じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

エリザベート 1回目

2006-05-04 23:40:12 | 観劇記
本日、祐サマ初日。じいにとっても去年の9月以来、8ヶ月ぶりのエリザです。う~~ん、白状しますと、やっぱり寂しかった 覚悟はしてましたけど、やっぱりじいの閣下には会えないんだなぁ~って ←内野さんには日曜日に松本千秋楽で会えるんですけど で、会えない寂しさからか、幻覚、じゃないですけど、あろうことか祐様トートにじいの記憶の中にある内野トートを重ね合わせてました。「去年はこうだったなぁ~~」って。。。でもね、皆様、パンフは買い ですよ 2005年エリザの舞台写真が随所に載ってて“プチ再会”できますから

それでは、今日の観劇記スタート 演出等ネタバレになっていますので、これから行くから知りたくな~いと思われる方は引き返してくださいね。


ではでは。。。


今回は、帝劇よりも狭い日生バージョン。そうですね~~確かに狭い!!おなじみ、3つの塔のセットも前に迫ってた感じだったし、プロローグやバートイシュル、HASSのシーンで大人数が舞台に立つところでははみ出しそうで……

演出も若干変わってました。日生の舞台では左右の花道を作れないので、ミルクのシーンでミルク車(わか…りま……すよね)を引っ張ってくるところは、ルキーニがミルク缶を持って客席からの登場 逆にキッチュでの客席下りはなし 2幕ではシシィがお供を連れて放浪の旅に出るシーンで花道から登場&退場っていうのが何度かありましたけど、これも普通に舞台袖に引っ込む演出になっていました。あと、「パパみたいに」でシシィの側転がなかったこと、バートイシュルでルキーニが荷物を押しながら登場する場面が、ルキーニは花壇みたいな置物を持ってて荷物はシシィが押しながら出てきました 去年の9月エリザで高嶋さんが腰を痛められた時にもシシィが代わりに荷物台を押しながら登場して結構うけてたらしいので、これを採用しちゃったのかな

今日は8ヶ月ぶりのエリザ、しかも魂は飛び立たずに(笑)自分の中にちゃんとあったので、舞台全体をちゃんと見れました。お席はGCの下手側だったんですけど、帝劇の2階席ほど遠くないし、上からの眺めや照明の効果も堪能できるので良かったです。でも、やっぱり、じい的にはエリザ観劇=1階派かな 特にお目当てのキャストの視線をもらいたいなら絶対に1階 そうそう、最近のじい、宙エリザのDVDを見過ぎたせいか、ヅカ版エリザと混同する場面がたくさん 黄泉の国の友人も以前同じことを言ってましたけど、今更ながら納得 ヅカ版にはあるセリフが東宝版ではないことが多くて「あれ?」って思う場面が多々。しかも、キャストの登場が下手&上手で逆になる(例えば、バートイシュルでは東宝版だと上手からマックス一家で下手から皇帝一家)ので、妙な違和感が……頭の中を早く東宝版に軌道修正しないといけないですね~~

以下、キャスト感想。言いたい放題、ご了承くださいねm(__)m

一路シシィ:
某所で新人トートが小さいのでシシィの方がふくよかに見えるってカキコがありましたけど、今日見た感じでは痩せ痩せで大丈夫かなぁ~って。でも、いっそう深みの増した歌声は素晴らしかったです 「私だけに」後半で一人の女性としての強さが自然に滲み出ていて気負った感じはなかったのでストンと心に入ってきたし、2幕もシシィの強さ、傲慢さ、儚さ等々の複雑な感情を表現されていて凄いなぁ~~って。ただし 最初の少女シシィ、さすがに無理がある……か…も

山口トート:
ミューの不自然さ」にじいが慣れてしまったせいなのか、レミゼで祐様の歌&動きに慣れてしまったせいなのか、それは??ですけど、今日は観劇前に心配した程は笑ってないと思いますけど……でもぉ~~やっぱり~~笑ってたかな 9月エリザで友人と共にギブアップした「愛と死の輪舞」は大丈夫だったんですよ。むしろ、シシィに一目ぼれしたところは、動かないというか恋の電流が走って動けない雰囲気が出てて、「おぉぉ~ 祐サマが演技してるよ~~」なんて超失礼なことを思ってて……しかも、前はシシィ よりも自分の歌が大事 みたいなところがあったんですけど、今回はそれなりにシシィに絡もうとしている閣下の努力があったような ←実際に努力が実って演技が溶け合ってるかは……あははは~~コメント拒否

