じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

ミス・サイゴン 2回目

2008-08-03 23:50:29 | 観劇記
じい、とうとうプチ夏バテ 食欲も お風呂に入る時にマジマジと自分の体を眺めて、、、やつれて我ながら可哀想 痩せるのとやつれるのは違いますから……イイ女計画は全力で頑張りつつも栄養補給しなくては

夕方から帝劇へ サイゴン観劇に行ってきました。で、、、最前列の端っこら辺で堪能してきました。。。上手側だったのでバンコク歓楽街のシーン等隠れる部分もあったんですけど、思ったよりは観やすくて ヘリコプターのシーンは椅子の下からドドド~~ と凄い振動で大迫力 あと、クリスの立ち居地も結構目の前ってことが多かったので嬉しかったです ←今回は浮気相手だったので特に でも、、、センター~下手の方を見ようとすると視界に漏れなく入る「踊る人」 塩ちゃん、、、ノリ過ぎです

2回目ということで全体の流れも分かってきたし、音楽のリプライズ方法も把握できてきたので、その歌の世界や役の気持ちが響いて心に沁みました。。。特にクリスとキムが歌う歌が他の場面で流れたりすると切なくて可哀想で アンサンブルのチームも前回とは違う方でした(Bチームの方)すっごく力強くて迫力あり エネルギッシュで熱くて、、、圧倒された部分もたくさん。とても素晴らしかったです~~

それに引き換えプリンシパルな方々が、、、 ちょっと、いんや、かなり 消化不良というか……以下、かなり言いたい放題なので悪しからず

筧エンジニア:

期待してたのとはちょっと違ったかも 小者っぷり、関わりたくないくらいのウザイ雰囲気はバッチリでした トゥイとキムのシーンだったかな 邪魔だから出て行けって言われてたところ、思わず激しく同感~~と思っちゃいました(スミマセン)さとしエンジニアだと悪なんだけど愛嬌があってヨチヨチ ってしたくなっちゃうんですけど、筧さんのエンジニアの場合はそういう「可愛らしさ」は感じなくて、マジに悪い奴だなって感じましたね~~それで、、、頑張ってる感はよぉ~~く分かるんですけど、やはり歌えないのがちょっと。じい、歌に関しては昔に比べると(爆)かな~り許容範囲が広くなったとは思うんですが、こうも一本調子で歌われると聞いてて辛いんですよね~~歌で会話できてないから他キャストとの絡みもイマイチで 申し訳ないけど、じいはこれっきり……になるか…と

玲奈キム:

良かったわ~~ 前回の某キムが・・・ だっただけに尚更 やっとキムの心、生き方が分かったって感じでしたね ルドルフの時に「やっと綺麗な洋服を着られる」と喜んでいた玲奈ちゃんには申し訳ないけど、貴族の娘より庶民の娘の方が似合うわ クリスと初めて会った時は、いかに「少女」だったかというのがよく分かりました。だから一途にクリスを思う気持ちが切なくて切なくて 初夜の後に身の上話をするシーンはもう少し迫力が欲しいな~とは思ったんですけど(クリスが守ってあげたいと決意に至る場面だと思うので!)その後のラブラブなシーンはいじらしいほどに可愛い。「世界が終わる夜のように」の場面は泣けましたね~~1幕から既にウルウルしてたじいって その前にクリスが「結婚式?」って驚いていたのが今日はハッキリ聞こえたせいもあるんですけど、不確かな土台、まるで砂の上に作った城のように立っている二人の愛、それに一生懸命になっているキムに胸いっぱいになってしまって……

