



透明「タイさん


私は一度、皆が待つ場所へ戻る・・・。
タイ「



お前、目が赤いぞ

透明「あっ、あははははっ

大丈夫


今ある結界を破壊しようと想う

朽木「

敦子「

タイ「えっ


あれは、かなり高度なモノなんだろ

それに、あれは・・・。」
透明「確かに、高度なモノだし、師匠の残した
ものだけど、今は使えない結界であることは
確かだから

タイ「だけどよ~


お前の師匠の形見みたいな・・・。」
透明「先生からは、沢山の形見を頂いたよ

その形見である知識を使って新しい
結界を再構築する

タイさん・・・私は生前師匠に恩返し
することが出来なかった・・・・・
だからこそ、この結界を再構成することが
恩返しのひとつになると信じてる

タイ「それって・・・

透明「私は、先生を超える

それがせめてもの恩返しになる気が
するんだ

いつまでも、師匠に甘えることばかりじゃ
師匠もオチオチ休めないからね

タイ「お前・・・よ~し


何があったのかわかんねぇ~けど、
お前がその気なら、俺も全面的に
バックアップしてやるよ



透明「ありがとう、タイさん

朽木さんも、ここは私に任せて頂けますか

朽木「はい


よろしくお願い致します

透明「それから、敦子さん

これからは、貴女が結界を守って行って
ください

私のような部外者がシャシャリ出るのは
一回きりの方が良い

敦子「で、でも・・・

透明「貴女に力が宿ったのは、きっとここの神様が
朽木家にこの場を守って欲しいからですよ

な~に、大丈夫

制御出来る結界を張らせてもらいますから

敦子「分かりました


いよいよ


続く・・・。
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