じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

雑誌祭り

2008-08-26 23:57:27 | 内野聖陽さん
エリザ観劇記はアップ済 今夜は珍しく 内野さんじゃない録画を鑑賞……っていうか、溜め込んでいたのを見て消去しないとHDD の容量が足りなくて 昨日日テレで放送された「霧の火~樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち」 相変わらず全てを見せて語らないといけないという分かりやすいことが評価の対象となる現代の風潮を示してるような最後になっていましたが、まぁそれを除けばズッシリいろいろと考えさせられる内容になってました。8月15日で戦争が終わったはずなのに…というところがいっそう心に突き刺さるというか 生きることが否定されるような時代を繰り返してはいけないと思いましたわ。エンケンさんもご出演~~またもや という役回りでしたが、朝鮮人であること、男の不器用さ、時代がそうさせてしまった部分等々、複雑な背景を背負った人間なので誰にでも出来る約じゃないし~~

さてさて、話はガラリと変わって今週末の雑誌祭り 無事に3冊お買い上げできました 「月刊ザテレビジョン」&「月刊navi」はほぼ同じ内容……っていうか、ブレない一貫して話される内野さん いつものことではあるんですが、そういうところがいいんですよね ジョンの方は黒ジャケ←またもや革なのね ジャケットを片手に担いだ小さな写真もあって素敵 「辰村は広告業界の激しい凌ぎ合いの中で、誇りを失わずに生きようとする男。追憶のドラマですが、後ろ向きな男にしたくなかったので、気持ち良い男として演じました」とのこと。WOWOWの番宣で動くターチーを見た時も思ったんですけど、厳しい場面と物思いに耽る場面の対照的な姿に惹かれたんですよね~~ある意味2面性のあるキャラとも言えると思うんですけど、そこに大人だからこそ感じられるものが期待できるような気がします。最後の締めで、内野さんのエネルギー源=睡眠 という文、そこはかとなくうっちーらしさ が漂っててますます になってしまいました。

navi の方は爽やかな白ジャケ。「シリウスの道」の話が中心でしたが、最後の方にゴンゾウの話もチラリ。「刑事ドラマの定石でないところを楽しんでいただければと思います。振り幅の大きいドラマなので…」とおっしゃっていますが、充分すぎるほど楽しませていただいています……っていうか、あまりに良く出来すぎている作品なので頭をひねりすぎて困ってるところなのよぉ~ と言いたくなります。振り幅が大きい。。。そんな風におっしゃる時の内野さんって凄いものを見せてくださるってことなので……心の準備を充分に、しっかりと受け止められるように頑張らなくては と思いますね~~シリウスの方は、じいが原作を読んだ時に思ったこととはちょっと違う感じ……かも 内野さん曰く「3人の絆の中にはひとつの不幸な記憶が刻み込まれている。そしてその秘密の共有から25年、その悪夢を忘れるために辰村はがむしゃらに働くのですが、そんな中で再び出会ってしまう3人…切っても切れない絆探しの旅が、味わい深く描かれている」とのこと。原作を読んだ時に、無理にこの事件じゃなくても、別に広告業界のコンペじゃなくても、と思ったんですよね~~他の典型的なサスペンスのように爽快な謎解きではなかったし。でも、内野さんの言葉を読んで何となくではあるけど心にストンと落ちるものがありました 作品の舞台や背景、事件も大事だけど、それは「手段」であって中心になってるのは人間ドラマなんだなぁ~って。で、人間模様が中心となると……俄然 尚更 いっそう 楽しみになってしまうわけで。。。

最後はmuse 新刊雑誌 なかなか見つからなくて大変だったんですけど、大型書店にて無事にゲット もうぅ~~素敵 これぞ役者・内野聖陽に惚れてしまう魅力なのよ~~ と叫ばずにはいられない素晴らしい内容です 冒頭から「良く分かってんじゃん」と思わせる文章……「ひとつの役を演じるごとに、その人物のキャラを確立させ、いい意味でその匂いと残像が後に残らないよう、きれいに消し去ってしまう」 まぁ、それを受け止める方はホント大変であり快感であり~~なんですけど。

最初の方はシリウスの話で、3人の友情話&仕事話について。「3人の奥底には今も変わらない絆がある。辰村はそう信じてるんです…(中略)…日とって過去を信じたい思いがどこかにあるんじゃないかな。過去のその瞬間の真実を、今も真実だと信じたいっていう…」今まで思い浮かばなかったような視点でのシリウス なるほどな~~と勝手に目から鱗 これに絡んで男同士の友情について「離れていても続くっていうけど、逆にそういうつながりを信じたいという、ロマンチックなところがある」と……女性だと瞬間毎が真実であればいいというめんがあるということでしたが、これにはじいは同意しかねるかなぁ 少なくとも自分には当てはまらない、どう考えても男同士の友情だぞ~~って。。。敢えて「男らしい」と使いますけど、じいは男らしいのかもしれないなぁ

