占い師の占い師 ・11
久地「先生ありがとうございました
先生は、このまま有名にはならないで
くださいね~
くださいね~
俺が困るので」
透明「そ、そうだね・・・
(今、出版依頼がきていることは、
隠しておこう・・・。)」
隠しておこう・・・。)」
「カランカラン 」
久地「えっああ~っ 」
十文字「先生ご無沙汰してしまいすみません
この前、言っていたケーキ持ってきましたよ~」
透明「おお~ケーキ
ありがと~~~~う 」
久地「じ、じ、じ、十文字さん」
十文字「」
久地「ぼ、ぼ、僕、十文字さんの大ファンなんです 」
十文字「おおありがとうね」
透明「ケーキケーキ」
ケーキを冷蔵庫にしまい込む透明先生・・・。
久地「ぼ、僕も、占い師として頑張っているんです
サインください 」
支離滅裂だぞ~
透明「テッちゃん、書いてあげれば」
久地「テ、テッちゃん」
十文字「先生が言うなら・・・。」
十文字 哲也(じゅうもんじ てつや)くん
きっと、久地くんからすれば、トップの人間なのだろう
反応が面白すぎる・・・
十文字「ほいがんばってな」
久地「は、はいありがとうございます」
十文字「それじゃぁ、先生また来ますね」
透明「おいおいいま来たばかりじゃないか~」
十文字「いや~っ先生と約束してたケーキだけが
気になっちゃって
でも、先生がお時間あるなら、少しだけいいですか」
透明「鑑定とってるんだから、良いに決まってるでしょ
とにかく、入りなよ」
十文字「何だか、怒られそうなことが多すぎて、
ちょっと、怖いな~でも、せっかくだから、
失礼しま~すあっそこの占い師くん」
透明「久地くんね」
十文字「失礼久地くん」
久地「は、はい」
十文字「せっかく、先生とご縁をもらえているなら、
しっかりと勉強してな
私も、先生のお陰で今があるようなものだから」
久地「えっは、はい」
透明「テッちゃん、大袈裟すぎ」
十文字「本当のことですよ」
透明「まったく謙虚というか・・・
まあ、とにかく久地くん頑張ってね」
久地「は、はいあ、ありがとうございました~ 」
十文字「くすっ」
透明「」
次回、大御所の悩みです ・・・。
続く ・・・。
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