岡さんとさとしさん、イマイチ接点が??だったんですが、結構前からご存知の仲だったみたい。12年前のABCミュージカル「狸」でご一緒されたのが初顔合わせだったとのこと。じい、さすがに??な話ばかりでついていくのが精一杯
その後はずっと別々のお仕事で、去年のレミゼでやっと共演となったそうです。その間、岡さんはレミゼのアンジョ(「狸」の前から既にやってた)をやったり、いろんな舞台をやったということでしたが、アンジョの前の話もチラリ。本当にちょい役から始めて、マイフェアレディ初演の時は裏口笛の出演だったそうです。で、ココで岡さん、「ちょっと良い話をしてもいいですか?」ということで、出番がない時はずっと楽屋だったのでやることがなかった、靴を揃えたり掃除をしたりしてたら、それを見てくれてた清掃係の女性がいて、その後アンジョで役が付いて戻ってきた時にすごく喜んでくれたので嬉しかったって。。。華やかなオーラ満載の方ですけど、すっごく真面目な雰囲気があるな~今回ふと思いましたし
さとしさんも下積み時代の話が、、、と思ったら「僕は(新感線の時は)お弁当が目当てでしたからね~」なんて……でも、これまたさとしさんらしい真面目さ
だな~と思いました。
随所でレミゼの話が出てきて、盛り上がっては塩ちゃんが「サイゴンを熱く語るですから」と元に戻す←珍しい役回り~~
という展開の繰り返し。でも、じい的には今年デビューのサイゴンよりもレミゼ話の方が入り込めるな~と思う部分も多々。で、レミゼ話の度に塩ちゃんが・・・
冒頭で岡さん=アンジョなのにガブローシュと間違えてたんですよ。そこから抜け出せなくなったのかな~~しつこく間違えてて、その度にさとしさんが「ガブローシュは昼の部の人(=原田クン)
岡さんはアンジョですっ
」と教えて?突っ込んであげてました。
岡さんが去年のスペシャル公演でアンジョを演じた時の話があって、周りが皆若いから自分が一番メイクが厚かったそうです
若い人ばかりで焦ったけど、マリウス役の禅さんがいて安心したとも。。。でも、さとしさん、禅マリを担ぐのは大変だったそうです
更に、、、禅さんはスペシャルの時はマリウスで本公演の時はジャベ
普段はキッと凄みのある厳しい視線で迫ってくるのに、マリウスの時はウルウルな目で(さとしさんが
みたいな仕草をしながら)向かってくるんだけど、息子には見えなくて困ったそうです
(その前日が育三郎クンだったから余計……) いや、じいも第1幕の禅マリ登場シーンでは椅子から転げ落ちるかと思うほどの衝撃だったんですけどね~~気がついたら思いっきり恋してましたから
ここで、役の切り替えの話が出て、塩ちゃんが「声の出し方が変わるから、声帯の使う場所も変わってくる。使ってなかったところをいきなり使おうとすると声がひっくり返ったりするから大変」と言ってて、さとしさん&岡さんも頷いてて……アプローチの仕方が面白いな~と思いました。音楽的な見方が強いというか、、、愛しの君とはまた違ったアプローチ
この部分はもう少し詳しく聞きたかった……かも。そうそう、ここでさとしさんのバルジャン話もあり。「サイゴンでは悪者タイプのエンジニアをやってて、ねえ~~もうこんな感じでインチキそのものの存在なのにバルジャンなんですよ」と岡さんがお約束の
ツッコミを入れまくってました。
サイゴンではおなじみ
公演中のトラブル話も盛りだくさん。サイゴンのセットはコンピュータ制御、1つのボタンで全てが動くので、どこかでトラブルが出ると全部がストップして大変なんだそうです。なので、日本公演では、ボタンを統一しないで複数の回路で動かせるようにしたそうです。塩ちゃんから再演の時のトラブル話の実況中継あり
1幕、壕の中で逃げまどうキムとアメリカに帰国したクリス&エレンのシーンの前で機械がストップしたそうなんです。進行を止めるわけにはいかないので、裏方とオケボとのやり取り
で2つくらい先の場面なら復旧できそうなので、その間はピアノ演奏で乗り切って次に薦めることになったとか。。。「トランペットは15小節目から…」とその時のやり取りを塩ちゃんが実演してくれました。終わった後に「ちゃんと計算して(演じて)たでしょ」と突っ込まれてましたが
