(9/28記 前項の続き)
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/
以下思い出しながら書いていたら、ずるずる長くなってしまった・・・(^^;
そしてそして今回の目玉「京都音博”生”歌謡ショー」
5人の歌い手が各3曲ずつ、プログラムもあらかじめ決まっている。
この歌い手の人選も、あらためて独特だなー、と。
ざざっと感想を書いちゃうと
Gotch:私はよく知らなかったけど、くるり世代(っていうのかな)にはファンが多そうだった。いつもは踊ったりしないのかな?「踊ろうよ。大丈夫、俺が一番カッコ悪いから」と言っていて、たしかに踊りはカッコ悪く(^^;自分を客観視できていることに好感を持った(^^)/
田島貴男:慣れないオーケストラアレンジのためか?私が初めて聴いた時に感動した伸びやかな歌声とはちょっと違う感じ?「接吻」は特にスリリングだったが、新鮮だった。でも、なんていうんでしょうかねー、初見の客もすぐ味方につけてしまうような人懐こいMC、さすがだなーと思った。そうそう、今回のハウスバンド、ギターの佐橋佳幸さんがバンマスだったのでしょうか、オーケストラと歌手の間での調整も図っていて、なんかカッコいいなーと思った。
UA:少女のような若々しさにびっくり。学生時代は京都にも縁があったのねー。衣装含め最初はイマイチ?なんて思ってしまったけど、日没の時間というタイミングとも相まってか、2曲目3曲目と違う世界に連れていかれた感がすごくて、さすがだなーと思った。
布施明:「君は薔薇より美しい」の歌詞に合わせて?小走りで胸をおさえての登場。個人的にはそれまで未知の驚き歓びがいろいろあったので、布施さんのすごさに関してはすでにテレビで知っているなと感じて、それ以上ではなかったんだけど、一晩経って思い出すとあら不思議、布施さんのパフォーマンスがいちばん脳裏に浮かんでくる。
二階堂和美:私は全然知らなくて、なぜこの方がトリなのかな?と思っていたのだけど、登場して納得。トリはこの方しかいない!よく知らないながら笠置シヅ子っぽくもあり、加藤登紀子っぽくもあり、年齢不詳なかわいらしさと存在感があってステキだったー
今回思ったのは、人選も登場順もすごく考え抜かれていて、すみずみまでくるりの思いが行き渡っているなーということ。
そして、内容的には、なんというのかなー、いわゆる大ヒットとか大衆受けを狙ってるわけではなくて、あくまでくるりの、というか主に岸田繁さんの個人的な「こういうことをやってみたい」から始まっているんだと思うけど、そういう個人的な思いをアンダーグラウンドで終わらせるんじゃなくて、京都のいろんな面倒くさい団体とも折衝したりして、広く大勢の人が共有できる形で実現させていることが、本当にすごいと思う。
「個人は個人、社会は社会」って感じで線を引くんじゃなくて、「個人の理想を社会の中で実現する」ということに私はヨワイ。涙ぐんでしまう。また京都という土地が「個人の理想を実現させてくれる社会」、空間的にも文化的土壌としても懐が深い場所なんだなーとも感じた。
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/
以下思い出しながら書いていたら、ずるずる長くなってしまった・・・(^^;
そしてそして今回の目玉「京都音博”生”歌謡ショー」
5人の歌い手が各3曲ずつ、プログラムもあらかじめ決まっている。
この歌い手の人選も、あらためて独特だなー、と。
ざざっと感想を書いちゃうと
Gotch:私はよく知らなかったけど、くるり世代(っていうのかな)にはファンが多そうだった。いつもは踊ったりしないのかな?「踊ろうよ。大丈夫、俺が一番カッコ悪いから」と言っていて、たしかに踊りはカッコ悪く(^^;自分を客観視できていることに好感を持った(^^)/
田島貴男:慣れないオーケストラアレンジのためか?私が初めて聴いた時に感動した伸びやかな歌声とはちょっと違う感じ?「接吻」は特にスリリングだったが、新鮮だった。でも、なんていうんでしょうかねー、初見の客もすぐ味方につけてしまうような人懐こいMC、さすがだなーと思った。そうそう、今回のハウスバンド、ギターの佐橋佳幸さんがバンマスだったのでしょうか、オーケストラと歌手の間での調整も図っていて、なんかカッコいいなーと思った。
UA:少女のような若々しさにびっくり。学生時代は京都にも縁があったのねー。衣装含め最初はイマイチ?なんて思ってしまったけど、日没の時間というタイミングとも相まってか、2曲目3曲目と違う世界に連れていかれた感がすごくて、さすがだなーと思った。
布施明:「君は薔薇より美しい」の歌詞に合わせて?小走りで胸をおさえての登場。個人的にはそれまで未知の驚き歓びがいろいろあったので、布施さんのすごさに関してはすでにテレビで知っているなと感じて、それ以上ではなかったんだけど、一晩経って思い出すとあら不思議、布施さんのパフォーマンスがいちばん脳裏に浮かんでくる。
二階堂和美:私は全然知らなくて、なぜこの方がトリなのかな?と思っていたのだけど、登場して納得。トリはこの方しかいない!よく知らないながら笠置シヅ子っぽくもあり、加藤登紀子っぽくもあり、年齢不詳なかわいらしさと存在感があってステキだったー
今回思ったのは、人選も登場順もすごく考え抜かれていて、すみずみまでくるりの思いが行き渡っているなーということ。
そして、内容的には、なんというのかなー、いわゆる大ヒットとか大衆受けを狙ってるわけではなくて、あくまでくるりの、というか主に岸田繁さんの個人的な「こういうことをやってみたい」から始まっているんだと思うけど、そういう個人的な思いをアンダーグラウンドで終わらせるんじゃなくて、京都のいろんな面倒くさい団体とも折衝したりして、広く大勢の人が共有できる形で実現させていることが、本当にすごいと思う。
「個人は個人、社会は社会」って感じで線を引くんじゃなくて、「個人の理想を社会の中で実現する」ということに私はヨワイ。涙ぐんでしまう。また京都という土地が「個人の理想を実現させてくれる社会」、空間的にも文化的土壌としても懐が深い場所なんだなーとも感じた。