本日の風林火山、な~~んか胸が痛くなる45分間でした。三条夫人と梅の別れの場面が一番と言えばそうなんですけど……目の前で繰り広げられているやり取り自体と同じくらい(それ以上かも)に“隠された思い”が心にズッシリ ま、そのことは後ほど
前半は勘助サマの結婚話 戦から帰った勘助サマをにっこり お出迎えのリツ。明らかに迷惑そうな顔なんですけど、それが何気に快感だったりして じいだったらそんな気持ちにズッシリ めげちゃうかもしれないけど(実は経験があったりして……真相はナイショ)思いっきりぶつかっていくリツ、見ていてスッキリ 聞きにくいこともズバリ 聞いちゃうところ、可愛くて好きです
そんな勘助サマの縁談話をお屋形様から聞いた由布姫。ノベライズに「自分でも意外なほど揺れる気持ち」があったと書いてあって、じいはその複雑な心境がものすごぉぉ~~~く分かってしまって心が痛かったんですけど、柴本さん演じる由布姫にはその深い心の内を表現するのはハードルが高かったかも 悪くはなかったんですけどね~~お屋形様をチラッと見つつも目を逸らすって仕草は良かったと思うし。それにしても、、、お屋形様が勘助サマの婚儀に賛同してくれるか姫に聞くところ、由布姫の勘助サマへの“思い”に気づいてたからなのかしら???もちろん、単純な ではないんだけど、そういう気持ちも0.0000?%くらいはあったのかも だから縁談話を聞いて心が揺れるんだと思うし それにしても……於琴姫のことをポロリ 手を取って「そちを大切に思うておる」抱きしめて「(そんなことをいう女人は)そう多くはおらぬ」って……オトコの愚かさを露呈しているおバカが約一名
でも、勘助サマの縁談話、「山本家を絶やさないために~」なんて皆さん言ってるけど、その裏には勘助サマのことを思っての気遣いでもあると思うんですよね。事の発端を作ったお屋形様、このままでは勘助サマが戦い一筋で命がけの無茶をするのではないかって心配してて……景虎のことを話す勘助サマ、確かに今までの戦とは違う生き生きとした、でも無意識に崖っぷちまで追い詰めていってるってじいも感じたんですよね(そういう雰囲気を出せる内野さんに なんですけど)でも、戦の話の後に勘助サマに縁談話を振られる時の“何かを察した”仕草……目の動きが思いっきり歌舞伎っぽかった すっとぼけ~な表情。。。困ったお屋形様です ←じい的にはかな~り面白かった
一方、「迷惑だ」と直談判されちゃった鬼美濃さんは、親としての複雑な心を覗かせてましたけど……勘助サマ自身のことは認めてるわけだし、リツだって父親に言われたから~~じゃなくて勘助サマを好いてくれてるところがあるんだし。でも、勘助サマにとったら“災難”ですよね~~「老いぼれ」って言われて目を真ん丸くして 「老いぼれ…」と繰り返した後に言葉にならない言葉で口をパクパク……勘助サマには悪いけど笑っちゃいました あと、真田邸での語らいで相木さんがGJ そこまで言っちゃいましたか(笑) 真田殿も最後は諦めモード。その表情の変化はさすが 目が離せませんでした。みんなが勘助サマを大事に思ってくれてる、必要としてくれてることが素直に嬉しい。。。でも、その分だけ勘助サマに与えられた生き方を考えると切なくてたまらないのです。
後半は三国同盟 景虎の上洛に乗じて(亀治郎パパ出演おめ)同盟を成立させちゃおう~~ってことになるんですけど、後々の展開を知ってると随所に爆弾 や悲劇の種が仕込まれてるのが分かるから、勘助サマも罪な画策のきっかけを作ったものだなぁ~と 義信さんも梅ちゃんも飯富さんも……可哀想 でも、歴史に別の道はあり得ないので……善得寺で三国同盟が成立 ←有名なエピなんですね~~恥ずかしながらじいは風林火山な勉強をして知りました 同盟の取り交わしをするために集まった三者、めちゃめちゃブラックな会話が面白すぎましたわ そして、その同盟成立で大きな役割を果たした雪斎さん……伊武さんの重ねられた年がモノを言うというか、雪斎の存在感ゆえというか、景虎みたいに書物の言葉を説いてるんですけど、ちっとも鼻につかなくて「なるほどな~」と納得してしまいます。ちなみに、、、雪斎さんがお仕えしてるバカ義元(ついつい言ってしまう)は相変わらずのお頭 更には嫡男も同様……話を聞けっ 寿桂尼様には激しく同情でございますぅ~~
