宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

心残りは

2016年12月29日 | 音楽
矢野顕子さんの鎌倉芸術館でのリサイタル、行きたかったなぁ。
弾き語りコンサートに関しては、基本的に近くに来て下さったときに行くということにしていたのだけど、なんといってもデビュー40周年イヤーの締めくくりだしなー。
鎌倉芸術館のピアノはすばらしいってきくしなー。
よっぽど当日券目当てで行こうかなと思ったのだけれど、後を考えて諦めた・・・
アンコールではSMAPの「しようよ」をやったそうで!
弾き語りアルバム「Home Girl Journey」に入っていて感激したのは16年前のことなんだなー。

今の私は「話はしなくて黙っててもいいんじゃない?」なんて思ったりもしますが(^^;
変わるねー。
いやしかし、いま「しようよ」の歌詞を思い出すと、これSMAPファンの気持ちを代弁してるような気もしたりして。「目をみれば分かるなんて・・・ちゃんと言ってほしい。どんなことでもかまわないから話して」なーんてね。

今もうだいぶ忘れちゃったけど、私もSMAPに救われていた一時期があったのだった。アルバムも持っていたもの。アンソニー・ジャクソンほか一流ミュージシャンが参加してて豪華な音だった。

と、話がSMAPに逸れていった。
鎌倉といえば、音楽カテゴリーの話ではないけれど、鳩サブレーの豊島屋で出している卓上カレンダーも買いに行きたかったのだが。
すごくかわいくてお気に入りだったのだ。(ブログのどこかに写真アップしてあります^^)
来年はもう売ってないだろうしなー。(そもそも今年出しているのかも分からないけど)

またもうひとつの心残りは、原宿の喫茶店 SEE MORE GLASS さんで展示中の「Dearアッコちゃん展」を観に行けそうにないこと。
さとがえるコンサートのときは開場時刻ギリギリで立ち寄る時間がなかったのだった。
1月3日までの上京は、まず、無理・・・

上京といえば1月から2週間限定上映の「SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~」も観に行けるか分からない・・・これ事前予約が必要なのかしら?レイトショーなのかしら?

まぁ、うん、地方在住者としては今年はよくがんばった。というか、ステキなライブをいくつも観られて本当に幸運だった。これ以上を望むのは贅沢というものだろう。
来年も節度を持って、日程体調その他調整して(これ前にも書いたか)ライブを楽しもうっと。


境界なし3

2016年12月26日 | 音楽
(12/29記)

行ってきました!
東京スカパラダイスオーケストラ2016ライブハウスツアー「Paradise Has No Border」
@なんばHatch

グッズ販売の列に並びながら、何気なく会場掲示板の文字を見ていたら
なんと、トランペットのNARGOさんがインフルエンザのため出演見合わせとのお知らせが!

No Border の最たるものがウイルスだからなー・・・
ってそんなオチ!?

もーほんとに「インフルエンザに往復ビンタぶちかましたい!!」(by沖さんTwitter)
って感じだったけど、
そこは百戦錬磨のスカパラさん、サイコーに楽しく、そして心に残る千秋楽だった。
NARGOさんの不在を見事にカバーしつつも、随所に「NARGOもいるよ」というのを感じさせてくれて、わーなんて言っていいか分からないけど、メンバーの結束とかかけがえのなさとか、そして「スカパラのあり方」とかいろいろ思って、今回ライブに行って、ますますスカパラのことが好きになったなー。

・大森さんの販促タイムでの「落とし物は拾ってあげてね」の言葉が個人的に嬉しかった(^^)
・北原さんのコーナーには爆笑してしまいました。くー。
・欣ちゃんがギターのコードをひとつひとつ押さえるのに、初心者の私は(自分で弾く気はないけど)興味津々。
・GAMOさんの「SWEET MEMORIES」から「ずっと」は、じーんときた。演出として、有名ジャズアルバムジャケットのポスターをめくると、そこには歴代スカパラメンバーのパネルが。新参ファンだけどスカパラの歴史を知った1年の締めに個人的にも嬉しい、今ライブ屈指の名場面名口上。
・「水琴窟」が聴けて嬉しかった!
・本日のパフォーマーに横山健登場!コマさんの風呂敷を背負っていたよ。クラウドサーフっていうんでしょうか、前の人の肩からよじ登って転がっていくお兄さんが何人もいて、わわ、しまった、こっち来ないでよねーと思ってしまったけど、イキのいい若者の姿にステージ上は嬉しかったと思うし、迷惑っちゃあ迷惑だけど、初めて見たのでおもしろかった。

