観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

鳩山大臣には折れていただきたい

2009-06-12 03:35:07 | 政局・政治情勢
もうそろそろ鳩山大臣には折れていただきたいです。鳩山大臣が真っ直ぐなのは良く分かりましたし、それでいいのですが、どんどん党内情勢が悪くなってきているように見えます。如何に政界再編論者の鳩山大臣とて、自民党に迷惑をかけるのは本意ではないでしょうし、このままでは盟友の首相にも迷惑がかかりかねません。西川社長はやり遂げたいが法律には従うといっています。潔いと思います。鳩山大臣もあまり頑ななことを言わず、与謝野大臣・河村官房長官と協調し、首相の指示には従ってください。必ずしもそれで続投の結論が出るとも限らないでしょう。

私自身は郵政民営化を成功させるためには、やはり西川社長が続投して一定のメドをつけることが大切だと思います。前例のない難事業において、社長を途中交代させてしまうのは、あまり得策ではないのではないでしょうか。また、国営を民営に変えるわけですし、莫大な国民の財産を守る上でも、やり手社長として名高い西川社長はむしろ適任であるようにも思えます。かんぽの宿売却問題に関して言えば、売却の値段ばかりをクローズアップするのではなく、ランニングコストも考えた上で評価することが大切でしょう。

西川社長が足りない部分は、そのまま鳩山大臣や大臣に共感する方々が重視する部分で、そこが話がこじれた原因かと思えます。郵便局ネットワークや文化に対する配慮、情の部分が足りなかったんでしょう。西川社長のやり方が、説明不足・強引であったことも否めないところではあります。しかしながら、どんな人間でも全てにおいて完璧は有り得ません。是非分かっていただきたい。