきれいな形。
辻氏は息子さんと二人暮らしになってから9年が経過したのだそうだ。今年息子さんは大学生。
9年といえば、小学校後半から、中学校、高校の全期間が入っているわけで、大変な時間だ。辻氏は今62歳だそうなので、50代の大半を思春期の子供と向き合いながら仕事と家事を両立させていたということで、なんという体力気力だろう。
番組の最後のほうでブログの一文が紹介されていて
「百の大変が、一つの幸せを持ってくる。その一つが欲しくて、ぼくは毎日這いつくばっているのである。」
…私は「大変なことが百もあるんだったら、その一つの幸せは諦めよう…」と思いがちだったな…そこが違いだ…
ブログやツイッターも時々読んでいるのだけど、更新が頻繁で全然追いつけない。
6月30日に『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』という新刊が発売されるそうで、実はとても楽しみにしている。
辻氏といえば、昭和末期?ニッポン放送「オールナイトニッポン」の月曜2部をやっていて、私は月曜日は聴いていなかったのだけど、1部のデーモン小暮閣下(当時)が「愛をぅ!」とモノマネしていたのが、最初の認知だったような…
バンド活動時はほとんど知らなくて、作家デビュー後も読んではいなくて、文学ミーハー的には良い印象はなく、芸能ミーハー的にも「辻氏でいいのか」とそれぞれの時思った記憶があって、後年知り合った人が辻氏のライブに行ったことがあるというのを聞いて「…ふーん」とちょっとひいたりしたこともあったのだが、いつごろからか、ぐるりと印象が変わったのである。