仕事話はもう、耳が痛いけど、自分も頑張らないと、そしてそんな風におっしゃる内野さんと劇場で向き合えるようにならないと そんな風に思わせるような内容でした しかも、、、変わってないんですよ ふと、「ん?コレ、どこかで読んだことのある内容だ」と思うところが多々。「もう限界!というときでも、“いいや、お前はもっとやれる”と言ってくれる人を持つことは、とても幸せなこと」「訪れたチャンスを最大限やりきることでしか、勝ち負けは見えてこないと思う」「役者は出会いだと思っているので、その出会いが良い出会いになるよう、いつも自分の気圧は高めておきたいなって。圧力が高まってないと、どんなに良い出会いがあっても良い化学反応は起きないから」……特に最後の言葉は、確か4年前だったかな~~雑誌のインタビューで同じ言葉を使われていたような覚えがあるんですよね。。。じいもまさに「いろいろ考える時期」なわけで、他人を羨む気持ちや焦りはないんですけど、虚勢を張ってる部分はなきにしもあらず。まさに内野的初恋のコーチが言ってたように、「自分は強くなれる、それを信じる限り可能性に限界はない」わけで、、、頑張らなくてはっ ですね といいつつ、一番頑張るのは内野的行動だったりして もちろん、じい自身の人生も前向きにやりたい放題頑張りますよ~~

さ~~て、明日は2週間ぶりのゴンゾウ、の前に取調室 予約済ですが、ワンセグでももちろん じいは明日は「帝劇のベトナム」なので、上手く受信して録画出来てたら開演前?終演後?に電車の中で 心乱されることなくベトナムから戻ってこられることを願いつつ、、、っていうか、魔女じゃない一部某世界の方々が喜ぶような内容ではなく、↑のような内野さんの魅力が溢れるような内容で、気持ちよく1日が過ごせますように
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エリザベート名古屋公演

2008-08-26 23:05:53 | 観劇記
8月23日マチネの観劇記です。じい、1度中日劇場を体験したいという極めて不必要な 願いで←帝劇まで待て!って感じですよね~ 名古屋遠征をしてきました。中日劇場、噂に聞いてたものがいろいろ……出待ちをするエレベーター付近とか、段差があって後ろでも観やすい客席とか。。。確かにその通りでした。今回は19列目上手だったのですが、視界が広くて変なストレスがなく楽しめました

新生(一応)エリザ、基本的には2004年からの再演版を踏襲していますが、キャスト変更の影響 ちょっと変更点もあり。バートイシュルのお見合いシーンでシシィが落ちた苺 を追いかけるところは蝶を追いかける行動に変更されてました。衣装も結構変わってて、ヘレネの衣装がマジに趣味悪く変わってました ドレス下部の真正面にでっかいリボン あと、シシィのドレスもバートイシュルの場面で腰周りに白いレースがあしらわれている薄い水色のドレスだったり、ウェディングドレスで肩から腕にかけて2段レースの袖になっていたり……閣下の衣装も変更あり 祐サマの方は未見なのでもしかしたら変わってない かもしれませんが、武田クンの衣装、2幕の「私が踊る時」のコートの下、悪夢の場面等々でウィーン版の閣下を髣髴させる白シャツ&黒パンツ じい的には、、、日本人にはかなり無理があるような 特に武田クンは小柄なので……う~~ん

舞台の出来としては……う~~ん、、、まだまだ始まったばかり 目指す方向が一つに定まってないというか、皆さん手探り状態って感じがしました。随所でぎこちなさが感じられたし、堅さも目立ったし。全体的にはちょいと物足りなかったかな~~こなれてないせい?去年ウィーン版を見てたせい?特に「プロローグやウィーンのカフェ等々アンサンブルのシーンは迫力がなくて……キャスト同士の絡み方も淡白に、というかぎこちない感じでしたね~~ゾフィーとグリュンネ伯爵の「彼女はき~れ~い~~」の所の顔近づけはなし←この場面の治パパが好きだったのに ラストのシシィとトートのキスも抱擁も淡白すぎました。やっと見つけた安らぎって印象でもなかったし、シシィを手に入れた嬉しさも感じなかったし。。。ま、自信満々に手を広げて待ってる閣下は苦手なので(これを許せるのは祐サマ閣下だけ)いいんですけど。。。せっかくだから、ウィーン版的な解釈にすれば良かったのに~と思ったり……今回のエリザならそれも面白いんじゃないかな~とチラリと思いました。

以下、言いたい放題のキャスト感想。


朝海シシィ:

歌はかなり微妙……です 前評判で酷評されてるほど歌えていないわけではないのですが(心配してた村井パパとの不協和音デュエット@コルフ島は無難にこなしてた)声の出し方がやっぱり男役っぽいんですわ。ファルセットと自分の声を上手に使い分けてないし。。。正直、聞いてて心地よい歌ではないですね~~ま、心地良く聞こえるだけで印象に残らない「上手さ」があっても、これまた困るんですけどね 更に、、、シシィの強情さ、強さが前面に出るシーンではオスカルの面影が 「私が踊る時」で真正面を向いて歌い上げる視線=眩しそうな感じで見下ろす視線なんぞまさにオスカル様 ヅカ時代は嫌いじゃなかった、っていうかむしろ好きだったんですけど、さすがに今はちょっと あと、最後のチャンスで「あなたとは踊らない」ってトートを拒絶して出口を指さすシーンとか、ハンガリー訪問のエーヤンの場面の手の振り方……男役がチラチラ でも、若い分(笑)少女の場面は可愛いし(ヅカ版シシィを引きずってる感はあるけど)、雰囲気は悪くないので頑張って歌上達+自分なりのシシィ像が定まって化けてくれたら良い線行くんじゃないかな~と期待は 帝劇までに手探り状態がそれなりに解消されるといいな~と思います。

