占い師の占い師 ・4
透明「麗奈さんは、お客さんと向き合う時、
どういったことを意識してる」
麗奈「う~ん・・・そのお客様が、何を望んでいるのか
どういったことを聞きたいのか・・・ですか」
透明「なるほどね確かに、占いを行う前に必要な
ことかもしれないね」
麗奈「先生は、違うんですか」
透明「違うことは無いけど、それを含めて、
もっと違う視点からお客さんを見ているかな~」
麗奈「」
透明「私の場合は、最初にお客さんを、どうすれば、
笑わせてあげられるかを気にしている」
笑わせてあげられるかを気にしている」
麗奈「えっ・・・そ、それって、芸人さんみたいな」
透明「あははっ確かに芸人さんみたいだけど、
それとはちょっと違うかな
お客さんは、必ず悩みや判断のつかないこと、
苦しみを抱えて来ている・・・。
苦しみを抱えて来ている・・・。
もちろん、中には冷やかし的な人もいるけど、
そういう人でも、心に余裕が無い場合が多いんだ
私はねそういった人達の心に隙間を空けてあげて、
心に余裕を持たせてあげることが大切だと思っている
その為には、悩みを解決するだけでは足りなくて
今を笑い飛ばせるくらいの心の余裕を持たせてあげて、
前に進むための勇気を持って帰って欲しいと願ってる
前に進むための勇気を持って帰って欲しいと願ってる
だからこその笑顔なんだ
笑うというのは、本当に幸せな行動なのだと思う
笑いのツボは、人によって違うものだと思うし、
悩んでいる最中に笑うことなんて、本来できないから、
相手の気持ちに立って、問題を解決して、なおかつ
前に進む為の心の余裕を作ってあげられれば、
自然と笑うことができるんだと思うんだ」
麗奈「ひえ~っそこまで考えているんですか
わ、私に、できるでしょうか・・・」
透明「まあ、これは私のスタンスだから、参考までにで
良いと思うんだただ、大切なことは、そこまで
お客さんの内側に目を向けること
そして、短い時間で、どれだけお客さんのことを
理解して同じ目線で考えてあげられるか
だけだと思う
お客さんに同調することとは、違うのだけど、
お客さんの目線を理解できれば、おのずとその人を
やる気にさせてあげられる言葉は見つかってゆく
ものだと思うんだ
だから、少しでもいいから、占い内容から外れて
その人を理解しようとしてごらん
その人を理解しようとしてごらん
そういったコミュニケーションが、麗奈さんの占いを
より良い物にしてくれると思うからね」
麗奈「人を見る・・・コミュニケーションですね
確かに、私は占いの結果にばかり目を向けて、お客さんが
どんな人で、どう感じるのかなんて、考えていませんでした
・・・・・・先生有難うございました
なんだか、ちょっと自分のスタイルを変える切っ掛けに
なりそうです」
透明「うんその笑顔」
麗奈「あっ」
透明「これこそが、占い師として最高のご褒美だよ」
麗奈「あははっ本当に、先生は不思議ですよね
私の弱点や占いスタイルが悪いことを指摘してくれて、
本来なら、一番言いにくいことなのに、
ちっとも嫌な気持ちにならない
ちっとも嫌な気持ちにならない
やっぱり、先生は凄いです」
透明「い、いやそんな、な、慣れだよ慣れ」
なに、照れてるんだか
透明「くすっ麗奈さんは、これから良い占い師さんに
なると思うよ
沢山の人と出会って、沢山のことを学んでいってね」
麗奈「はい」
この後、私は、麗奈さんの個人的な悩みも聞き、
次のお客さんを向かえる・・・
源内「先生ご無沙汰じゃ」
透明「おおっ源内(げんない)さん久しぶり」
門脇 源内 (かどわき げんない)さん
80歳を越える長老と呼ばれる占い師さんです
次回、おじいちゃん占い師さんの悩みです ・・・
続く ・・・。
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