宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ドラマがあった!

2014年02月24日 | にわかフィギュアスケート
ソチオリンピック、とうとう終わってしまいましたねー。
閉会式(録画をところどころ早回しで観たのですが)、クマが聖火を吹き消したのにはびっくり。ロシアではクマってやっぱりリスペクトされてるのねー。
ラフマニノフピアノ協奏曲第2番~シェヘラザード~仮面舞踏会の流れにはやはりおおっと思った。
今回のオリンピックでは、シェヘラザードはアイスダンス金メダリスト、仮面舞踏会はペア金メダリストの演技を思い起こさせるわけだが、ラフマニノフといえば今回は浅田真央!(後の二つも過去に演っている)
カメラに映った真央ちゃんは特に感慨深そうという感じもなかったが。
ラフマニノフ、ピアニストの人の超絶的な指の動きすごかったなー(クラシック疎いものでこういう表現しかできませんが・・)

ということで、話が前後しますが、真央ちゃんはやっぱりドラマをつくっちゃう人だった。
ショートプログラムで16位に沈んだ翌朝は、何の関係もない一観客の私だけど、何をする気力もなく、もうどうなっちゃうんだろうと暗い気持ちでいたのだった。何かしたほうがいいかなと行った美容院で『週刊女性』の「本誌だけに語った母と娘”涙の誓い”」にじわっときたり。
『さらなる高みへ』『そして、その瞬間へ』の2冊の真央本を読んでいる身としては、この後どうなれば納得のいく結末になるのか、まったく想像がつかなかった。「その瞬間」っつったら金メダルしかなかろうよう(涙)
ライブで観るのはやめようかなとも思ったけど、でもやっぱり見届けなければと起きて観た。

泣いた。
ほんとに観てよかったー。
その日は仕事がありましたが、真央ちゃんのあの演技を観たからがんばれる!と思えて、実際がんばれました! すばらしい演技って、そういう直接的な影響を与えるものなのですねー。

いやー、メダル争いとは別のところで自分の理想を達成するという、こういう結末もあったんだね。
スケートの神様ってすごいね。
順位が妥当かについて上位各国の間でいろいろ批判があるというのを聞くにつけ、そういう泥沼と無縁でよかったと思ったもの。

バンクーバーの時はまったくニワカだったので、得点がおかしいというネットでの批判にもへーと思いつついまいちピンときていなかったんだけど、今回はさすがに点数の出方がヘンだなと思った。
キムヨナに追いつかれないようにソトニコワにばーんと点数出したんだと思うけど、フリーは真央ちゃん1位であってほしかったな・・・

とはいえ、ソトニコワは勢いがあって観客も味方につけて(あの手を振るしぐさがいい^^)すごくよかったし金メダルでよかったー! コストナーさんもショート・フリー両方ノーミス揃えて美しくてよかった。キムヨナさんはバンクーバーまでの点数を妥当とするなら今回の銀も妥当、っていうことなんだろうなー。くり返すようだけどバンクーバーまでの流れはネットで知っただけなのでキムヨナ批判も実のところいまいちピンときてなくて、細かいところまで見なければ演技自体は結構いいんじゃないのと思っていたんだけど、さすがにピアソラはもっとメリハリをつけて演ってほしかった。編曲もいいし、踊りこなしたら名プログラムになったと思うんだけど。ショートの「悲しみのクラウン」てのはいい選曲だよねー。まさにこのタイトルを表現してると言ってもいいわけだしねー。

長くなったので、文章の着地点が見つからないけど、ここまで。

いろいろ複雑・・・

2014年02月17日 | にわかフィギュアスケート
ソチオリンピックフィギュアスケート男子シングルショートプログラムは、仮眠を取って1時過ぎ(でしたっけ)の第2グループからナマで観た。
やっぱりナマだよね!と興奮と満足のうちに観終えたのだが、案の定というか予想以上に日中ダメダメになり、多方面に迷惑をかけてしまった(>_<) 致命的なミスでないだけ幸いだった・・・
深く反省し、泣く泣くフリープログラムは録画を後から観ることにして、早々に布団に入った。
しかし、3時前に一旦目覚め、テレビを点けてみたらちょうど町田選手がリンクに入るところ。彼の後は最終グループだし、もう観ないでいるわけにはいかない! 結局観た。羽生選手の金メダル確定を見届けて4時半過ぎまた寝た。

はー・・・
振り返ってみれば、あくまで一観客の私にとってはということだけど、まずまず妥当な結末だったかな、と。

正直に書いてしまうと、観た直後は、フリー金銀二人の演技には「あーっもう!!」とがっかりしていたんだけれど、羽生選手は金だけどミスありってことで、次回へのモチベーションにもなって、かえってよかったのかも。
次は完璧演技で連覇か!?と期待してしまう。
あ、そうそうフリーのあの衣裳、ずっとヘンだと思ってたけど、ソチのリンクでは見映えがしていちばんよく見えた。あれジョニー・ウィアーデザインなんでしょう、おみそれしておりました。
チャン選手は・・・フィギュアスケートの伝統と格式の上では、彼が完璧演技をして逆転の金っていうのが最上のシナリオだったと思うのだけれど・・・(>_<)でもここでミスるのがチャンさんなんだなーといとおしい(?)