三国同盟の時に天がどーのこーのって荘子の言葉を引用してましたけど、その心内が雪斎さんと勘助サマのやり取りの中で見えてくるんですよね~~いつも今川の怪しい三人衆の語らいで宇宙人な雰囲気(爆!)を醸し出してるし、いかにも腹黒そうに暗躍してるんですけど、戦の目的=天下平安のためっていう考えなんですよね~~景虎の正義とは違った「正義」があるような感じ 決して正しい道を進んでるとは言えないけど、彼なりの信念はあったんだと思います。そして、それは勘助サマとは180度違う立場……黙ってお手前をいただいてた勘助サマは少し間を置いてそのことを聞くんですけど、その“間”に勘助サマの自信がチラリと伝わってきたような気がしたんですよね~~で、「(自分は)お屋形様、諏訪の姫様、四郎様の御為だ」って明言 その時の優しくて寂しそうで嬉しそうで……何ともいえない表情が何故か胸にグサリ そして更に更に 「御仏にも仕えず身内もいないそなたに誠の慈愛は分かるのか?己が心を控えるのも慈愛なれば己が心をさらけ出すのも慈愛」と心に残る言葉を残す雪斎。これ、最後の母子別れのシーンに繋がる深い言葉だと思いましたね~~
三条夫人&梅ちゃんの別れ、三条夫人@池脇さんの話し方、もうちょっと激しくても良かったかな~と思ったり。。。でも梅ちゃんの表情はたまりませんでした 心配をかけまいとする健気さ、自分の運命を覚悟して受け入れようとする強さ、年齢相応のあどけなさと可愛さ……そういう時代だったとはいえ辛かったです そして、母と娘を見つめるお屋形様。お屋形様なりの夫人とは違った親心が見えて、これまた辛かったですね~~~そして、そんなやり取りをじっと見つめる勘助サマ。じい、一番辛くてね~~~ 勘助サマ だからということは否定しませんけど(笑)、昔から画面の中心で喜怒哀楽を見せる人よりも、画面の端っこや裏舞台にいる人に目がいっちゃうんですよね~~勘助サマは「自分はここまで己の心を晒すことはできない」って思ってて、もしかしたら自分の中には慈愛はないとまで思ってるのかもしれない でもね~~そうじゃないとじいは思うんです。自分の心をさらけ出せない人がいて、その心の方が深くて複雑、抱えている哀しみだって何倍も大きい……しかも、表に出せる「慈愛」って他の人にも認められるものだし、多分だけど、世間的に「正しい」とされるものだけど、表に出せない心って時にブラックだったり、間違ってたりするものだったりする。でもね、一見正しくないことに見えるものによって人間は救われることだってあると思うんですよ。そして、それこそが勘助サマじゃないのかな~~って スミマセン ツラツラと書いてしまいましたが、そんなことを考えてると辛くて画面に映されてるものとは別の次元で泣いていたような感じでした
来週も……かな~り辛いです バスタオル必携でございます
前半は勘助サマの結婚話 戦から帰った勘助サマをにっこり お出迎えのリツ。明らかに迷惑そうな顔なんですけど、それが何気に快感だったりして じいだったらそんな気持ちにズッシリ めげちゃうかもしれないけど(実は経験があったりして……真相はナイショ)思いっきりぶつかっていくリツ、見ていてスッキリ 聞きにくいこともズバリ 聞いちゃうところ、可愛くて好きです
そんな勘助サマの縁談話をお屋形様から聞いた由布姫。ノベライズに「自分でも意外なほど揺れる気持ち」があったと書いてあって、じいはその複雑な心境がものすごぉぉ~~~く分かってしまって心が痛かったんですけど、柴本さん演じる由布姫にはその深い心の内を表現するのはハードルが高かったかも 悪くはなかったんですけどね~~お屋形様をチラッと見つつも目を逸らすって仕草は良かったと思うし。それにしても、、、お屋形様が勘助サマの婚儀に賛同してくれるか姫に聞くところ、由布姫の勘助サマへの“思い”に気づいてたからなのかしら???もちろん、単純な ではないんだけど、そういう気持ちも0.0000?%くらいはあったのかも だから縁談話を聞いて心が揺れるんだと思うし それにしても……於琴姫のことをポロリ 手を取って「そちを大切に思うておる」抱きしめて「(そんなことをいう女人は)そう多くはおらぬ」って……オトコの愚かさを露呈しているおバカが約一名
でも、勘助サマの縁談話、「山本家を絶やさないために~」なんて皆さん言ってるけど、その裏には勘助サマのことを思っての気遣いでもあると思うんですよね。事の発端を作ったお屋形様、このままでは勘助サマが戦い一筋で命がけの無茶をするのではないかって心配してて……景虎のことを話す勘助サマ、確かに今までの戦とは違う生き生きとした、でも無意識に崖っぷちまで追い詰めていってるってじいも感じたんですよね(そういう雰囲気を出せる内野さんに なんですけど)でも、戦の話の後に勘助サマに縁談話を振られる時の“何かを察した”仕草……目の動きが思いっきり歌舞伎っぽかった すっとぼけ~な表情。。。困ったお屋形様です ←じい的にはかな~り面白かった
