

透明「こんにちは、麗奈さん

調子はどうですか
」

麗奈「はい
おかげさまで、何とか頑張っています
」


透明「んっ
何だか、浮かない顔だね
」


麗奈「ええ・・・実は・・・
」

麗奈さんは、2年前からタロット占いをしている
占い師さん

その前は、易なども学んでいたようだが、
肌に合わず、スタイルを変え、それからは
順調だったと思うのだが・・・。
麗奈「占い師・・・向いてないかも・・・
」

透明「えっ
」


麗奈「最近、どんなに頑張って占いをしても、
的外れというか・・・
」

透明「ああ~
何となく、言いたいこと分かるよ
」


麗奈「えっ
」

透明「占いというのは、本来、その人に、これから
起こりうる事柄を示唆してあげるものだからね

お客さんが望んでいる事や欲しい答えと違うことは
多々あるよね
」

麗奈「そ、そうなんです

私としては、お客様のこれからを占っているのですけど、
お客様のニーズとは違う答えが出てしまうと、
変な言い回ししか出来なくなってしまったり、
逆に怒らせてしまったりして・・・

なんだか、自信が・・・。」
透明「くすっ
そういうのは、誰もが通る道だよ
」


麗奈「そ、そうなんですか
・・・先生でも
」



透明「もちろん、私もだよ

それにね、そういったお客さんの望んでいることが
反映されない占い結果が出てこそ、本当の占い師に
なったとも言えるんだ
」
反映されない占い結果が出てこそ、本当の占い師に
なったとも言えるんだ

麗奈「えっ
」


透明「お客さんのニーズを聞いて、お客さんの聞きたい言葉
だけを口にする占い師は、占い師としては、まだまだ
だけを口にする占い師は、占い師としては、まだまだ
なのだと思うんだ

時として、その人の耳が痛いことを告げなければならない
ことだってあるし、それを伝えなければ、現状が良くならない
ことだってある

もちろん、その人にそのことを告げるにあたって、
相手が受け入れやすいように言葉を紡ぐのも占い師としての
仕事ではあると思うけど、結果はお客さんの為に出たもの
なのだから、大切にしなければならない
」

麗奈「そう・・・ですよね・・・

でも、どうすれば、お客様に上手に伝えられるのか、
わからなくて・・・
」

透明「そうだなぁ~
これは、経験で得て、自分のスタイルを

作っていかなければならないものだと思うけど、
参考程度なら、私が普段心がけていることなら、
教えてあげられるよ
」

麗奈「お、お願いします
」


透明「私が普段から心がけているのは・・・。」
占い師としてのスタンスか ・・・。
なんだか、基本に立ち返るみたいでおもしろい 

続く ・・・。







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