なんばHatchは天井が高いからか、押しくらまんじゅうに乗るコツを覚えたからか、思ったよりも疲れなかった。というか、疲れていたのが元気になった(^^)/

貴重な休みは1月のライブのために取っておいたほうがよかったかなーとちらっと思ったりもしたけど、やっぱりツアー最終日、行ってよかった!
観ていなかったメンバーのコーナーも観られたし、大満足。

今年はほんとにいい1年だった。ありがとうありがとう。(うまく文章を終われない(^^;)

スタンダードにして瑞々しく

2016年12月18日 | 音楽
(12/21記)
風邪気味に加え、腰痛、頭痛と体調不良で困ったものですが、まーそのうち良くなるでしょー。
楽しいことを反芻して乗り切ろう。

12月18日
行ってきました!
「さとがえるコンサート2016 矢野顕子+TIN PAN(細野晴臣/林立夫/鈴木茂)
ゲスト:岸田繁(くるり)」@NHKホール

TIN PANと一緒のさとがえるコンサートはおととし去年に引き続いて3回目。
過去二回のDVDも出ている。
発表があった当初は「今年もTIN PANとかぁ・・・」と複雑な気持ちだったのですが。

今年観て、もうこれからも毎年「矢野顕子+TIN PAN」でやっていただいていいです!と思った。
個人的にはおととし去年よりもさらにずっと好きな内容だった。
どなたかのTwitterにありましたが、矢野さん主体というよりも「矢野顕子+TIN PAN」というバンドのバンマスが矢野さんだと思えばいいんだな。

まとまらないので箇条書きで思い出したことを書くと
・冒頭は「ひとつだけ」「電話線」の名曲2曲のソロ弾き語りでスタート。矢野さんの声はとても伸びやか。あー弾き語りのコンサートまた行きたくなっちゃったなー。おしゃべりも絶好調。
・今回ツアーでスタンディングの会場もあったためか、お尻がムズムズ立って踊りたくなるアレンジが多かったような。(同じ姿勢でじっと座っているよりも、立っているほうが案外ラクだったりもする近年の私。細野さんも座っているよりも立っていることのほうが多いなと思ったんだけど、同じ理由かな、なーんて)
・鈴木茂さんはギターも歌もカッコイイ! 最近ギターに関心が出てきた私、全然分からないながらもいろんなギターにワクワク興味津々。
・「ごはんができたよ」で林さんのドラムスの特徴をはっきり認識。ただ叩いてるだけなのに、人によってドラムの音ってずいぶん違うんだなーというのも近年の私の発見。(←音楽シロウトの発言(^^;)
・ゲストの岸田繁さん、さとがえるコンサートで共演した数年前(と思っていたけど、干支が一回りしていた・・・)は、まだ「京都の大学生」的風貌だったと思うんだけれど、すっかり貫禄が。お洋服はヘンだったけど(ってブランドものだったりするのかな(^^;)。久々「PRESTO」は嬉しく、NHKEテレ「ミュージックポートレート」→新曲ダウンロード→書籍『くるりのこと』を読む、とちょっとくるりづいていたこともあり、特に「東京」はずっしりきた。
・今回途中に20分の休憩があったのだけど、みなさんに最高の演奏をしていただくためなら休憩大歓迎。その間に鈴木茂さんの物販コーナーを見学。販売の女性の方の愛溢れる口上にほれぼれ(「これがコンサートで話題に出たブックカバーです。どうぞご覧ください」という感じで)「すべて手作りです」の言葉に、そうか、革細工がご趣味なのね、と今更ながら。
・アンコールは、岸田さんが三線を持って参加し、間に「Jin Jin」を挟んでの「ルーチュー・ガンボ」。私の中での「沖縄といえばソング」が更新された!
今回演奏の「ルーチュー・ガンボ」と「香港ブルース」聴きたさに、後日アルバム『泰安洋行』を購入。好きだー。こういうきっかけがあって嬉しい。(細野さんの70年代のアルバムは、矢野さんによるカバーが多い『HOSONO HOUSE』しか持っていなかった)
・アンコール最後は「ろっか・ばい・まい・べいびい」こういう終わり方もいいなぁ。今回検索して初めて知ったことにこの曲はいまやアニメ『あたしンち』のエンディングとして知られているらしい。