「命をあげよう」も良かったし、やっぱり最後……タムとの別れ~自殺 じい、久々にダダ泣きしちゃいました ホテルから戻ってきて「最後の仕事があるから」とタムを連れて上手側に去っていく時の笑顔、、、凄い表情でした。抜け殻のような、でも覚悟を決めたような笑顔……キムの心模様がビシバシ伝わってきました。最後の場面、キムの母の心と女の心が感じられたんですよね~~その母の心、多分あと5歳、10歳年を取っていたらもう少ししたたかに子供と生きたんじゃないかな~って勝手に想像。あの若さゆえに取った究極の方法だったように思えて、もう哀しくて可哀想で…… タムと別れた後は一人の女性としての存在感が いや~~凄かったですぅ

井上クリス:

前回に比べるとおとなしい感じ でも前に感じた安定感ゆえの物足りなさはなくて、それなりに良かったと思います。キムへの愛情も感じられたので、見捨てていかざるを得なかった流れも納得できたし、だからこそ、2幕のエレンへの告白も無理なく理解できた気がしたし。ギリギリの状況に置かれた戦場で、その時にできる精一杯の愛をキムに向けたことが分かったのは、じい的にホッとしたような……だからこそすれ違いが悲しいし、二人の女性と子供を巡るどうしようもない状況が見てて苦しいんですけどね。。。

岡ジョン:

マズイな~~完全に 惚れかけてるかも 決して制服フェチではないんですが、特に1幕 軍隊の服と兄貴っぷりを見る度にテンションが している自分が~~~~ ただ、、、一つ言わせてもらえば ジョンという役に求めるものがじいの中で湧き始めてきたので、それに応えるor闘えるような芝居をもう少し見せてもらいたいな~と思います。ちょっとその点で物足りない部分が出てきたので。

シルビアエレン:

あの、、、歌が下手とは言いません。芝居もそれなりにできてます。でもね、、、スミマセン どうしてもクリスの妻に見えないんです 頑張ってクリスの姉…… 「ジョンの奥さん」なら超納得できるんですけど。。。キムと対面するところ、もう少しキムと等身大で対峙できる女っぷりが欲しいんですが、シルビアエレンだと姉目線で一度全部受け入れてから「でもね…」と対決してしまうから何かが違うんですわ。口では「あなたのことは知ってるわ。何とかしましょう」と言っていても、心から受け入れちゃいけないと思うんですよね~~分かり合ってはいけない。そこが年の功というか、、、器の大きさが前面に出てしまってるのが残念でした。ただ、前回のエレンより役の感情や言いたいことは伝わってきたので、エレンの複雑な心情は理解できましたね~~だから、キムもエレンも悪くなくて、その狭間で揺れるクリスも決して悪いわけはなくて……そこに戦争の悲惨さが見えたのはじい的に収穫だったかと。

石井トゥイ:

レミゼの某マリウス以来 ひっさびさに「引っ込め~~」な人に出会いました。プリンシパルをなめてんの?と言いたいですね~~あからさまに音を外すとかじゃないんですけど、ハッキリ言って素人でカラオケの上手な人レベル。役として歌っていない、自分の身を削ってまで真剣に舞台に立ってるとは思えない雰囲気です。芝居も、、、本当にトゥイの心を分かって演じてるのか分かりません。どう見ても現代の若者がセリフを喋ってるとしか思えない もう一度下積みからやり直せっ ですね~~幸い、もう見なくて済むので、、、ホッ

池谷ジジ:

前回のジジ役の人に物足りなさを感じた部分=浮かれきったキャバレーに潜む本音、哀しさ、諦めが表現されてたのが良かったと思います。「映画の夢」……聞き惚れました

最後に本日のカテコ。。。お見送り の音楽の後は本当はなかったのかな~~ずいぶん拍手しながら粘りましたが、、、筧さんがバスローブ姿で登場 下手~上手に挨拶しまくって舞台中央で胸元をはだけさせて……積極的に見たくはありませんが 楽しかったですぅ~~更に、帰りの出口ではアンサンブルさんたちのお見送りあり。じいは地下派なので階段降りで帰っちゃいましたが、、、あと○回の中でまたこういう機会があれば見送ってもらおうかな~~
コメント (2)
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