判断の基準 ・24
透明「みなさ~ん行き渡ったかなぁ~」
「は~い~」「大丈夫だぞ~」
透明「それじゃぁ~、説明するね~
皆さんの前にあるのは、写経用紙と見本です
今日は、ちょっと足りないから、
見本は2人で一枚を使ってねぇ~
次に、筆ですが、本来であればちゃんと墨を
擦って、書いてほしいのですが、筆ペンでも
代用できるので、今回は筆ペンにしますね~
代用できるので、今回は筆ペンにしますね~
墨を擦って欲しい理由は、墨を擦りながら、
心を落ち着け穏やかにするという意味があるんで、
心を落ち着け穏やかにするという意味があるんで、
もし、この後、本式の墨と筆を使いたいという
人は、墨や書きやすい筆の選び方など、
作治先生にアドバイスをもらって、用意してください
ということで、筆ペンの場合は、最初に
深呼吸をして目をつむり、心を落ち着けるために
5分ほどゆったりとした時間を作ってください
深呼吸をして目をつむり、心を落ち着けるために
5分ほどゆったりとした時間を作ってください
心が落ち着いたら、書き出します
正直、見本通りに書けば良いのですが、最初は文字数や
文字の大きさに苦戦する方も多いので、慌てずに
ゆっくり書いて行くようにしてください」
ゆっくり書いて行くようにしてください」
鉄二「透明~」
透明「鉄二さん、なに」
鉄二「この見本だけどよぉ~なんて書いてるかわからんぞ
英語か」
透明「あっそうだよね
今回書くのは、般若心経なのだけど、その見本は
梵字という仏様を表した文字が使われているから、
梵字写経になる
だから、読めなくて当たり前だし、書き順もわからない
と思うから、自由に形だけを追ってくれればいいよ
通常の漢字写経よりも、徳高い写経になるから、
皆さんには、こちらをオススメしたいんだ」
太郎「読めなくても良いのか」
透明「うんしっかりと形を追って、書き込んでくれれば
経を唱えたことと同じになるし、慣れてくれば、
般若心経を唱えながら書けるようになるから、
そこまではしなくても良いけど、試してみたい人は
試してみて」
出久「透明ちゃんもし、間違っちゃったら、どうしようかしら」
透明「間違えてしまったら、そこは斜線を引いて、
次の行から書き直してもらっても良いよ
次の行から書き直してもらっても良いよ
写経用紙は、沢山あるから、何枚使ってもいいからね」
伊奈「ちなみに、この写経って、どれくらい書けば
業がなくなるの」
業がなくなるの」
透明「人にもよるけど、通常は108枚
これを書き終えれば、業はほとんど消えるとされる
もちろん、それ以上の罪を重ねている場合は、
もっと書かないといけないし、許されない罪という
のもあるけどね」
七子「許されない罪」
透明「大丈夫ここの人たちは、そんなことは無いし、
一般的には無いものだから、安心して書いて」
七子「ほっ」
沖田「書き終わった写経は、どうすれば良いんだ~」
透明「写経は、108枚書き終わった時点で、
お焚き上げしてもらえば、業が浄化できるんだ
お焚き上げしてもらえば、業が浄化できるんだ
だから、108枚までためておいてくれれば、
私の方でお焚き上げしておくから、大切に
取っておいてね」
沖田「ちなみに、一日何枚書いても良いのか」
透明「できれば、一日一枚が良いかな~
一日に何枚も書いて、108枚ためても、
お勤めとしての日数が少ないのは、あまり良くない
から、できれば一日一枚ペースにしておいて」
園長「と、透明さん108枚以上書いても、良いんですか」
豊喜さん・・・あなたどれだけ心配してるんですか
透明「もちろん大丈夫ですよ
業の浄化ができてしまえば、後は徳となるもの
ですから、書き続けてくださいね」
園長「わ、わかりました」
鉄二「透明今日、書き終わらなかったら、
明日、続き書いても良いのか~」
明日、続き書いても良いのか~」
透明「できれば、その日の内に書き上げてください」
鉄二「ううっ字を書くの、苦手なんだよなぁ~」
透明「大丈夫少し時間がかかるかもしれないけど、
最後までやり遂げるもの、修行の一貫だから、
諦めず、頑張って」
諦めず、頑張って」
鉄二「お、おう」
透明「さて、それでは実際に書いてもらいますが、
書いている最中は、文字に集中して、心を穏やかに
書いてください
書いてください
最初、上手く書けなくても、イライラせず、慌てず
騒がず、続けてくださいね
もし、書いてゆく内に、心が穏やかな状態を作ること
が簡単に出来るようになったら、自分自身を見つめ直す
時間として使うのも、徳高い行為になるので、
時間として使うのも、徳高い行為になるので、
やってみてくださいね
それでは、姿勢を正して
心を落ち着けることから始めましょう~」
この後、何だかんだ言って、皆さん真剣に取り組んでくれた
中には・・・。
鉄二「作治先生~字が曲がっちまう」
作治「大丈夫次の行をあけて続けてもいいから、
焦らないで書けばいいよ」
・・・しかし・・・鉄二・・・なんて良いキャラなんだ
作治さんは、沢山の人に頼られていることを、
楽しんでいるようにも見える
まさか、こんなに沢山の人が集まるとは思っていなかったから、
少し、負担が大きいけど、今の生き生きとした作治さんなら、
大丈夫だろう
大丈夫だろう
皆さんも、是非写経に挑戦してみてください
梵字写経の用紙は、仏具屋さんなどにも置いてありますし、
ネットでも取り寄せできると思います
もちろん、本格的にやってみたいと思う方は、
写経会のあるお寺などに参加して、一度書いてみるのも
良い経験になるかもしれません
書き終わった写経は、しっかりと保存し、108枚たまった
時点で、お寺でお焚き上げしてもらうと、業の浄化ができます
時点で、お寺でお焚き上げしてもらうと、業の浄化ができます
是非、参考になさってみてくださいね
写経教室が終わって・・・
透明「作治さんお疲れ様でした~」
作治「うう~~~~~んはぁ~~~~
まさか、俺が先生とは・・・・
ま、まあ、嫌な気分ではなかったけどな」
透明「くすくす」
作治「お、おい透明・・・先生 」
透明「・・・くすっ何作治先生」
作治「か、からかうな
・・・・約束・・・教えてくれ」
透明「ああ~作治さんの寿命を伸ばす方法ね」
作治「そ、それだ」
透明「今は、駄目かな」
作治「な、なんだと」
透明「もう少ししたら、教えてあげる
それまで、写経教室頑張っておいて」
作治「も、もう少しって、いつだ」
透明「そうだなぁ~一ヶ月後
必ず来るから、その時に教えてあげるよ」
作治「・・・まあ良い・・・お前のことだ、
何か考えがあるんだろ
それまで、待ってやるよ」
透明「ありがとう作治先生」
次回、作治さんの寿命を伸ばす方法とは ・・・。
続く ・・・。
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