今まで観た金メダルの演技(フリーの)って、前回のライサチェックとか、女子だけど荒川静香さんとか、まったくニワカで観ても、観ているうちに引き込まれて静かな興奮を覚えたというか、これは来る!という感じがあったもんだから、金メダルはそういう人が取るもんだという思い込みがあった。
なので、今回はちょっとなープログラム全体での感動がなかったなーと、それで金メダルなのが残念に思ったのだけど、でも、こう言っちゃなんだけど、難度を落とせばノーミスもしやすいわけで、高難度に挑むことを奨励するからには今回みたいな勝負のあり方もスポーツとしてはまったくありなのですよね・・・

ベテラン組が全体的に良い演技で爽やかな笑顔で終えられたこともよかった。
高橋選手も観る前はハラハラしていたけど、爽やかな風が吹くような演技で(フリー)、後で観返してちょっと涙ぐんでしまった。
プルシェンコさんの棄権は、まさにフィギュアスケートの神様がそうさせたのだと思う。
彼の身体のためにも、公正な採点のためにも・・・
ダンゴ状態の銅メダル争いのなかでデニス・テン選手が取れたのも、妥当で良かったかな、と。
(カザフスタンの地位向上のためにも)
私だけかもしれないが、テン選手と町田選手ってなんか雰囲気かぶってないか?そうするとバックアップの差で町田選手には不利じゃないかなー・・・と思い、テンくん体調悪いみたいだし出なかったらいいのにと密かに思っていたのだった。すみません・・・実際同時に見たら全然違ったけど。

長くなったのでここまで。

ロシアびいきなれど・・・

2014年02月10日 | にわかフィギュアスケート
オリンピック開会式は、録画を(途中早回しして)観た。

ところどころメルヘンチックでカワイイ。失敗もご愛嬌、人間味があってイイ!
と思うのは、ロシアびいきが相当進んでいるのだろうか。
(マスゲームで一人遅れちゃってるのとか、整然としてるのより「人間だもの」感が出ててイイ(^o^)/と思ってしまった。あ、でも聖火台は無事点灯してよかった。あれが失敗したらシャレにならないような)

さてさてしかし、ロシアびいきにも、いろいろ複雑な気持ちになったフィギュアスケート団体戦でした・・・

「ベスト・オブ・プルシェンコ」、エキシビションの特別ゲストとしての披露じゃ駄目なのかと思うけど、それじゃ駄目なんでしょうね。試合じゃないと燃えないものね・・・
圧倒的なオーラを振りまきながら、最後まで無事滑り切ったお姿を拝めたのは感涙だったけど、スポーツとしてみたら1位じゃないよね・・・シロウト目にも内容薄く見えるし、3回もの単独2回転ジャンプは悲しかった・・・
かといって、あの場で1位じゃなかったらドラマとして納まらんよなー
と思ったけれど、4回転3回跳んで、表現力も向上著しい(と私は思う)レイノルズ選手に負けても、ロシア国民はともかく、プルシェンコさん本人は納得したんじゃないかしらん。本人が一番複雑な気持ちだと思う(たぶん)。
その後の町田選手、プルシェンコの後の最終滑走とは、なんたる不運と思ったけど、よく頑張った!!
プルシェンコさんは実質3位だったね・・・

個人戦がどうなるか非常に楽しみかつコワイのだけれど、男子の日程は、生中継を観てしまうと、朝からの勤務が辛いので悩んでいる(>_<)
シフト勤務なので、団体戦のうち2日は翌日休みで心置きなく観られたのだけど、やっぱり結果を知ってからより、ナマで結果を見届けるほうが醍醐味がありますよねー。
女子の日は前もって休みを取ったんだけど(そこまでして観たいかという気もしないではなかったが^^;)、ほかはうっかりしていた・・・

いよいよですー!!

2014年02月07日 | にわかフィギュアスケート
とくに理由はないのだけれど、書かないでいる間に、あっという間に2月になってしまった。

久々の更新はソチから。

というわけには残念ながらいきませんでしたが・・・

いよいよソチオリンピック開幕!

開会式を前に日本時間本日未明に行われたフィギュアスケート団体戦、男子シングルとペアの演技をテレビ観戦しておりました!
(正確にはペアの途中で就寝。残りは今朝録画で観た)

大注目はなんといってもロシアのプルシェンコ選手です!!

すげー!!
感動した!!
眠い目こすってライヴ中継をみた甲斐があった。

正直なところ一つしかない出場枠は若手に譲ったほうが、自身の過去の栄光にも傷が付かずにすんでいいのではないかと、始まる前まで思っていたのだけれど。

日程最初のこの競技、個人だけの問題じゃなく、出場選手には、ロシアの威信を体現しオリンピック成功への布石をびしっと打つお役目があったんだなーと思った。他の人には無理、と思った。

いやーすごい人だ。
で、You Tube でない高画質画面で久々に観て、トランジションがどうとかレベルが取れているかとはそんなのはいいのよ(と言ってもちゃんとルールに対応してきてるそうだが)、一つ一つの動きがとにかく好き好き!!と、すっかりミーハーモード、あらためてファンになりました!!

スポーツ競技として考えるとこの団体戦ってどうなの・・・と思うけど、気楽な観客としては、いろいろなレベルの選手がいっぺんに観られるしおもしろい。

書き出すと長くなるので、一旦ここまで。