観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

外国メディアの取材の規制

2009-06-22 10:20:05 | 注目情報
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090622/mds0906220911005-n1.htm

>外国メディアの取材を完全に規制する中、国営テレビは21日、治安要員を改革派支持者らが取り囲み、殴ったりけったりするなど、暴行を加えている映像を、終日放映した。

外国メディアを規制してしまうと、むしろ国営メディアの主張の信憑性は落ちてしまいます。デモ側に非がないとは思いませんが、政府の主張の正当性を外国が信じるのは難しい状況です。

日本は間違いなく民主主義国家

2009-06-22 08:20:31 | 政治システム・理論
強い官は概ね虚像ではないかと思っています。問題は錯綜していますが、政治家やもっと言うなら世論や票の方が強いと言えるのではないでしょうか。民主主義はそういうシステムです。より良い政治家を選ぶこと、マスコミや世論形成の中心となる層が真面目に政策を考えることが大事だと思います。

日本は間違いなく民主主義国家で、課題はより良くすることでしかありません。

財源は生み出せない

2009-06-22 07:36:40 | 護憲勢力と仲間達
民主党は時々「財源を生み出す」と言ってますが、微々たる金額の「無駄遣い」を探すことは不可能ではないでしょうが、これはまず無理だと断言できます。結局、お金は回りまわって民間に流れているので。例えば、私もあまり「無駄な道路・ハコモノ」はつくりたくない方ですが、軽々しく建設産業を切ると、失業者が増え、経済も沈滞することが明らかです。だから民主党の掲げる莫大な「バラマキ予算」を生み出す財源なんて、やってみなくてもないのは分かりきっているわけで、こちらは正しいことを正しいと言っているのですが、誤解されることが多いようです。要するに、家計の感覚で国家予算を考えるのが、典型的な間違いでしょう。家計なら余計なものを切れば、余裕が出ますが、経済は全くもってそういうことではないことは明らかです。使う人がいて、受け取る人がでてくる。借りる人がいて、蓄えることに意味がある。そういうことだと思います。俗耳に入り易い誤りを政治家が言うことの意味は小さくないと思います。悪いことに政治主導を声高に叫びますから、負け確実のギャンブルをすることになるのではないかと危惧を覚えざるを得ません。この不況の中、連中に勉強させようなんて、どこか変だと思います。

比較的必要のない予算から、比較的必要な予算に組み替えることは可能ですが、それは毎年やっている予算編成と同じで、巧拙の問題になります。

支出を増やしたければ増税・国債発行しかなく、少子高齢化から来る市場の収縮など諸問題を考えると(ましてや日本は文化的に若者に負荷をかけすぎる・人口構成が逆ピラミッドでこれでは成り立たない)、財政を疎かに出来ないことも明らかです。民主党は一時的な支出と恒久的な支出も区別がつかないようなので、やはり問題だと言わざるをえません。民主党の目玉政策は大体恒久的な支出なのですが、削りたいのは一時的な支出のようで、増税しないと持たないのは明らか過ぎるほど明らかなのですが、むしろ減税を言ったりします・・・。

国家の借金を問題視してみたところで、国債の金利は安いですから、それはこれからの問題であって、今の問題ではないことも分かってない人も多いようです。

貯蓄過剰の問題

2009-06-22 07:10:45 | 政策関連メモ
間違いなく増税は規定路線だと思うのですが、それで暗いかというとそうでもないと、私は思います。日本の民間は堅実でお金は使わないですから、ある程度政府が出ないと、内需はどんどん縮小することが予想されるからです。要は再分配をどうやるか、お金の使い方・政府運営の巧拙の問題に過ぎません。結局、お金の運用を何処がどのようにするかということが重要なので、機関投資家の動きなどにも着目すべきように思えます。

政府に無駄遣いがないとも思いませんが、区役所とかボロボロだし、叩かれすぎなような気もしますけどね。問題点を明らかにして、冷静に対処したいものです。

減税などの小さな政府路線は、個別の問題になりますが、日本においては間違っていることが多いと思えます。可処分所得が増えても、消費に回りませんし、金利が安いということは、キチンと運用できていない=貯蓄過剰ではないでしょうか。お金の使い方を考えつつ、不断の改革をするしかありません。