クランクアップ以降、どーにも抜け殻状態を脱することができず

更には今朝入ってきたベガーズ大阪でマクヒース

が一気に

別に「風林火山」が嫌になったとか~~っていうんじゃないんですけどね。。。自分の中でテンション

で勘助サマに向き合うことができなかったのですが、、、意を決して(というほど大袈裟なことじゃないんですけど

)再び陣中へ

そんなわけで、今回は先週のと併せて2回分の感想でございまっす。
まずは先週の第38回。いよいよ川中島決戦に向けて動き始めました。以前のインタで内野さんが武田

上杉の戦い、相反する考えや立場の謂わば異文化の戦いとおっしゃっていましたけど、それがよく分かる回だったと思います。武田勢、ブラックだわ~~嫡男の婚儀と村上討伐を巡るドロドロ

勘助サマの表情を見てると奥底深くにある黒いモノ(勘助サマ自身も分かってるような、分かってないような……)が見え隠れするんですよね~~ま、後の火種の元にはなるんですけど

そんな不穏な

空気に感づいてるのか、感づいてないのか、飯富さん@金田明夫さんの静かなんだけど腹に据えかねるものがあるような険しい表情も目が離せませんでした。
御曹司サマと綾姫の婚儀

公家の血を引くたおやかな姫って感じ

でしたけど、その婚儀の宴を抜け出して一人で過ごす勘助サマ。表情は見えないのに、その背中や俯いた頭を見てるだけで勘助サマの心が伝わってくるような気がするんですよね~~何か良からぬことを?と思ったり、寂しそうに見えたり??そんな時に乱入~~葛笠三人衆

更にはリツまで登場だし

リツの率直なアプローチも全然邪魔じゃなくてむしろ可愛くて微笑ましいし(じい、見習いたい……笑)そんな様子を目を真ん丸くして見てる葛笠トリオも面白いし。リツの“愛の告白

”を聞いた時の勘助サマの表情……単に困ってるとかじゃないように感じました。それを素直に受け入れられる運命の元に生きている人だったら……勘助サマはそうではないと思うのでちょっぴり切なくて。でも、勘助サマの頑なな心をこじ開けようとするリツ

嫌味にならないところが素敵なんですよね

それにしても、、、葛笠トリオのシーンはいつも癒されます
村上との戦、はっきり言って武田勢の方が正義に反してる気が

村上討伐の作戦を話すお屋形様と勘助サマ、二人でブラックな雰囲気になってるし~~

そもそも、三国同盟絡みで勘助サマもダークだし~~~

村上義清さん、上田原の戦いの時は憎々しい

と思ったんですけど、結構熱くてイイ奴じゃん!な~んて思ってしまいました。その分、諜略がひしめく世の中では成功しないタイプなんですけどね

逃げ延びて武田と戦う道を貫くところ、現代の“普通”で考えてみたらもっともなことのように見えるんですけど、戦国時代的には“みっともない”生き方なのかもしれないわけで……で、これに似た

生き方を貫くのが平蔵&ヒサ。そして、平蔵の生き方を見ていると思い出すのがやっぱり勘助サマ

勘助サマと平蔵、相反する生き方を上手く描いている脚本に思わず唸ってしまうんですけど、平蔵のような生き方は大変で不幸に見えて実は幸せなのかもしれないと思ったり……ま、じいはどうしても勘助サマ

になってしまうので、勘助サマの生き方に共感しつつ哀しくもなり……自分の思いに正直に生きる平蔵やヒサを見ていて、どうしてなのか分からないけれど、こみ上げてくるものがあったんですよね~~
景虎、喋りや鎧を着た時の所作は……相変わらず

だったんですけど(琵琶の音が聞こえる度にトホホ~

な気分になるので

)、存在感は良くなってましたわ

神々しいだけじゃない、絶対的……まさに“カリスマ”的な空気を醸し出してて、あれはGacktさん演じる景虎だからこそ出せる雰囲気かな~

と思ったり。。。あと、思わず注目しちゃったのが関東管領の上杉憲政に酒を勧められた時のヲイヲイ

な表情。あれは面白かったです
そうそう、この回はじいがスタパ見学に行った時に見たシーンがあったんですよ(詳細は6月30日の日記へ)村上を越後に逃がす作戦を話す勘助サマとお屋形様のシーンと馬場さんが「村上の首は我らがとるのじゃ~~

