じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

風林火山の旅 1日目

2007-02-12 23:59:26 | 風林火山
 

2月11日~12日、甲斐路を旅してきました。もちろん目的は勘助サマに浸るため 2日間、自分でも呆れるほどの妄想三昧……こんな愚行に付き合ってくれた友人(←“一般人”です)には感謝でございますぅ

1日目、新宿から特急あずさで出発。甲斐の山々が見えてくると血が騒ぎ始め……勘助サマ(注!じいの頭の中はホントの勘助じゃなくて内野勘助ですぅ)来たわよ~~とテンション上昇 その夜は石和温泉に宿泊だったので(いちおう、今回の旅の名目は温泉で癒し旅行)宿に荷物を置いてから駅前よりタクシーで恵林寺(写真左)に向かいました。

タクシーの運転手さん、70歳で地元情報満載な方。しかもしかも 話されるのは甲斐言葉 「ほうけ~」「~するだに」きゃ~~ミツが使ってたのと一緒じゃないですかぁぁ~~しかもホンモノ こんなにお国言葉に興奮したなんて初めてですわ←救いようのないアホ

恵林寺、ここで改めて説明するまでもありませんけど、武田信玄の菩提寺。県文化財の「三門」には、快川和尚の「安禅不必須山水 滅却心頭火自涼(あんぜんかならずしもさんすいをもちいず しんとうめっきゃくすればひもおのずからすずし)」という有名な言葉が書かれています。煩悩の塊のじいには耳の痛~~い言葉か この門、友人は絶賛してました。細やかさと強さが同居した造り、今まで見てきた中でも5本の指に入るって……やっぱり違うなぁ~と日本史ダメダメなじいは尊敬の眼差し

最初に本堂を見学。靴を脱ぐところで「我に力を」「生きた愛した」の勘助サマが出迎えてくれます じい、しばし立ち尽くして萌え~~ と、そこにメール着信が。。。それまで外にいたのでマナーにしてなかったんですよね。あはは~~入り口で鳴り響く風林火山のテーマ曲 おっと、本筋へ この日は座禅修行だか法要だかあったみたいで入れない部屋もありましたが、見るべきものはちゃんと見れたので良かったです。うぐいすの廊下(歩くと木が浮いて音が鳴る)を通っていった先に「武田不動尊」が安置されていました。信玄が対面で模刻させたという等身大の不動明王です。「風林火山」を見てる人にはお馴染みですよね~~ 晴信のシーンでよく出てくるアレ じい、感動しちゃいましたよ~~ホンモノを目の前にして第1話から自動的に脳内再生……この不動明王の前で悩み考える晴信の姿が思い浮かび、そんな晴信と勘助サマの出会いを思い。。。じい、史実云々じゃなくて完全にドラマの世界に旅立ってました 更に、建物を出て裏手にいったところに信玄のお墓がありました。後ろには川中島以降亡くなった家臣たちのお墓あり!(この前見た「その時歴史が動いた」知識)な~~んか、考えちゃいましたね~~行ったことはないけれど、川中島にある勘助墓のこと(来月辺り本気で行く計画立ててます)勘助サマの生涯を思って、ちょっぴり切なくなってしまいました

お次に宝物館。拝観料を払う窓口&入り口には3、4枚のポスターがこれでもか!というほど貼ってありました もう、勘助サマに囲まれて幸せいっぱいって感じ。多分、じいの目はトロロ~~ンとしてたと思います 館内1階は武田二十四将の掛け軸、信玄が使ったという軍配等々が展示。中央には「風林火山旗」と「諏訪大明神の旗」がありました。ホンモノですよ~~あの有名な旗たち この旗の前にしばらく物思い、ん?妄想 にふけってました。戦場にはためく二つの旗。勘助サマはどんな思いでこれを見てたのかなぁ~~なんて考えちゃいまして 更には、そこに至るまでの勘助サマの歩んできた道(大河のはオリジナルストーリーなのに)を思うと感慨深くなっちゃってねぇ~~心が熱くなってしまいましたわ←見捨てられても仕方ないですね 友人よ、大感謝 あと、やっぱり今年の大河絡みの展示もあって、山本勘助を描いた版画等々が展示されていました。一番多かったのは川中島の最期の姿。何枚か見てると何だか胸が痛くなってしまいまして……遥か彼方の最終回に思いを馳せて「勘助サマ~~散っていくなんて嫌だ~~」と勝手に悲しむじい。。。悲しみの中(爆!)2階に行くと、お雛様の展示(季節ですね~~)&柳沢吉保関連の展示がありました。あはは~~颯爽と通り過ぎる私 だって~~分かんないんだもん 興味ないし~~ 1階の方は日頃の勉強の成果なのか 分かるものがいっぱいあって、「日本の昔のものを見て、こんなに理解できるのは初めて」と嬉しかったんですけどね。友人、思いっきり見抜いてました 「ほとんど見てないでしょ~」と言われちゃいました。最後に四脚門を見て、お次は雲峰寺(写真右)へ