一方、「迷惑だ」と直談判されちゃった鬼美濃さんは、親としての複雑な心を覗かせてましたけど……勘助サマ自身のことは認めてるわけだし、リツだって父親に言われたから~~じゃなくて勘助サマを好いてくれてるところがあるんだし。でも、勘助サマにとったら“災難”ですよね~~「老いぼれ」って言われて目を真ん丸くして 「老いぼれ…」と繰り返した後に言葉にならない言葉で口をパクパク……勘助サマには悪いけど笑っちゃいました あと、真田邸での語らいで相木さんがGJ そこまで言っちゃいましたか(笑) 真田殿も最後は諦めモード。その表情の変化はさすが 目が離せませんでした。みんなが勘助サマを大事に思ってくれてる、必要としてくれてることが素直に嬉しい。。。でも、その分だけ勘助サマに与えられた生き方を考えると切なくてたまらないのです。
後半は三国同盟 景虎の上洛に乗じて(亀治郎パパ出演おめ)同盟を成立させちゃおう~~ってことになるんですけど、後々の展開を知ってると随所に爆弾 や悲劇の種が仕込まれてるのが分かるから、勘助サマも罪な画策のきっかけを作ったものだなぁ~と 義信さんも梅ちゃんも飯富さんも……可哀想 でも、歴史に別の道はあり得ないので……善得寺で三国同盟が成立 ←有名なエピなんですね~~恥ずかしながらじいは風林火山な勉強をして知りました 同盟の取り交わしをするために集まった三者、めちゃめちゃブラックな会話が面白すぎましたわ そして、その同盟成立で大きな役割を果たした雪斎さん……伊武さんの重ねられた年がモノを言うというか、雪斎の存在感ゆえというか、景虎みたいに書物の言葉を説いてるんですけど、ちっとも鼻につかなくて「なるほどな~」と納得してしまいます。ちなみに、、、雪斎さんがお仕えしてるバカ義元(ついつい言ってしまう)は相変わらずのお頭 更には嫡男も同様……話を聞けっ 寿桂尼様には激しく同情でございますぅ~~
三国同盟の時に天がどーのこーのって荘子の言葉を引用してましたけど、その心内が雪斎さんと勘助サマのやり取りの中で見えてくるんですよね~~いつも今川の怪しい三人衆の語らいで宇宙人な雰囲気(爆!)を醸し出してるし、いかにも腹黒そうに暗躍してるんですけど、戦の目的=天下平安のためっていう考えなんですよね~~景虎の正義とは違った「正義」があるような感じ 決して正しい道を進んでるとは言えないけど、彼なりの信念はあったんだと思います。そして、それは勘助サマとは180度違う立場……黙ってお手前をいただいてた勘助サマは少し間を置いてそのことを聞くんですけど、その“間”に勘助サマの自信がチラリと伝わってきたような気がしたんですよね~~で、「(自分は)お屋形様、諏訪の姫様、四郎様の御為だ」って明言 その時の優しくて寂しそうで嬉しそうで……何ともいえない表情が何故か胸にグサリ そして更に更に 「御仏にも仕えず身内もいないそなたに誠の慈愛は分かるのか?己が心を控えるのも慈愛なれば己が心をさらけ出すのも慈愛」と心に残る言葉を残す雪斎。これ、最後の母子別れのシーンに繋がる深い言葉だと思いましたね~~
三条夫人&梅ちゃんの別れ、三条夫人@池脇さんの話し方、もうちょっと激しくても良かったかな~と思ったり。。。でも梅ちゃんの表情はたまりませんでした 心配をかけまいとする健気さ、自分の運命を覚悟して受け入れようとする強さ、年齢相応のあどけなさと可愛さ……そういう時代だったとはいえ辛かったです そして、母と娘を見つめるお屋形様。お屋形様なりの夫人とは違った親心が見えて、これまた辛かったですね~~~そして、そんなやり取りをじっと見つめる勘助サマ。じい、一番辛くてね~~~ 勘助サマ だからということは否定しませんけど(笑)、昔から画面の中心で喜怒哀楽を見せる人よりも、画面の端っこや裏舞台にいる人に目がいっちゃうんですよね~~勘助サマは「自分はここまで己の心を晒すことはできない」って思ってて、もしかしたら自分の中には慈愛はないとまで思ってるのかもしれない でもね~~そうじゃないとじいは思うんです。自分の心をさらけ出せない人がいて、その心の方が深くて複雑、抱えている哀しみだって何倍も大きい……しかも、表に出せる「慈愛」って他の人にも認められるものだし、多分だけど、世間的に「正しい」とされるものだけど、表に出せない心って時にブラックだったり、間違ってたりするものだったりする。でもね、一見正しくないことに見えるものによって人間は救われることだってあると思うんですよ。そして、それこそが勘助サマじゃないのかな~~って スミマセン ツラツラと書いてしまいましたが、そんなことを考えてると辛くて画面に映されてるものとは別の次元で泣いていたような感じでした
来週も……かな~り辛いです バスタオル必携でございます