夜狡の闇・4
18:00・・・。
私達は村長のいる仮住まいを訪ねる
村長「おお~っいずな様
来ていただけたんですね」
い、いずな様
いずな「久しいね~村長今回は大変
だったみたいじゃないの」
村長「は、はい」
いずな「ところで、話を聞かせてくれる
みたいだけど」
村長「そ、そのことなんですが
村の古い文献を調べたところ
やはり今夜が夜狡の月にあたる
らしいのです」
透明「夜狡の月」
村長「あ、あの~こちらの方は」
いずな「ああ~っ紹介がまだだったね
この子は透明ちゃん
まあ、私の弟子みたいなもんさ
今回は、透明ちゃんが全てやって
くれるから」
で、弟子~
それに、何だその紹介の仕方は~
村長「そ、そうですか・・・
まあ、よろしくお願いします」
むかっなんだそのあからさまな態度
完全に実力を疑われてる~~~っ
いずな「それで、夜狡の月って言うのは
詩に出てくる紅の月ってことかい」
村長「は、はい
毎年、その月が出る前に3日かけて
鎮魂祭をとりおこなうはずだったのですが」
いずな「そう・・・透明ちゃん
さっきの冗談、本当になっちゃったよ」
さっきの詩の最後の脅し文句は
冗談だったのか~~~い
透明「村長さんとにかく、その鎮魂祭を
今からでもはじめられないんですか」
村長「ふん鎮魂祭は、時間もお金も人手も
かかるんです
今は、村も過疎化が進んで若者も少なく
なって村の財政も逼迫している状態ですから
そんなに簡単には行えないんですよ」
い、今、ちょっとバカにされたような
いずな「まあ、ともかく鎮魂祭が行われるはずだった
祭壇に案内しておくれよ
何かわかるかもしれないからね~」
村長「はいわかりました」
私達は一路、村の外れにある祭壇へ案内される
辺りは徐々に暗くなり異様な雰囲気が立ちこめる
透明「」
私はふと不穏な気配を感じ空を見上げる
透明「赤い・・・月・・・。」
夜狡の闇が始まる・・・・。
続く・・・。
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来ていただけたんですね」
い、いずな様
いずな「久しいね~村長今回は大変
だったみたいじゃないの」
村長「は、はい」
いずな「ところで、話を聞かせてくれる
みたいだけど」
村長「そ、そのことなんですが
村の古い文献を調べたところ
やはり今夜が夜狡の月にあたる
らしいのです」
透明「夜狡の月」
村長「あ、あの~こちらの方は」
いずな「ああ~っ紹介がまだだったね
この子は透明ちゃん
まあ、私の弟子みたいなもんさ
今回は、透明ちゃんが全てやって
くれるから」
で、弟子~
それに、何だその紹介の仕方は~
村長「そ、そうですか・・・
まあ、よろしくお願いします」
むかっなんだそのあからさまな態度
完全に実力を疑われてる~~~っ
いずな「それで、夜狡の月って言うのは
詩に出てくる紅の月ってことかい」
村長「は、はい
毎年、その月が出る前に3日かけて
鎮魂祭をとりおこなうはずだったのですが」
いずな「そう・・・透明ちゃん
さっきの冗談、本当になっちゃったよ」
さっきの詩の最後の脅し文句は
冗談だったのか~~~い
透明「村長さんとにかく、その鎮魂祭を
今からでもはじめられないんですか」
村長「ふん鎮魂祭は、時間もお金も人手も
かかるんです
今は、村も過疎化が進んで若者も少なく
なって村の財政も逼迫している状態ですから
そんなに簡単には行えないんですよ」
い、今、ちょっとバカにされたような
いずな「まあ、ともかく鎮魂祭が行われるはずだった
祭壇に案内しておくれよ
何かわかるかもしれないからね~」
村長「はいわかりました」
私達は一路、村の外れにある祭壇へ案内される
辺りは徐々に暗くなり異様な雰囲気が立ちこめる
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