じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

「ガラスの仮面」展

2007-09-02 23:54:52 | その他いろいろ
風林火山の感想はアップ済み 今日も関東地方はしのぎやすい1日でした 今朝は7時に“健全に”起床 午前中は掃除に励み(じい部屋、超汚かった)午後は世田谷文学館で今日まで開催だった「ガラスの仮面」展に行ってきました。

世田谷文学館、気軽に行ってくるには……思ったより遠かった 京王線の各停しか止まらないし、元々じいの普段の行動範囲からは外れているので土地勘ないし……でも、知らない地を彷徨うのは大好きなので(勘助サマみたいな放浪癖あり)楽しかったです。途中ですんごい豪華そうな女子学生会館があって、1階のロビー(だと思う…)には女子寮のお約束 グランドピアノが置いてありました。ピチピチ女子大生~~ その昔、じいも現役女子大生だった時代に学生会館に入れられそうになったことがあるんですけど、、、断固拒否しましたわ 門限に当番……自由がなくては生きていけない小鳥ちゃんは飛び出してしまいます

「ガラスの仮面展」、今日が最終日だったんですけど、イベントあり~~だったみたいで作者の美内すずえさんがいらっしゃっていてサイン会が開かれていました。大勢のファンの人が拍手で迎えていて盛り上がってましたが、じいは特に思い入れはないので、その場を通り過ぎて展示会場の方へ 入り口にはガラかめ読者にはたまらない 紫のバラの人からの花が飾られていました。ちなみに……造花です

展示の中身は主に原画&マンガの生原稿で、第1巻からのストーリー順に展示されていました。A4サイズの“美内すずえ仕様”の用紙に細かな線で描かれた絵、微妙な色合いやグラデーションで綺麗に色付けされた表紙絵、切り貼りされた吹き出し部分の文字……あと、版面(印刷する時に指定される枠)を指示する線やノンブル(ページ番号)が鉛筆で書かれていて、本になる前の工程の一部が垣間見られて面白かったです。

絵心のないじい、最初の頃はすんごく細かいドレスや髪の毛の線、リアルに塗られた絵の具?色鉛筆?にただただ目を奪われ……でも、順を追って見ていくとコマの割り方に変化があるように感じてきたんですよね~~絵のタッチも変わっているので一概に比較することはできないと思うんですけど、最初の方は1列に3コマ×3みたいな感じの単純な割り方なんだけど、後半になってくると縦長のコマ+2コマが2列といった具合に複雑な割り方になっていっているような で、その分描かれている人物の動きが生き生きとしていて飛び出してくるんじゃないか、思わせるような絵になっていました。あと、生の原画の力、とでもいうのかな 絵に温度があるというか……薔薇や光が背景に描かれてる時は温か~い感じがするし、黒みの多い暗い場面の時には冷気を感じる。ふと、そんなものを感じました。

  
絵の他には「女海賊ビアンカ」をやった時の体育館のセット、紅天女の能舞台のセット、マヤちゃんの部屋のセットが作られていました。マヤちゃんの部屋、かな~り現代っぽかったような気が 床には台本やお芝居の原作、紫のバラの人からの手紙が散乱していました。字はイメージとはちょっと違うような 真澄さんのイメージからして、もうちょっと達筆な気がするんですけど???

        
会場を出ると廊下にストーリーの中で出てくる劇中劇のポスター(キャストや劇場名等、何気に本気で作られてる)が貼ってありました。読者的にはかな~り盛り上がれるのではないかしら~ じい的には、マンガのイラストだとリアリティがないので是非ともドラマ版のキャストで作ってくれたらな~と勝手な希望……かな

そうそう、展示の中で姫川亜弓が「恋する目をしていない」と悩むシーンが取り上げられてたんですけど、亜弓は共演者と恋人の振りをし、マヤは桜小路君との恋に悩んでる。でも両者とも「かりそめの恋」だったって……演じるということは 自分が普段舞台で見ているものは いろいろと考えさせられる深い言葉でした。

*************

帰りに新宿でお店巡り~~財布をいろいろ見てきたんですけど、高い
ユーロ高、想像以上に凄いです。。。
コメント (2)
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風林火山 第35回「姫の戦い」

2007-09-02 23:23:20 | 風林火山
本日の風林火山……の10分前 日テレの鉄腕DASHを見てたら、いきなり「風林火山」という言葉&テーマ曲が~~~8時にはまだ早いぞ と思ったら、「夏バテ対策!汗かき料理を探せ!」という企画で武田汁という鍋 が出ていました。武田汁の元は武田軍団の陣中食だったとのこと。中に入っているセリ(刻んですいとんに混ぜ込んである)に発汗作用があるそうです。レシピは日テレ(鉄腕DASH)にあるので興味のある方は見てみてください