」って言うシーン。撮影時のやり取りを見てるので、勘助サマが扇を取り出す仕草にツッコミを入れてみたり、馬場さんの周りを飛んでた蚊を思い出してみたり
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ここからは本日(第39回)の感想。始まりましたね~~川中島の戦い

川中島は自分の足で実際に歩いた場所なので(と言っても、今回の戦いの舞台にはなってない所ですけど)、昔と今の違いは随分あると思いますけど、地図を見て大体の場所が把握できたし、その土地で感じたモノが蘇ってきて、ある意味リアリティをもって楽しめたように思います
川中島第1次川中島合戦~~今回は心理戦

っていうか、軍師対決。勘助サマ

宇佐美さんの息つく暇もない静かな緊張感が漂う戦でした。勘助サマ&宇佐美さんが敵のコマを将棋を指すみたいに作戦を練りながら考え込むのを、カット割りを使ってまるで対極してるみたいに映してるところはよかったと思います

それに、、、勘助サマの敵コマを置く手

に萌え~~

しちゃったり

←森山さんを思い出した魔女サマ多数か
勘助サマ&お屋形様と、景虎&宇佐美さんの関係の対比も面白かったです。前者の方は今までに培ってきた絆があるので見る度にホッとするというか……これまた勘助サマ視点で見てしまうので阿吽の呼吸で分かってくれる人がいて良かったね

と思ってしまうんですけど……勘助サマにお屋形様が「長生きをしてもらわねば」なんて~~~泣かせることをいってくれるじゃないですか~~~



川中島で燃え尽きるな!みたいな発言もありましたけど、何だかなぁ~~先々の展開を思うと悲しくなってしまいます。一方の景虎&宇佐美さんの方ですけど、景虎の言葉の間で挟まれる宇佐美さんの表情を捉えた映像……景虎の一言一言に触れ、姿を見る度に「こいつなら!」と見込んだことへの確信を



してるような感じに見えました。それに景虎はやっぱり若いんですよね

戦の時も思いましたけど、正義を貫き己を律する心を持っていてもまだまだ若造。危なっかしくなるところを宇佐美さんが上手にフォローしているように見えました。ただね~~相変わらずの景虎の薀蓄というか理屈というか……言ってることは全く持って正しいんですけど……スミマセン

武田勢に味方してるじいにはちょっと
本日の勘助サマ、今までとは違った感じの生き生きとした表情だったんですよね。今までも戦で諜略をしたり、作戦を立てたり……という時にエネルギッシュな雰囲気が漂ってたんですけど、今回は明らかに違う雰囲気を出していたように感じました。やっと念願の敵である長尾景虎に対峙できる喜びというか、この戦いのために今までの戦があったというか

あるいは自分の人生を賭けるモノにやっと取り組める幸せに浸ってるとか←多分、勘助サマ自身は自覚してないと思う

内野さんがそれを意識されて演じられたのかは??ですが、勘助サマの人生を「生きている」からこそ出せる雰囲気じゃないのかなぁ~と思うんですけどね。。。勘助サマから感じるエネルギーに圧倒されましたわ
今回の話のもう一つの見どころ

諸角さんの暴走

原因を作ったのは馬場さん、あなたですよ~~~

なんですけど、それを救おうとする武田軍の奮闘ぶりには爽快なものがありました。信繁さん、ますます聡明でできた人なのを実感

諸角さん@加藤武さんのお屋形様への訴え、さすがというか……あの長いシーン、目が離せませんでしたわ

諸角さんらしいひょうひょうとした言い方なんだけどその中に信念がこもってるというか……貴重なご老体

大事な大事な武田家の重臣でございますぅ~~~
で、この回も収録を見たシーンがありました。春日弾正クン&高坂筑前守のシーンと伝兵衛&太吉がおにぎりを頬張るシーン

弾正クン、モニター越しに見た時もイイ男

でしたわ。出世もしたし聡明に成長しましたね~~~葛笠村な方々のやりとり、待ち時間はおにぎりにラップが掛けられてた~~なんて思い出しましたけど、あんなに面白い会話が交わされてたんですね

景虎=伝兵衛とはど~いうこと

伝兵衛の目って一体……

楽しすぎっ