人が生きると言うこと
チュンチュン
透明「ふぁ~っ」
お早うございます~透明で~す
今日は午後から鑑定なので、午前中はお休み
さて、用意して出かけますか
身支度を整えパンを頬張りながら
急いで車に乗り込む
目的地は、少し都内から離れた墓地
車を50分ほど走らせ目的地に到着
沢山ある墓石を横目に
途中墓石の上に乗っている人などに挨拶し
大きな墓石の前で足を止める。
透明「なかなか来られずにすみません・・・。
もう、旧正月過ぎちゃいましたね」
墓石を掃除し、線香とお酒、お花を添えそっと手を合わせる・・・。
透明「それじゃ、先生また来ますね
これでも、結構忙しい身なんで
次は、先生の好きな桜の季節にでも来ますね」
お墓は、15年前に亡くなった私の師匠のもので、
この所ご無沙汰してしまい今更、新年挨拶に来た訳です
透明「は~っもう15年経つんだ~早いな~」
私と師匠の出会いは、私が小学校4年生の時でした
この能力に振り回されながら生きてきて、
小学生ながらに限界を感じていた矢先
フラフラと駅前を歩いていた私に声をかけて来た人がいました
師匠「大丈夫かい顔色悪いけど」
透明「えっあっ、い、いいえ・・・」
師匠「何かあったのかなよかったら、お兄さんに話してごらん」
お、お兄さんどう見ても、お兄さんて言う歳じゃ~
透明「ぶっくすくす」
自分で突っ込んでおきながら、この時何故か気持ちがホッとして
思わず笑いがこみ上げてきてしまった。
師匠「うん、少し顔色もどってきたね」
透明「 あっ、ごめんなさい」
我に返った私は、失礼なことをしてしまった気がしていた
師匠「名前は」
透明「・・・透明です。」
師匠「じゃあ、透明ちゃんあれ見える」
師匠の指が指した方向には、いつも私を追いかけてくる
怖いオジサン幽霊がいた
でもこの人に見えてるわけが・・・。
透明「・・・あの看板」
師匠「違う違う よ~く見ててごらん」
師匠は何やら口の中でゴモゴモ言い出すすると・・・。
透明「・・・あっ」
いつもの怖いオジサン幽霊が途端に優しい顔になり
空中から、突然、綺麗な服を着た人が現れ
オジサン幽霊の手を取りまた、忽然と姿を消した
この時、オジサン幽霊が言った言葉は今も忘れていない
オジサン幽霊「助けてくれて、ありがとう」
シンプルだが、この時の私には世界を変えるほどの言葉だった
師匠「なっこんな方法もあるんだよ」
透明「えっえーっ何したのいま~」
師匠「本当のお家にお迎えを呼んで帰しただけだよ
でどう 話す気になった」
カタクナになっていた私の心は
常にニコニコしている師匠の言葉にいつの間にか、和らげられていた。
透明「実は・・・。」
私は、今まであったこと、辛かったこと、悲しかったこと、
全てを、初めて会ったばかりの自称・お兄さんに話をした。
師匠「そうか~辛かったけど、よかったな」
突然の切り返しに唖然としている私に師匠は・・・。
師匠「透明ちゃんは、大人でも経験出来ないことを、
いっぱい経験してきたんだよ
だから、透明ちゃんは、普通の大人よりももっと大人なんだね
それは、きつかっただろうけど
透明ちゃんにしか耐えられなかったことで、
お兄さんでもきっと無理だったな~凄い事だよ」
まだ、言ってる
しかし、丁度背伸びをしたい時期だった私には、自分を大人のように
扱ってくれている自称・お兄さんの言葉が嬉しかった
透明「ニコニコ」
師匠「どうだいもっと上手にその力、使えるようになりたいか」
透明「 うん」
師匠「じゃあ、私の家にいつでも良いからおいで」
そう言うと、徐ろに家の地図と電車賃を私に渡し、
自称・お兄さんは帰って行った
これが、私と師匠の出会いでした
後日、私は勇気を振り絞り師匠の家の門を叩きに出かけた
続く・・・。
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透明「ふぁ~っ」
お早うございます~透明で~す
今日は午後から鑑定なので、午前中はお休み
さて、用意して出かけますか
身支度を整えパンを頬張りながら
急いで車に乗り込む
目的地は、少し都内から離れた墓地
車を50分ほど走らせ目的地に到着
沢山ある墓石を横目に
途中墓石の上に乗っている人などに挨拶し
大きな墓石の前で足を止める。
透明「なかなか来られずにすみません・・・。
もう、旧正月過ぎちゃいましたね」
墓石を掃除し、線香とお酒、お花を添えそっと手を合わせる・・・。
透明「それじゃ、先生また来ますね
これでも、結構忙しい身なんで
次は、先生の好きな桜の季節にでも来ますね」
お墓は、15年前に亡くなった私の師匠のもので、
この所ご無沙汰してしまい今更、新年挨拶に来た訳です
透明「は~っもう15年経つんだ~早いな~」
私と師匠の出会いは、私が小学校4年生の時でした
この能力に振り回されながら生きてきて、
小学生ながらに限界を感じていた矢先
フラフラと駅前を歩いていた私に声をかけて来た人がいました
師匠「大丈夫かい顔色悪いけど」
透明「えっあっ、い、いいえ・・・」
師匠「何かあったのかなよかったら、お兄さんに話してごらん」
お、お兄さんどう見ても、お兄さんて言う歳じゃ~
透明「ぶっくすくす」
