もう12月なのである。
11月中の忘れたくないあれこれを、急ぎ書いていかなくては。
ということで、さかのぼって
11月16日(土)
この日はなんと満月だったそうですよ。それも考慮しての開催日設定だったら本当にすごい。
なんのことかというと、じゃーん
東京スカパラダイスオーケストラ35th Anniversary Live「スカパラ甲子園」を観に、甲子園球場に行ってきたのであります!
事後の個人的な後悔は、もっともっとこの日を心待ちにして、準備段階から楽しんでいけばよかったなー、ということ。去年の暮れに発表があって、チケットは取ったものの、宣伝してねグッズの「スカパラ甲子園」Tシャツは「恥ずかしい…無理」、早くからのグッズに名前と好きな数字が入れられる特注ベースボールシャツもあったのだが、結構いいお値段で「へーこんなの注文する人いるのかなぁ」なんて思っていた…(当日たくさんの人が着ていてびっくり。うらやましくなった)。家の事情とか自分の足の調子がよくないこともあって、むしろ遠ざかっていた今年であった…
つまり何が言いたいのかというと、そんな後悔をしてしまうほど、当日本番が予想を超えてすばらしかったということ。まさにパラダイス。全員がニコニコしていて、邪悪なものが入り込むスキがない。昼間降っていた雨も上がって、ライブ中はもう再び降り出すことはなかった。
それにしても、スカパラの皆さんはあらためて本当にすごい。全35曲+アンコール3曲、自分たちの曲だけでなく、今まで1度もやっていないゲストの持ち歌もあるし、ほとんど休憩なしなんですよ。どうなってるの。
もうこちらもめちゃくちゃエネルギーもらって3時間立ちっぱなしでも大丈夫だった! 午前様になったけどなんとか帰宅できた! どういうわけか朝一から仕事だったけどがんばれた!
ゲストの持ち歌というのは奥田民生「さすらい」、石原慎也(Saucy Dog)「シンデレラボーイ」、SUPER EIGHT「オモイダマ」、菅田将暉「さよならエレジー」、TAKUMA(10-FEET)「第ゼロ感」、aiko「花火」、桜井和寿(Mr.Children)「innocent world」。
こうして書いてみるとあらためてすごい。
これらの方々の歌声を、甲子園球場の空の下ナマで聴けたことは、ほんとうにすばらしい体験だった。これがまたみなさん最高にイイ感じで。いっぺんにファンになってしまった。
ゲストはさらにムロツヨシに、さかなクン。こんなに豪華ゲストなのに、ゲスト頼みのイベントじゃなくて、初期から最新までのスカパラレパートリーからも厳選がっつり。
というか、スカパラだからこそ、こんなにも多彩なゲストが一つのステージに上がって唱和するという奇跡が生まれたわけで。
aiko のXで知ったのだけど、aiko、ムロさん、さかなクン、TAKUMAの4人は同い年なんだそうで。唐突だけど、私が思う「理想の学校」は、こんな感じのバラバラな4人が一緒にわいわいやっている学校。小学校はまだあると思うけど、中高になると似たような人で固まって息苦しくなると思うから。なので、この4人の写真のパラダイス感に個人的に感銘を受けたのであった。
加えて、スカパラメンバーは、石原慎也、菅田将暉から見ると「お父さんと同い年」なのだそうで、でもそんな年の差は関係なく、ほんとうにゲストみなさんがのびのび楽しそうなのがよかったな。
観客としては、菅田コール、ムロコール、楽しかったな。スカパラじゃないけど「オモイダマ」SUPER EIGHTの振り付け真似して楽しかったな。
ムロさんはサングラスをすると奥田民生と瓜二つになる。
桜井さん端の方までぱーっと走って来てくれたのでよく見えたのだけど、いやーこりゃモテるのも無理はない。aiko はとにかく声も姿もかわいかった。熱いファンがいるのももっともだ。
TAKUMAがMCで「いつでも見られると思っていてはいけない。これが最後と思って楽しまな」的なことを言っていて(正確でなくてすみません)、心に残った。自分はスカパラさんのライブはこれで一区切りかと思うので…(と言いつつまたすぐ参加してしまいそうだが^^;)
ヴォーカルなしの「カナリヤ鳴く空」で空を見上げたり、GAMOさんがあくまでさらっと早口で言った「天国のギムラや青木も喜んでいるでしょう」にぐっときたり…とあったけど、でも感傷的になることなく、みんな満面の笑顔で終了。時計を見てギョギョッと仰天。最終列車に予定変更。
12月28日にU-NEXTで配信があるそうですよ。
私はブルーレイが出たら絶対買う。
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