




しばらくして・・・

やっと落ち着きを取り戻した漆原さんに
私は話しかける

透明「漆原さん


漆原「透明先生


本当に、本当にありがとうございました

向こうの方で、円がピースしている


透明「漆原さん

お話があるのですが

漆原「

透明「今回の依頼


やめにしてくれませんか

漆原「・・・・・。」
透明「私は、ここにいる霊達すべてが
たけしくんのように、色々な想いを
抱えてこの場所へ集っているんだと
想います

ここに残った霊は、ムゲに人に憑りついたり
危険なことはしないと想いますが、
テレビや映画のために、この子たちを
さらし者にするようなことはできません

どうか、考えてみてくれませんか

漆原「・・・わかっています


私も、そんなに馬鹿じゃありません

ここにいる霊達をどうにかしようなんて
おこがましいですよね

でも、ひとつだけお願いがあります

透明「

漆原「ここにいる霊達を、あの世へ送ってあげて
くれませんか

あっ

約束とか言うわけではなくて


何と言ったらいいのか・・・・。」
透明「わかりました


霊達にとって、あの世に帰ることは
幸せになることと同じですから

漆原「ありがとうございます

私はこの後、時間をかけて霊達をあの世へ送る・・・
・・・はずだったのだが


この後、予想もつかない展開に

続く・・・。
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