観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

ノドンシフト

2009-06-18 16:37:21 | 政策関連メモ
すっかり後手に回ってしまいましたが、防衛政策ではノドンシフトをひいてみればどうでしょうか。これが日本で最も現実的な脅威であることは疑いないでしょうから。

石破さんや浜田防衛相が正しいことを言っていることは、素人にも分かり易くなってきているのが現状でしょう。PAC3配備は正しいのではないですか。ロシアや中国がミサイル防衛を嫌がるのは、素直に嫌だから(効果がある)と見た方がいいです。お金を使わせるためとか穿った見方は間違いでしょう。北朝鮮のミサイルが現実的な脅威である以上、やはりミサイル防衛の充実は考えておくべきです。

あとは敵基地攻撃能力ですね。予防攻撃は韓国世論との絡みでやらない方がいいと思いますが、緊急時の日米連携での空爆などは検討すべき時にきています。北朝鮮が日本のみをターゲットにする可能性が否定できません。

本当は準備万端でなくてはいけないのですが、世論が内向きなので致し方ないでしょう。今からでも是非やってください。

なんとなく書いてみた

2009-06-18 03:53:12 | 政策関連メモ
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090618/plc0906180324001-n1.htm

>自給率が下がっているのに、価格を維持するために補助金を投じて減反を続けるのは本来、矛盾した政策である。それが日本の農業の競争力を低下させ、消費者は長年、補助金と高い米価という二重のコストを負担してきた。

米の自給率は高い(94%)ことを忘れていませんか。また、米の消費量が減少傾向にあります。つまりは米の自給率をキープするという目的に関して言えば、減反政策をやってはいても、効率はさておき、達成していると言えます。転作しろということであれば、小麦とかライバルが強いですし、これまでも上手くいっていないんですよね。

全体の論旨はいいと思うのですが、ここは少し気になりました。自給率をカロリーベースで簡単に纏めてしまわないことは、重要ではないかと改めて思っています。世界で食糧余ってるらしいですし、ありがちな食糧危機が来るという単純なイメージにつながるのが良くない感じです。食糧をつくるのにもエネルギーは要るので、原油高騰から来る食糧危機に備えて、農業・農地・農業者をキープすること自体はいいことだとは思いますけど、どうも食糧危機意識は過剰だという気がします。農業は個別の具体策で体質改善していくことが大事なのではないでしょうか。

党首討論(6/17)の感想

2009-06-18 01:36:18 | 政局・政治情勢
例によって、ネット上(産経)で確認しただけですが、感想のほうを。

とりあえず、結果だけいうと内容的には完勝で、こちらの聞きたいことからは逃げられたという印象ですね。党首討論と銘打たれていて、逆質問も認められているのに、民主党サイドの卑怯ぶりだけが際立つ内容で、率直に言うと、呆れた。

みんしゅとうのせいさくをあぴーるするばではないので、みんしゅとうさん、そこのところよろしくおねがいします。

私は元々何回でもやるべきだと思ってます(代表も同じようなことを言っていたので、党首討論自体は逃げはしない・・・はず、卑怯である以上分かりませんけどね)が、今回の党首討論の内容を踏まえれば、次は財源問題は追い込めるのではないかと思いました。結局「出てくると言い張っているだけ」なので、順番として無駄遣いをまず止めるのはとりあえずいいとして、我々としては、「とてもそれでは足りなさそうですが、足りなかったらどうするのですか?」という話ですね。たりるといったらたりるんですぅ、と小学生みたいな答弁が来るかもしれませんが、泣きべそかくまで追い込みましょう。法人税増税とか所得税増税とか相続税増税ぐらいは言うかもしれません。人件費の問題でないことも認めましたし、官公労もいるので、人件費を削らないのははっきりしてきたかなとは思います。政府は再分配機能も担っているので、予算を削ったら必ず民間に影響出るんですけどねぇ・・・。

民主党が小さな政府とはとても思えないのですが、基本的なビジョンすらさっぱり見えない話にならない党でございます。

変わりに私めがおせっかいにも考えてあげましょう。選んでください。

1・政府の規模・予算は維持する。福祉関係を重視するなどして組みかえ(建設業者が福祉とか農業とかやり始めるんですよ!食糧が世界で余ってても!)を試み、公約の実現をはかる。足りなければ気合。きっと足りる。

2・政府の規模・予算は大きくする。公約の実現のためだ。きっと足りる。

3・小さな政府を目指す。過去の主張など知らぬ。

・・・安全保障に行きましょうか。

端的に具体的な質問をしてみればどうでしょう。給油とかね。相変わらず止めるつもりであれば、アフガンにどんな貢献をするか聞いてみる。党内・野党3党連携が動揺するか(ISAF)、何もしないということでアメリカが動揺するか(日本の世界に対する信頼性も崩壊しそうだが)、お金を大量にばらまいてお茶をにごすか(どこにそんなお金があるか聞いたらダメだ)の3択。