自分で突っ込んでおきながら、この時何故か気持ちがホッとして
思わず笑いがこみ上げてきてしまった。
師匠「うん、少し顔色もどってきたね」
透明「 あっ、ごめんなさい」
我に返った私は、失礼なことをしてしまった気がしていた
師匠「名前は」
透明「・・・透明です。」
師匠「じゃあ、透明ちゃんあれ見える」
師匠の指が指した方向には、いつも私を追いかけてくる
怖いオジサン幽霊がいた
でもこの人に見えてるわけが・・・。
透明「・・・あの看板」
師匠「違う違う よ~く見ててごらん」
師匠は何やら口の中でゴモゴモ言い出すすると・・・。
透明「・・・あっ」
いつもの怖いオジサン幽霊が途端に優しい顔になり
空中から、突然、綺麗な服を着た人が現れ
オジサン幽霊の手を取りまた、忽然と姿を消した
この時、オジサン幽霊が言った言葉は今も忘れていない
オジサン幽霊「助けてくれて、ありがとう」
シンプルだが、この時の私には世界を変えるほどの言葉だった
師匠「なっこんな方法もあるんだよ」
透明「えっえーっ何したのいま~」
師匠「本当のお家にお迎えを呼んで帰しただけだよ
でどう 話す気になった」
カタクナになっていた私の心は
常にニコニコしている師匠の言葉にいつの間にか、和らげられていた。
透明「実は・・・。」
私は、今まであったこと、辛かったこと、悲しかったこと、
全てを、初めて会ったばかりの自称・お兄さんに話をした。
師匠「そうか~辛かったけど、よかったな」
突然の切り返しに唖然としている私に師匠は・・・。
師匠「透明ちゃんは、大人でも経験出来ないことを、
いっぱい経験してきたんだよ
だから、透明ちゃんは、普通の大人よりももっと大人なんだね
それは、きつかっただろうけど
透明ちゃんにしか耐えられなかったことで、
お兄さんでもきっと無理だったな~凄い事だよ」
まだ、言ってる
しかし、丁度背伸びをしたい時期だった私には、自分を大人のように
扱ってくれている自称・お兄さんの言葉が嬉しかった
透明「ニコニコ」
師匠「どうだいもっと上手にその力、使えるようになりたいか」
透明「 うん」
師匠「じゃあ、私の家にいつでも良いからおいで」
そう言うと、徐ろに家の地図と電車賃を私に渡し、
自称・お兄さんは帰って行った
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後日、私は勇気を振り絞り師匠の家の門を叩きに出かけた
続く・・・。
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気になっておりました{キラリ}
過去のブログ「オフの日」で
泰蔵さんも大ファン{ラブラブ}というお師匠様
泰蔵さんいわく、スケールがデカイと{超びっくり}
「オフの日2」では、そのお師匠様の教えてくれた
ありとあらゆる事をまとめた76冊のノート{本}のこと
透明先生とお師匠様のエピソード
ついに、そのお話が聞けること
とても楽しみです{ハッピー}
その反面、透明先生が大変だった日々も伝わってきて
胸に込みあげるものがありました{ごめんなさい}
お話して下さること、本当にありがとうございます
人が生きると言うこと
心して読ませて頂きます{キラリ}
おはようございますー{CARR_EMO_38}
これぞ 究極の愛情 次回 超楽しみに 待っています{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}{CARR_EMO_38}いいなぁ\(^-^)/
これまでの歴史を知りたいな~~って思いながら、聞くのも失礼かと思っていました。
小さい頃からその能力で悩まされてこられたのですね。
でも、その師匠さんのお陰でこんなに人を助けられるようになられたのですよね。素晴らしいです。
記事すっごく楽しみにしてます^^
それは会うべきして会えたということですか
アンテナなんでしょうね
お師匠さんのお話は先生の世界を覗き見るようでワクワクです
(不謹慎ながら・・・・コホ)
本当に人が生きるっていうことはどういうことなのでしょうかね
その謎解きが今回、ここで明らかになるのですね
どうか多くの人にもその気持ちが伝わりますように
本当に書いてくださるとは{びっくり}
きっとそのうち…と思って待ってました~{パチパチ}
小学校4年生で限界を感じていただなんて
幼い頃から辛い日々を過ごされていたんですね{グズン}
お師匠さんという理解者に出会えて本当によかったですね{キラリ}
透明先生の木人図に描いてきたということでしょうか。
そして、我々が今こうやってブログを通して
透明先生に出会えたのもお師匠さんのお陰でもあるんですね。
{さくら} <色:#ff6699>透明先生のお師匠様、ありがとうございます</色> {さくら}
さてさて、その後どんな修行の日々{ガッテン}が始まるやら{なんで}
今回は透明先生とお師匠さんとのエピソードで
人生き、いや「ひといき(一息)」つかせて
いただきま~す{湯呑} ジュリ{ユニミーピンク}
透明先生は、小さい頃から、見えてて、人助けしてたのですね。すごいです。またまた、がんばって。