雲峰寺で見るべきは「孫子の旗(風林火山旗)」「諏訪神号旗(諏訪大明神の旗)」「馬標旗」、それと日本最古の日章旗 天目山の合戦での敗戦後に落ち延びた家臣によって奉納されたものとされています。恵林寺でも見ましたけど、こちらの方が種類・数が多かったです。諏訪大明神の旗、縁に梵字が書かれているものがあるのはここだけなんだそうです。じい、またまた妄想炸裂 武田が滅びた(完全に滅亡したわけではないけれど)時に遺されたものでしょ~~勘助サマ(またかいっ!とは言わないで~~)は川中島で亡くなってるけど、武田家の未来を信じてたんだと思うんですよね。そんな思い(←勝手な想像)を考えると切なくなり、しかも、この旗たちが戦場にはためいていた時、どんなことを考えてたんだろうなぁ~ なんて思っちゃって。。。

このお寺の場所、大菩薩峠の麓にあって駅からもかな~り離れているので人があまり来ないのかな 宝物殿に入る時はインターホンを鳴らすことになってました。で、ボタンを押したら住職さん登場!若い方なんですけど、これがお喋り好きな方で…(運転手さん曰く、人が来ないから来ると嬉しくなるとか)「ここは大河の武田信玄(中井貴一出演の)の時にロケに使ったんだよ~」「うちは1200年の歴史があるから恵林寺より古いの」とか、マシンガントーク状態 で、生きた愛したのポスター(ここにも当然あり!)を指しながら「脚本家もこの前来てね…」って 思わず「大森さんですよね?」と言っちゃった 「何で知ってるの~?」なんて言ってましたけど、愚問ですよね~~魔女的には。

雲峰寺の後は駅へ 途中、樋口一葉のお墓を窓越しに見学しました。思わぬプラスアルファ 塩山駅から電車に乗って石和温泉へ。以上が1日目でございますぅ~~初日からアホ全開ですよね 妄想のネタがいっぱいでしたから(笑)

宿&2日目は次回
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風林火山 第6回「仕官への道」&NHKニュース特集

2007-02-12 22:34:17 | 風林火山
甲斐路より戻ってまいりました。旅の記録は追々と……帰宅後、早速HDDを再生 1日遅れの勘助サマを堪能でっす。数時間前まで風林火山の地にいたわけで、いつも以上に深~~い味わいで鑑賞しました。

第4回、第5回と辛すぎる話が続きましたが、今回は割と気楽な気持ちで楽しめました。でも、話的には込み入ってきたので、じいはアップアップついていってます 小山田氏、切れる奴ですね~~じい的には嫌いというか、苦手なタイプですけど、こういうのが世渡り上手、要領良く生きられる人なんでしょうね。後半の北条氏と勘助サマのやりとりでは、「私の心がよめるか?」「恐れ入りました」と、無駄のない“大人な会話”が繰り広げられて……お子ちゃまのじいには??なことがいっぱいです。一生懸命理解しようと頑張ってはみるんだけど、イマイチ心模様が感じ取れないんですよ~~ いつもの勘助サマ のためのリピートとは別のリピートが必要なのかも。。。トホホ

前半は相変わらずの可哀想っぷり前回の勘助サマでした。。。いきなり伝助兄の首を絞める 最初はヲイヲイ… 状態でしたけど、ミツのことを口にするところは恨みと悲しみが混ざった目でした しかも、今川に仕官を申し出るところ、最初は期待に胸を膨らませるような明るい目をしているのに、義元に「余にその顔を見て過ごせというのか」と言われて驚き、怒り、悔しい目になる。。。震える勘助サマを見ていると「大丈夫だから~」と抱きしめたくなってしまいますよぉぉ~~(スミマセン)しかも、眼帯を取って必死に自分を売り込む……義元ぉぉ~~あんたの方が醜いぞ~~ 毎日見たくないのはお前だ な~~んて、マジ激怒しちゃいましたわ。義元たちが去った後、床にはいつくばって悔しがる勘助サマ。。。あの背中、たまりませんね~~背中で勘助サマの「言葉にならない思い」が伝わってくるんですよ。背中で語れるお方ですからね~~内野さんは 何か、生きる切なさ、厳しさみたいなことも感じちゃいましたわ。で、そんな勘助サマを見つめる寿桂尼の表情の変化、見事でしたね~~鋭い強い面と優しさを見事に表現されていました。藤村さん、GJでございます

後半、船の中でお昼寝中の勘助サマ。きゃは~~~ 久々の萌え萌え なお姿を堪能。放っておけない可愛さ、見ていると幸せな気分になってしまいます あと、青木大膳を出し抜いて馬で相模に向かうところの笑顔も素敵でしたね~~ 辛いことがいっぱいだけど前向きな勘助サマ、応援しちゃいますよ~~ ラスト、福島越前守の嫡男によって窮地に追い込まれてましたけど、予告だとまたまた新たな出会いがありそうですね。はぁ~~「自分が求められる」場所にたどり着いてほしいです

風林火山の感想はここまで こっちも書いとかなくちゃ。朝のNHKニュースの藤沢周平特集「蝉しぐれ」で文四郎サマを演じられた内野さんのインタビューがありました。「蝉しぐれ」の映像が流れて父との別れのシーンだったんですけど、何度見ても泣けますね~~ 内野さん「藤沢作品は演技の技術等々ではたちうちできない。心で演じないといけない」といったことをおっしゃってました。内容的にはず~~っとおっしゃってきたことだったんですけど、人間の心模様が大切にされている作品に、表面じゃなくて心を伝えることができる役者さんが演じられる……もうぅぅ 内野さんはいつも心で演じていらっしゃるじゃないの~~と嬉しくて唸っちゃいましたよ あぁ~~幸せですわ。こんな方についていけるなんて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする