占い師の占い師 ・5
透明「源内さん今日はどうしたの」
源内「はっはっはっ
相変わらず、ワシにタメ口なのは、
お前だけじゃよ」
透明「そうなのそれじゃぁ~、ちゃんと敬語
使おうか」
源内「いらんわい今更、敬語を使われても
気持ち悪いだけじゃ」
透明「そう(どっちなんですか)」
源内「今日はなお前さんにちっと、頼みがあってな」
透明「頼み」
源内「そうじゃ実はのう・・・ワシもそろそろ引退しようと
思っとるんじゃよ」
思っとるんじゃよ」
透明「えっ」
源内「そう驚くなお前もソロソロだとは、思っていたんじゃろ」
透明「う~ん・・・でも、源内さんなら、まだ現役でも
問題ないんじゃないの」
源内「馬鹿だのぉ~現役でいられる今だからこその引退じゃ」
透明「」
源内「ワシはな、今まで50年近く沢山の人を占って来たが、
自分の幸せには無頓着でな
本来なら、死ぬまで現役というのがカッコええんじゃろうが、
まだまだ、自由に動ける今だからこそ、引退して、
好きなことでもして生きてゆこうかと思ってな」
透明「なるほど」
そうか・・・引退か・・・。
源内「まあ、引き際・・・ってやつじゃよ」
正直、迷ってしまった・・・現役を続けるように
説得するのは、簡単だけど、源内さんの幸せを
考えると・・・。
透明「そっか・・・寂しくなるけど、仕方ないよね
源内さんが自分で、答えを出しているなら、
良いんじゃないかな」
源内「はっはっはっお前のことだから、そう言って
くれると思ってたんじゃ
そこで、頼みなんじゃが・・・。」
透明「げっこの流れって」
源内「相変わらず、感がいいのう~
そういうことじゃワシのお客の面倒をよろしく頼む」
透明「ムリムリムリムリムリムリムリムリ」
源内「何が、無理じゃ
お前なら、大丈夫じゃろう
それに、お客を増やしてやるんじゃ
ありがたかろう」
透明「これ以上、お客さん増えたら、私が死んでしまう~」
源内「何言ってるんじゃ
若いんじゃから、しっかり働け」
透明「無理~~~~っ」
突然の申し出に、困惑中の透明先生・・・。
ちょっと、困ったぞ
ちょっと、困ったぞ
続く ・・・。
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