

自分のインナースペースでぼ~っとしていると
突然、大きな声がこだまする

谷津根「おい


透明「うわっ



谷津根「お前、何をほうけているんだ


本来なら一大事なんだぞ

透明「ご、ごめん

なんか、こんな機会あまりないから
色々と考えちゃって

谷津根「はぁ~



とにかく変化のある場所が見つかった

今から下の階層へ繋がる繋ぎまで行け

透明「えっ


第六階層って《拡張世界》だよね

個性、性格を司る階層に何で・・・

谷津根「詳しい話は後でする

とにかく、階層の繋ぎへ急げ

透明「わ、わかった

そう言うと、私は先程歩き回って探し出していた
階層の繋ぎ部分へ・・・。
私の想像の中では、階層の繋ぎは下へ降りる
階段となっているため、ゆっくりと呼吸しながら
階段を降りてゆく



谷津根「ストップだ

透明「えっ


階段を降りている途中、いきなり谷津根さんからの
声に驚き、階段を踏み外しそうになる

透明「あぶなっ



階段踏み外したら、ショックで表層まで
戻されちゃうじゃん

谷津根「仕方がないだろ


変化の先は、そこだ

透明「はい


辺りを見回すが、壁があるだけで何も無い・・・。
透明「えっと


もしかして谷津根ちゃんが確認しているビジョンと
私のビジョンがズレてる

谷津根「お前は、私を誰だと思っている

そんなヘマはするわけなかろう

透明「あっ


谷津根「私も目を疑ったが、この第五階層と
第六階層の間に何かが隠されている

よ~く探してみろ

透明「何かが、隠されている

私は、壁という壁を触ってみる・・・・

透明「今のところ、何もない・・・。」
「ガコッ

透明&谷津根「

私が触った壁がいきなり凹み、突然
扉のようなものが姿を現す

透明「何これ


谷津根「私も初めて視る・・・。」
透明「(第五階層と第六階層の間に部屋があるなんて
聞いたことがない・・・。)」
私は恐る恐るその扉を開けてみる・・・。
透明「な、なんじゃこりゃ~~~っ

そこには

続く・・・。







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