さてさて、ホントの風林火山の感想。脚本の上手さを感じましたね~~おぉこう来たか って感じで。摩利支天エピ、そう使ったか という展開でしたね~~ミツと勘助サマを繋ぐ傷のある摩利支天、ミツに一度だけ出会った時の影響 晴信さんが禰々さんに送り、やがては由布姫の手に渡った魔利支天、しかもその魔利支天は一度は投げ捨てたのを敵だったはずの晴信さんの愛を受け入れた時に勘助サマから手渡される。。。由布姫は勘助サマと晴信さんの絆って言ってましたけど、み~~んな繋がっていたわけで……上手く収めたものでございます。で、二つの魔利支天は今後どうなるのか???これまた楽しみです あと、御諏訪太鼓のシーンでの家臣それぞれの心の声が聞こえてきたのもGJ 赤々と燃える火の輝きの中で見え隠れする各々の思惑。。。中でもツボだったのは小山田さん「女は怖いから…」なんて言ってましたけど、後の由布姫の爆弾発言 に向けてイイ感じに繋がってたと思います。でもさ……人のことを言ってる場合じゃないじゃん と思ったのはじいだけ 子供がいる女子は強い~~ぎゃっ美瑠姫だ

そのコワイ 女たちの戦い じいが一番共感できるのは、やっぱり由布姫ですね~~寂しい気持ちを隠そうとしないところも、お屋形様が言うような「安らぎを与えられる女性」にはなれないところも……そして新しい側女を自分の元につれて来いと無理難題を言うところも すっごく良く分かるんですわ。似たようなところもあるし(したこともある??)多分じいもそうすると思うし それをたしなめて由布姫が見えていない自分自身の立場を知らしめる三条夫人は「デキた」女性なのかもしれないけど、納得はできないんですよね~~ま、三条さんだって苦しんでるんですけどね~~まったく、男ってのは ま、じいの気持ちは置いておいて、今回は姫がいっぱい~~でも、各々の女性の心模様の絡み合い、微妙な雰囲気はあまり楽しめなかったような 一番健闘してたのはやっぱり三条夫人 優雅な雰囲気の中に鋭いトゲを感じさせるのはさすがでした。「勘助…」というところもゾクゾク~~(千鶴ちゃんにいたぶられたい願望の内野勘助も満足だったのでは)由布姫@柴本さん、セリフの言い方は自然な感じになってたし、その時々の姫の心模様を雰囲気としても出せてたのは成長したんじゃないかしら~ こんな感じでそれぞれは良かったんですけど、もつれ合っていく糸というか、女の情念というか、そういうドロロ~とした緊迫感がもう少し感じられると良かったのでは?と思いました。ちなみに。。。於琴姫は出番がほんのちょっとだったので感想は今後!窓越しに見た雰囲気は……やっぱりじいが原作からイメージする感じとはちょっと違うんですよね。。。食べ物を頬張る姿も何かが違う う~~ん。。。

そして、、、やっぱり一番の見どころはコレです 勘助サマの百面相 いろ~~んな表情が堪能できて面白かったです ツッコミ入れまくり~だったし 今日の勘助サマは周りの人たち……といっても、主にお屋形様と由布姫なんですけど、めちゃめちゃ翻弄させられ右往左往 しかもその中身といったら男女の問題で勘助サマの一番苦手とする分野。そのオロオロっぷりが可哀想なんだけど可愛くて…

冒頭の「困らせ人」は鬼美濃さん&リツ。鬼美濃さん、相変わらず豪傑で怪我をした片足も「お前と同じだ~」なんて豪快な笑い。悪意なんて微塵もなく愛に満ちたジョークでした で、「妻をめとらぬのか?」なんてめちゃめちゃストレートに聞いちゃうところも何とも豪快 「知行800貫の家を絶やしたらもったいない」と言われてましたけど(←当たり前だけどかな~り出世してたのね~)この時の勘助サマの「一つでも守るべき者が増えたら、今のお勤めの障りとなる」と言った時のアップの表情 ずっと奥底に押し込んできた気持ちを思い出していたのでは?という痛々しい、そして寂しそうな表情でした 白湯を持って現れたリツ 演じていた前田亜季さん、生では今年初めにあった舞台「私はだれでしょう」でお会いしてますけど、登場するとパッと明るい雰囲気になるところは素敵だなぁ~と思いました リツさん、チャキチャキ娘って感じかな 余計なことまで言っちゃうところは困ったちゃんですけど、勘助サマをタジタジにさせるところはGJ 由布姫への思いをズバズバと喋っちゃうなんて~~~一生懸命ごまかしつつ本音も見え隠れする勘助サマの表情がとっても面白かったです。でも、新しい側女の話を聞いた瞬間に表情が一転 その場の空気まで変えてしまうところは凄かった~~さすが内野さん