武田トート:

2006年に比べると歌はずいぶん上達してました……と言っても、手放しに褒められる状態では決してありませんが 存在感も、黄泉の国の放蕩息子→いちおう(笑)「閣下」と呼べる感じにはなっていたかと。。。祐様トートの歌い方の影響あり、内野トートを髣髴させる面影あり、武田クン自身のやりたいことを出してる部分あり、、、まだまだ模索中、定まっていないかな~って感じはしました。「愛と死の輪舞」では確かに電流が走って恋に落ちた表情になってるし、「最後のダンス」では陛下に奪われて悔しい雰囲気になってたし。。。でも、シシィ一筋 って感じでもなかったんですよね~~前々から武田クンが言ってた死の帝王の「黒い」部分にやっぱり拘ってる感じ???やっぱり演出変更を考えてもいいんじゃないかな~と思いました。

武田クンの歌 自分勝手に高らかに歌い上げてくれるので、正直……ウザイ と感じられる部分も。「愛と死の輪舞」でシシィが後ずさりするところがあるんですけど、勝手に納得しちゃいましたから~~そりゃあ、逃げたくなるキモさ、じゃなくて不気味さだわさっ そうなんですよぉぉ~~歌は確かに上手くなってるんだけど、どうにも実力以上の冒険をしているような感じなんですわ。もち、祐サマのような歌唱力があるわけではないし、そういうのは期待してないんですけど、喋るような声で歌い上げるんですよ。で、それがセリフのように聞こえて言葉が伝わってくるんならいいんですけど、そういうわけでもなくて……なので、思わず「お前はジャイアンかっ」とツッコミを入れたくなるんですよね~~特に「最後のダンス」 思いっきりジャイアンでした そんでもってじい、大爆笑~~ ヲイヲイ トホホ~ そのシャウトの仕方、間違ってません?とポカッと殴りたくなるような“愉快な”曲でした。

ま、観ていて飽きないというか、面白い閣下ではあるので一見の価値はあります……かな。ただし じい的に1つだけどうしても許せないところが……1幕ラスト、フランツと共に生きていくことを選んだシシィの後ろでふられた閣下の仕草 武田トート、最後に真正面を向いて一歩足を踏み出すんですよ。それが許せないのよぉぉ~~ ここはやっぱり正面を見せてほしくないのよね~~横顔が切ないんだから

禅フランツ:

彼の「夜のボート」じゃないと泣けないんですよね(決してもう一人の陛下が嫌いなわけではないので誤解なきよう)シシィとすれ違う時に手を差し出すのに拒否される。その手に込められた不器用な愛がヒシヒシと伝わってきて……更に搾り出したような声で「愛してる」なんて 今回もウルウル

「皇帝の義務」での登場シーン、禅マリほどの衝撃はありませんでしたが、「スゴイな~~若返ってるよ(爆)」とひたすらに感心。ジャベ、ルイ16世、フランクと見てきて本当に変幻自在な人なんだな~~とますます好きな役者さんになってしまいました。でも、雰囲気は少し変わってましたね~~2006年までは少年っぽさや老け度が激しかったんですが、今回はかなり淡白になっていてビックリ 1幕でシシィに会う場面は釘付け、お見合いの話を聞かされた時の慌てぶりはありませんでした。まさに「感情を抑えるのが皇帝の義務」を実践してる感じでワンクッション置いたリアクションでした。。。そこに孤独感や悲哀が感じられたんですけどね。だからこそゾフィーに抗議する場面は哀しかったですわ。陛下の負った宿命を感じて……

浦井ルド:

ちょっと期待ハズレ いろいろな舞台を経験してきてもう少し進化/深化してると思ったのに……5月の「ルドルフ」は一皮向けて良いな~と思ったのに。。。下手だったわけではないけど無難にこなしているというだけで何も印象に残りませんでした 2005年の井上ルドを考えると……もう少しヒシヒシと伝わる何かを表現してもらわなくては

実は、、、2幕は思い出してましたね~~「伝説」の幻想を実際には、もう二度とやってほしくないけど、無性に恋しくなりました。そして、、、最後。愛のテーマが流れて下手からトートが出てきた瞬間に、、、涙ウルウル 思い出したのは2005年。やっぱり好きだったんだな~~

さ~~て、、、次は帝劇。行く予定にはしてまっす いちおう全部の組み合わせで……それまでにこなれた舞台になっていることを願いつつ。。。
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