他にもブイドイの映像が出なくてジョンに視線が集中したのが分かって緊張した&テレフォンソングで電話が出てこなくて困った岡さんの体験、さとしさんがこの前の公演で「キムはホステス」を「君はホステス」とクリスに向かって言ってしまった歌詞間違いの話もありました。さとしさん、レミゼの時も歌詞が飛んだ時があったそうですね~~1幕の市長登場シーン。「市長の威厳が吹っ飛びましたわ」とさとしさん。塩ちゃん情報では、オケボからキューサインを出したところ、さとしさんがそれに頷いて歌い始めるタイミングがずれたんだそうです。「キュー出ししてそれに頷いたのはさとしさんですよ~」って。。。岡さんは歌詞を間違えることは滅多にないそうなんですが、この前は歌詞が吹っ飛んだそうなんです。しかも、その日はほのかさんも何となく空気が違ったと感じたそうで……キム自殺のラストシーン、二人ともダダ泣きで自分でもビックリしたとのこと。でもね~~こういう「いわく付き」の公演、某法則があるそうで、特定のエンジ、クリス、アンサンブル組の日に起こりやすいんだそうです。具体的な名前は出ませんでしたが……って、じいの浮気相手の名前は思いっきり挙がってたわ~~
エンジは多分アノ人ですね
で、ちょいと前になりますが、ブイドイの話から塩ちゃんが「歌ってみたい」ってことになって……せっかくならコーラスもなくてはっ
ということで、さとしさん&岡さんがコーラスをやることに
何と贅沢な~~~
で、ピアノ伴奏が始まって、最初はドキドキ緊張気味だった塩ちゃんも歌う気満々。お二人のコーラスが始まって次は塩ちゃんの出番!という時に、いきなり曲はレミゼのプロローグに摩り替わり、、、下~向け~~目を合わすな~~
さとしバルジャン
岡ジャベールの対決スタート
さとしバルの「自由~なのか~~」の後に塩ちゃんが「違う!」とグッドタイミングで参加
警棒をバルジャンの頬に掛けるところは帯に差してた扇子でグイッと引き寄せてました。この時のさとしさん、ガラリとバルジャンの空気を出してたんですよね~~こんな風にできる人、じいの惚れちゃう要素に思いっきりストライクなんですわ。いろんな顔に化けられる役者さん、大好きなので。
終盤に質問コーナー。今回は○×で答えられる質問をということになってて、壇上のテーブルの上に裏表に○×が書かれた団扇が置いてありました。ジャニーズの応援グッズみたいってツッコミもありました。。。
順不同、残り1つど~しても思い出せない質問があるんですが……
1 相手役によって演じる熱の差はあるか?
3人とも× 相手役によって絡み方の差はあるけど情熱は変わらない
2 トランクス派orブリーフ派?
3人ともトランクスは×。ピシッとしてるのが好みとのこと。
さとしさんは勝負の日(特に初日)は真新しい下着に拘るそうです。
岡さんは家庭の教え
事故等々で病院に運ばれても笑われないように常に綺麗な下着を身につけなさいと言われているとか
3 生まれ変わっても同じことをやっているか?
3人とも○ 岡さんはプロデューサー的な仕事にも興味あり、本物の作品作りをしたいそうです。あと、、、衣装係も!
4 自分が好きか?
3人とも○ 自分が好きじゃないとこういう仕事はしてないと思うし~と御三方。
5 共演者と恋に落ちることは?
さとしさんのみ○ ただし
演じている人物に対して、とのことです。でも、今までに恋愛するような役は演じたことがないそうです。ベガーズの時にもしきりにマクヒースが羨ましいって話されてましたわ
今回もキムに対して、エンジニアとしては悪の道の道連れみたいなところがあるけど、さとし的には守ってあげたくなるんだそうで。。。
更に、プラスαの質問で「エレンとキム、どっちと結婚したいか?」というのがあって、塩ちゃんとさとしさんはエレン、岡さんはキムを選んでました。勝手な想像ですが、、、何となく各々の過去や経験が醸し出されてるような気がしました。深く詳しく~~な話は控えますが……ね、、、それぞれの選択に妙に納得しちゃいました
最後はさとしさんの「アメリカンドリーム」
舞台上の歌い方とは違いましたが、もう~~~めちゃめちゃ素敵
可愛さ、セクシーさ、危険な香り、、、しかも時折飛んでくる(気がしている)視線
釘付けでしたね~~やっぱりエンジニアはさとしさんじゃないと
後ろでは塩ちゃんと岡さんがアメリカ人ダンサー役を熱演
夢が消えるところでは本当に退場しちゃって、さとしエンジニアは「えぇ、本当に帰っちゃうの。置いていかないで~」って言ってました。歌の後はスタオベ
東京會舘初~~俺の夢が叶ったとさとしさん大喜びでした。
最後にこれからの予定ということでしたが、この3人、しばらくご一緒状態が続くんですよね~~サイゴン→レミゼなので。岡さんは合間にコンサートがあったり、塩ちゃんは別作品の棒振りがあったりするんですけど……じいも多分どこかしらに出没してる予感
いや~~めちゃめちゃ楽しかったです。変な喩えで申し訳ないんですが、飲み会で宴も語りに入った辺り、若者グループと大人グループに分かれた時に、後者の方で繰り広げられそうなやんちゃな大人の楽屋トークって感じで新鮮でしたね~~岡さんの存在感は、、、凄かったし
今回はさとしさんが弟キャラに見えちゃったような。