娯楽に求めるものとして「驚き」「ワクワク」のほかに「危うさ」もあると思うのだが、世の中不安になってくると事情が変わってくる。
やっぱり安心できる心地よいものが求められるのかなー、と。
そういう意味でも 「Good Morning~ブルー・デイジー」(東京スカパラダイスオーケストラ feat.aiko)は時宜にかなった良い曲だなと思う。朝の爽やかな空気を一杯に吸い込んだようなすがすがしい気持ちになる。
(aikoの魅力の本質は、自身の曲のあの不安をはらんだ変調子にあると思うのだけど)
それはそれとして
aiko が「ブルー・デイジ~♪」と歌うのを聴きながら、「デイジー」の発音について考える。
「デイジー」の「ジー」、aikoは「ji」と発音している。
が、英語のdaisy だと発音は「zi」だ。
と書くと、日本人の英語発音についてあーだこーだ言い出す人がいそうだけど、「ひなぎく」=「デイジー」で、もはや日本語として定着している。日本語としてはaikoの発音のほうが正しいのだ。
むしろ、「zi」と発音する自分を「揺らいでいるなぁ」と思う。
ちょっと違うけど別の例として、
suchmos の「A.G.I.T.」を聴いた時、「眠れない夜にDancin'」を「ダンシン」と歌うYONCEに、ちょっと感動してしまったのだった。
ああ堂々としているなぁ。日本語母語の日本語話者で(英語混じりとはいえ)日本語歌詞なんだもの。
変に英語ネイティブっぽい発音(どこで話されてる英語だよっていう)を真似るよりも断然いい!
というのは個人的な意見かもしれないけど。
英語が母語の人にはどう聴こえるのか分からないけど、日本語母語の人がアグネス・チャンや欧陽菲菲の日本語に感じるのと同じようなもんかなと推測。発音のクセがあってこその個性とチャームポイント。クセがなかったら魅力半減。若い人の例が挙げられなくて残念だが(^^;
発音が揺らいで困る例として。
星野源さんのアルバムタイトル「POP VIRUS」は「ポップウイルス」と発音すべきなんだよね。
テレビかラジオかでそう言っていて、うわ、そうだったと気づいた。
心の中では「ヴァイラス」って言ってるけど、日本ではウイルスはウイルスだ。
かの村上春樹氏もアメリカ生活時代、現地の言語生活にひきずられてか、日本語に入っている英語を現地発音風にカタカナ表記していて、私には違和感があった記憶。
ロシア語も中国語もハングルも外来語は外来語として訛って定着している。日本語だけじゃない。
やっぱり安心できる心地よいものが求められるのかなー、と。
そういう意味でも 「Good Morning~ブルー・デイジー」(東京スカパラダイスオーケストラ feat.aiko)は時宜にかなった良い曲だなと思う。朝の爽やかな空気を一杯に吸い込んだようなすがすがしい気持ちになる。
(aikoの魅力の本質は、自身の曲のあの不安をはらんだ変調子にあると思うのだけど)
それはそれとして
aiko が「ブルー・デイジ~♪」と歌うのを聴きながら、「デイジー」の発音について考える。
「デイジー」の「ジー」、aikoは「ji」と発音している。
が、英語のdaisy だと発音は「zi」だ。
と書くと、日本人の英語発音についてあーだこーだ言い出す人がいそうだけど、「ひなぎく」=「デイジー」で、もはや日本語として定着している。日本語としてはaikoの発音のほうが正しいのだ。
むしろ、「zi」と発音する自分を「揺らいでいるなぁ」と思う。
ちょっと違うけど別の例として、
suchmos の「A.G.I.T.」を聴いた時、「眠れない夜にDancin'」を「ダンシン」と歌うYONCEに、ちょっと感動してしまったのだった。
ああ堂々としているなぁ。日本語母語の日本語話者で(英語混じりとはいえ)日本語歌詞なんだもの。
変に英語ネイティブっぽい発音(どこで話されてる英語だよっていう)を真似るよりも断然いい!
というのは個人的な意見かもしれないけど。
英語が母語の人にはどう聴こえるのか分からないけど、日本語母語の人がアグネス・チャンや欧陽菲菲の日本語に感じるのと同じようなもんかなと推測。発音のクセがあってこその個性とチャームポイント。クセがなかったら魅力半減。若い人の例が挙げられなくて残念だが(^^;
発音が揺らいで困る例として。
星野源さんのアルバムタイトル「POP VIRUS」は「ポップウイルス」と発音すべきなんだよね。
テレビかラジオかでそう言っていて、うわ、そうだったと気づいた。
心の中では「ヴァイラス」って言ってるけど、日本ではウイルスはウイルスだ。
かの村上春樹氏もアメリカ生活時代、現地の言語生活にひきずられてか、日本語に入っている英語を現地発音風にカタカナ表記していて、私には違和感があった記憶。
ロシア語も中国語もハングルも外来語は外来語として訛って定着している。日本語だけじゃない。