識の世界・18
透明「どうしたの」
谷津根「いや、これは考察としてだが、
世界の言葉が人の精神を壊してしまう
実例が多くなっているのは知っているよな」
透明「うん
世界の言葉が深層心理に働きかけるのは
第五階層の怖れや願望、後悔や自責の念など
過去に体験した事柄に対して抱いた感情で、
その影響で世界の言葉と自身の体験が混ざって
幻聴や幻覚が構成され、精神が耐えられなくなり、
精神疾患や統合失調症などの症状を起こして
しまっている・・・。
通常は、世界の言葉のそのままのメッセージが
願望部分に張り付いて流行りなどが出来上がる
程度の影響しかないけど、受け取り手によっては
悪い影響を受けてしまうというのが今現在
分かっていることだよね」
谷津根「そうだ
そしてこの世界の言葉が、恐れや後悔、
自責の念などと先に混ざり、変化し、
それが願望として表面化、幻覚や幻聴に
結びつく理由は現時点では分かっていない・・・。
お前が言っていた「順番が回ってきた」
と言っていたのは、我らの業界にも
この影響を受ける者が出てきたということから
使われるようになった業界用語のようなものだが、
私の見立てでは、こういった状況になる者の
特徴として、能力が衰えたものが過去の能力と
現状での能力の格差を受け入れることができずに
世界の言葉にその者の願望が強く影響したことで
起こる現象という認識があったのだが・・・。
能力が衰えるどころか向上しているお前が
こういった影響を受けたとなれば、
その考えは改めなければならないな」
透明「う~ん・・・能力が衰えてくれるのは
私としては苦しめられることの方が多いから
願ったりなんだけど、やっぱりそういう
わけじゃないんだ・・・。」
谷津根「まあ、この現象が普通の生活を送っている
人々にも増えているところを見ると、
私の考えは偏っているのかもしれん」
透明「確かに、こういった特徴的な仕事をしている人
だけが影響を受けているわけじゃないからね
でも、そうなれば世界の言葉が願望以外と
結びついてしまう人というのは、何が原因で
起こるんだろう・・・」
谷津根「それなんだが
お前は薄々感じているのではないか」
透明「えっ」
谷津根「上手く伝えられるかわからんのだが、
透明「どうしたの」
谷津根「いや、これは考察としてだが、
世界の言葉が人の精神を壊してしまう
実例が多くなっているのは知っているよな」
透明「うん
世界の言葉が深層心理に働きかけるのは
第五階層の怖れや願望、後悔や自責の念など
過去に体験した事柄に対して抱いた感情で、
その影響で世界の言葉と自身の体験が混ざって
幻聴や幻覚が構成され、精神が耐えられなくなり、
精神疾患や統合失調症などの症状を起こして
しまっている・・・。
通常は、世界の言葉のそのままのメッセージが
願望部分に張り付いて流行りなどが出来上がる
程度の影響しかないけど、受け取り手によっては
悪い影響を受けてしまうというのが今現在
分かっていることだよね」
谷津根「そうだ
そしてこの世界の言葉が、恐れや後悔、
自責の念などと先に混ざり、変化し、
それが願望として表面化、幻覚や幻聴に
結びつく理由は現時点では分かっていない・・・。
お前が言っていた「順番が回ってきた」
と言っていたのは、我らの業界にも
この影響を受ける者が出てきたということから
使われるようになった業界用語のようなものだが、
私の見立てでは、こういった状況になる者の
特徴として、能力が衰えたものが過去の能力と
現状での能力の格差を受け入れることができずに
世界の言葉にその者の願望が強く影響したことで
起こる現象という認識があったのだが・・・。
能力が衰えるどころか向上しているお前が
こういった影響を受けたとなれば、
その考えは改めなければならないな」
透明「う~ん・・・能力が衰えてくれるのは
私としては苦しめられることの方が多いから
願ったりなんだけど、やっぱりそういう
わけじゃないんだ・・・。」
谷津根「まあ、この現象が普通の生活を送っている
人々にも増えているところを見ると、
私の考えは偏っているのかもしれん」
透明「確かに、こういった特徴的な仕事をしている人
だけが影響を受けているわけじゃないからね
でも、そうなれば世界の言葉が願望以外と
結びついてしまう人というのは、何が原因で
起こるんだろう・・・」
谷津根「それなんだが
お前は薄々感じているのではないか」
透明「えっ」
谷津根「上手く伝えられるかわからんのだが、
お前・・・もうこの世を去りたいと
思っていないか」
透明「」
谷津根「世界の言葉が願望以外の怖れや後悔、
自責の念と結びつき、表面化したとなれば
お前はどこかで「誰か助けて」という
悲痛な想いに常に苛まれているのではないか」
透明「」
谷津根「お前は今まで多くの人を救ってきた・・・
思っていないか」
透明「」
谷津根「世界の言葉が願望以外の怖れや後悔、
自責の念と結びつき、表面化したとなれば
お前はどこかで「誰か助けて」という
悲痛な想いに常に苛まれているのではないか」
透明「」
谷津根「お前は今まで多くの人を救ってきた・・・
しかし、お前の苦しみは誰が救ってくれるんだ
お前だって人間だ、苦しい時、悲しい時、
助けて欲しいと強く願うことだってあるだろう
もしかすると、お前の中には常に孤独に抗おうと
する気持ちや、支えて欲しいと欲する気持ちが
渦巻いているのではないのか
お前は、それをどこかで諦め必死に強くあろうと
振る舞い続けているのではないか
そして、どこかでもう疲れたと・・・。」
透明「谷津根ちゃん・・・私は大丈夫だよ」
谷津根「・・・そんな悲しい顔をして言う言葉か」
透明「心配してくれてありがとう
・・・でも、聞いてくれる」
谷津根「」
次回、透明の想いです・・・。
続く・・・。
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