お次の「困らせ人」はお屋形様。ま、今回の騒動の元凶!張本人なんですけど、知らぬ存ぜぬでとぼけちゃって……一生懸命ごまかして平静を装うお屋形様@亀治郎さんの表情は絶品でしたけど、更に笑えたのが勘助サマ 廊下を右見て左見て確認 障子をサッと閉めて「お前のせいだ~~」といわんばかりの凄い剣幕 お屋形様が一瞬怯んだのも無理ない……か そしてお屋形様の尋問by 勘助サマが始まるんですけど、この時の喋り方、すっごく坦々とマシンガントークの如く滑らかなんですけど、他に言いたいことを含んでいるような言い方なのはさすがですね~~ しかもアップ映像で思いっきり堪能できる目の表情。終始何かを企んでそうな目だったんですけど、細目になって「ふふ~ん」ってなってたり、目を思いっきり丸くして「ほほぉ~」って感じになってみたり……そのクルクル変わる表情に吸い込まれちゃいましたわ。いや~~こんな映像なら1話分でも見てられるっ 一方のお屋方様は「寝ても覚めても戦ばかり」なんて言い訳。。。思わず「寝ても覚めても俺は愛妻家…じゃなくて女好き」なんて思ったのは……スミマセン 病気です そうそう、於琴姫のことを由布姫に話した云々のやり取り、周りに振り回されてる勘助サマの鬱憤が吹き出した 高笑いするお屋形様(笑ってる場合じゃないだろっ と思わずポツリ…笑)に「笑い事ではござらん……ございませぬ」ってのは良かったわ

最後は、勘助サマ的には一番困ったさんか 由布姫でございますぅ~~久々の再会。やっぱり姫の前では何ともいえない穏やかな表情になると思うのは気のせいでしょうか でも、お屋形様のお渡りがない寂しんぼの姫はご機嫌ナナメ~~越後の話を聞いてみたり、戦の話を聞きたいといったり……でも「戦のことなど何も分からぬ」と興味な~し 女の気まぐれって感じで本音を隠すのかと思いきや、ずばり「お屋形様の顔は忘れかけてる」「別の女がいるのかも~」なんて……こういうところが好きなんですけどね~~じい的には しかも、語るだけ語っといて、と言ってもその内容は「うんうん」と共感しまくり~だったんですけど、最後に「すまぬ、勘助。つまらぬことを聞かせた」なんて……あはは~~ホント、好きだわ。で、甲斐のお北様を見舞いたいってことになる。。。勘助サマ~~もうちょっと上手く宥められませんか~?と無理な要望をしてみたくなるんですけど、それができないところが勘助サマらしいんですよね

最後の由布姫の爆弾発言 正直、勘助サマにも責任の一端はある……っていうか、勘助サマ~~あなたが言い出したことですから と思いっきりツッコミを入れちゃいました。「(和子様を産んで)和子様にどのような魂を吹き込まれようとそれは姫様の御一存」確かに言いましたね~~しかも、少なからず勘助サマにも芽生えた気持ちだったわけだし。でも、姫の決意を聞いてる勘助サマの何ともいえない表情……自分も同じ気持ちがあるから苦悩してる?自分が姫を助けてあんなことを言ったから責任を感じてる??四郎を跡取りにしようと必死の姫を見てると胸が痛んでる???いろ~~んな思いで受け止めたような気がしました で、どうにもならなくなった……というよりは我慢の限界 「悋気も大概になさいませ」と一喝 この時の“冷た温かな”勘助サマ、たまんないんですよね~~ 何気に萌えツボ直撃 で、更に咳き込む姫に寄ろうとする勘助サマに「触れるなっ」って……実はじいもやってみたかったりして でも、この後の姫は良かったですぅ~

そして姫を亡きものに~~~前の晩に「わしは鬼になる!」って庭で覚悟決めて、伝兵衛に(一緒に住んでたのね)姫の居所を聞くんですけど、速攻のお答え~~ 振り回されてた勘助サマには??だったのかもしれないけど、皆様ご存知だったんですね この辺り、小山田さんだったらバッチリ だったのかもしれないわ……

さてさて来週はいよいよ。。。小山田さんがぁぁ~~
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