TIN PANとの共演1・2回目は、懐古的な気分になる面もあったと思うけど(特に観客側に)、3回目の今年は、バンドとして前進している感があって、ベテランなのにフレッシュ!な感じがした。
というのが、これからもやっていただきたいと私の中で考えが変わった理由かな?
(自分でもよく分からないがうーんと考えて)

境界なし2

2016年12月17日 | 音楽
(12/18朝記)

行ってきました!
東京スカパラダイスオーケストラ2016ライブハウスツアー
「Paradise Has No Border」@富山MAIRO

疲れたけど楽しかった!
楽しかったけど、疲れた・・・

後方にいたのだけれど「できるだけ前に詰めてくださーい」の声で、全体が前の方にかなり圧縮。
さらにメンバー登場でぐいぐい押されて、相当前で観られたのは嬉しかった!
・・・嬉しかったんだけれど、全体を見渡す余裕がなくなるので、難しいところ。
後ろにいたら前に行きたくなるだろうし・・・

内容は初日のなんばHatchからぐぐーんと進化、プログラムとして「締まった」印象。
そうなってみると、初日のちょっとまったりした感じが懐かしくなったりもして(^^;
あの時は、押し合っているのは前の数列だけだったので、落ち着いて観られたからというのもあるんだけれど。

押しくらまんじゅう状態というのは親和感が増すんでしょうかねー。
それもあっての高揚感は格段に大きかった!
が、沖さんのソロコーナーで(押し合いがなくなって)一息ついてほっとした感があったことは否めない。
「音楽を聴いている」感もやっと(^^;

や、もちろんみなさんそれぞれすばらしかった!
特にNARGOさんのトランペットはやっぱりいいなー。
今回はNARGOさん加藤くんのコーナー進化バージョンをお腹いっぱい堪能しました!

やっぱり思い出すと近くで観られたのはよかったなー。
川上さん欣ちゃんも最後には前に来てくれたし。

そもそもしょっぱなから大森さんのパフォーマンスで怒涛の盛り上がりであった。
しかし、販促タイムで、はっ、と首のタオルが無くなっていることに気づき、個人的にはショックでしょんぼり・・・
今回ツアーグッズのタオル、入場前の防寒にとても役立ってくれて愛着あったのよね・・・
まぁ、眼鏡や貴重品でなくてよかったと気持ちを切り替えましたが。
タオルはまた買えるしね(たぶん・・・在庫があれば・・・)

MAIROは空調が悪いのか、観客はもちろん汗だくだけど(終演後の床のべたつきが恐ろしかった(^^;)、メンバーみなさんのスーツにも広範囲に汗が・・・
みなさんほんとうにありがとう!!

やっぱり体力は大事。
今回はちょっと私の容量が少なくなっていたような。
ライブをもっと楽しめるように体力つけようっと。

終演後はドリンクの水500ml一気飲みしてまだ足りなかった(^^;

読まれることもないと思うので蛇足で書いてしまうと、No Borderといえど、パフォーマーコーナーは大人限定のほうがよかったかな・・・と。
ちっちゃくてよく見えなかったせいもあるんだけど、はっきりと盛り下がった・・・(私の中では)
他会場のInstagramを見ても思ったのだけど、「子供という優位点」抜きですごい!と思わせられればいいの、か、な・・・

山脈から

2016年12月06日 | 音楽
12月初旬の私は遠出はせずにおとなしく(?)している。
YANOTANをやっている伊勢丹には行きたかったのだけどなー・・・

そんな私のもとにもヤマト運輸さんが運んでくれていました!
矢野顕子さんの40周年オールタイムベストアルバム『矢野山脈』(生産限定盤)。

思っていた以上にすっきりステキなお宝感のある仕様。
雑多な情報を入れずに、純粋に写真としてクオリティが高い写真集も、お宝感が増していてよいと思った。

各曲演奏者のクレジットがなかったのは残念だったかなー。本来あるべきだと思うんだけれど。
(オリジナルアルバムを買って見てってことかな? 関連して、ダウンロードだと演奏者を知るすべが分からないというのも最近の私の疑問)
各曲ひとことコメントがあるともっと嬉しかったかなーと思うけど、「忘れちゃった」ってなりそうだし、しょうがないかな?
Disc4のCMソングは特に、このギターは誰?このコーラスは誰?とか気になるー。

CDはiTunes→iPhoneに取り込んで聴いているんだけれども、あのー私いまだに仕組みがよく分かってないのですが、曲情報を提供しているGRACENOTE、曲順まちがってます。

私のiTunesではDisc2の1曲目は「はこ」。
わぁ、久々に聴きたい(アルバム『BROOCH』はCDでは買っていないので・・・)と思って入れると、あれれ「David」が。やーん入ってないのかしらと焦っていると、よかった「そこのアイロンに告ぐ」の次に入っていた。
確認してみると、アルバム『BROOCH』は自主製作盤だと『峠のわが家』より前のリリースになるので、表示の曲順のほうが合っているともいえる。
マニアックな人が担当していたのかもと思うとほほえましい(?)

しかしまたひとつ曲順まちがい発見。
Disc4に入っている「すこしだけやさしく」コーラスは森山良子さん?と思ってたんだけど、ブックレットを見たら坂本美雨さんだった。へーと思って、iphoneで再生しようとしたら、あらコココニャラ。「おなかすいたねの歌」と順番が逆になっていた。
まー1曲だけ取り出して聴くことはあんまりないからいいんだけれど。

DVDは正直、最新作にしてやっと演奏クオリティに映像が追い付いたという印象。
伊勢丹ソングの、みなさんがステキに見える振付が、今をときめくMIKIKOさんだとクレジットで分かったのはよかった。

個人的に、今回直接的な効果があったこと。
・「おいてくよ」のMVを観て、最近個人的にラーメンブームの私、ロケ地の「らーめんかなめ」には1回行ってみようと思った。検索すると、やっぱりリリース当時に行ってる人、いますねー。当時はどこのラーメン屋かまでには興味がいかなかったなー。
・「さっぽろ地下街ポイントクラブの歌」を聴いて、ポイントをためることに肯定的になった。
前はずぼらでためられないがゆえの負け惜しみも手伝って、せこくてスマートでないと懐疑的な気持ちもあったんだけど。
ポイントっていいなー、おサイフケータイ、いいじゃなーい、と自然に思えてくる、コマーシャルソングの鑑。
(おサイフケータイって今も使えるのかな? 「おさいふ」じゃなくて「おサイフ」表記が正しいのだと今検索して知った)

40周年記念ブックの『やのぴあ』はHMVで買ったんだけど、普通に書店でも平積みされていた。
内容が濃くて読み応えたっぷり。『矢野山脈』と別個に発売してくれてよかったなぁ。
細かくはいろいろあるんだけれど
・民謡は「勉強した」というのにちょっと驚き。ほかのミュージシャンでも思ったんだけど、好きで聴いていたものだけじゃなくてやっぱり「勉強する」部分もあるんだなぁなんて。
・「月刊アッコちゃん」でのナンシー関さんのハンコが載ってるのが、懐かしく、矢野さんの優しさを思った。
・映画の『ピアノが愛した女』、DVD持っているし、限定上映は観なくていいかなと思っていたのだけれど、ここでの記事を読んで、映画館に観に行きたくなった。
・砂原良徳さんのコメント「小学生の頃『ただいま。』を聴いて・・・」ふーん、やっぱり早いのねー。
坂本龍一さんのコメント、シンプルすぎて悪目立ちしているような(^^;