「最後のダンス」の歌い出し、吐息混じりの声が内野トートの歌い方を彷彿させるようで、じいは勝手に萌え~~ でした。あ、祐様に対してじゃないですよ あくまでじいが恋しいのは内野トート閣下……おっと、脱線しちゃいそう 戻しま~~す。最後のダンス、1番は普通に聞いてたんですけど、2番で「闇の中から~」からサビで一番盛り上がるところ、祐様が両手を大きく広げて歌い始めた瞬間、じいの笑いのツボに思いっきり嵌っちゃって肩を震わせて大爆笑。もう、ダメ、声が出そう…って感じ。拷問でしたよ~~ それ以降はもうダメでしたね。「最後のチャンス」で「今こそ~出かっけよ~~♪」は楽しそうだし、「悪夢」でナイフを指揮棒の如く振り回してるところは笑い殺されるかと思いましたわ。お腹、痛かったぁぁ~~ あ、でもね、「闇が広がる」は良かった 浦ルドが成長してたせいもあったんですけど、すっごい迫力でした ラスト、下手のお席で閣下の背中しか見えなかったんですけど、シシィの抱きついた手の感じからは暖かそうな雰囲気、熊のぬいぐるみな感じで気持ち良さそう……なんてね

高嶋ルキーニ:
毒気がますますなくなってきたか 開幕直後でセーブしているせいがあるのかもしれないけど、狂気さや緩急の差がなかったような気がしました。公演を重ねるにつれて進化するように願いつつ、期待してま~~す

綜馬フランツ:
レミゼの時はシャープで萌え~~(って勝手にじいが思ってた)なジャベを堪能させていただきましたけど、今回はノーブルな綜馬さんの為にあるような役を見事に演じられてました。歌も安定してたし、ホント、高貴なオーラに包まれてました。1幕の若いフランツ、シシィへの一目惚れっぷりが可愛くて ただ、綜馬フランツだと高貴さたっぷりで近寄りがたさもあるので、冷たさも倍増 ヅカ版ほど優しく、とは言いませんけど、じい的にはもう一人のフランツの方が好きな?!

浦井ルドルフ:
成長しましたね~~歌声も太くて伸びやかになってたし、演技も観客を引きつける強さ でした。ちょいと井上ルドの踏襲?って感じた場面もありましたけど、儚いだけの皇太子→強さと脆さの同居している厚みのある皇太子を演じられるようになってました すばらし~~い

初風ゾフィー:
2004年、じいをこんなに狂わせてしまった初エリザの時にお会いして以来の初風ゾフィー。去年は病気で出演されず 今回の公演、歌声が小さくなる部分とかあって心配したんですけど、醸し出す雰囲気は凄いですね~~身体の中まで役がしみ込んでて目の前にいるのはゾフィー以外の何者でもなくて。ベテランのこなれた味を出されてさすが でした。カテコでは一路さんと抱き合っていらっしゃいました。舞台に出てこられた時、客席からは一層大きな拍手 ま、今日は初日キャストも多くて、多分ほとんどがリピーターだと思うので事情は分かってるんですよね~~カンパニーの方々も初風さんに拍手をおくってて、本当に温かいカンパニーだなぁと思いました。

縄田エルマー:
初々しいエルマーでした。向こう見ずに革命に向かっていくエルマーと、初めてエルマーを演じる縄田さんの一生懸命さが重なり合って良いキャラになっていたと思います。これからどんな風に進化していくのか楽しみ

同行した友人、初エリザだったんですけど、ビジュアル系な衣装に引き気味 ま、以前一緒に観劇したのがベガーズで汚い衣装だらけだったせいもあるのかもしれませんが 宮廷の話なら宝塚の方が向くかも?って言ってましたわ。あと、閣下のかつら&衣装、日本人が演じるには無理があるって……でも、1幕最後の人気ナンバー1 シシィの白いドレスはお気に召した様子。パンフに載ってたじいのトート閣下は「こっちの方がいいよ~」って言ってくれました。見せたかったなぁ~~じいの閣下。。。

さてさて、次のエリザは再来週。祐様&新人トートを黄泉の国の友人と観劇。じいもその友人も「切ない系トート」が好きなので、どうなることやら……でも、その前にじいはエリザな世界をいったん封印。メタルマクベス、松本公演千秋楽&東京公演初日をお祝いしなければ しあさってには内野さんに会えるよぉぉ~~~ 嬉しすぎて倒れちゃうかも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする