ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

世の中の常かも知れないけれど・・・

2019-05-25 09:29:16 | エッセー
都心で開かれる勉強会へ参加するため、千代田線を表参道で乗り換え、銀座線が
来たらしいので、エスカレータを駆け上がって電車に乗りこんだら、いきなり
男性に肩を掴まれた。びっくりして見たら、何と息子だったが、同じ家に住んでいる
のに、家を出る時間が違い、ホーム待っている場所が違うので、きっと会はなかった
のだろう。「どこへ行くの?」と聞いたら、神宮球場へ行くそうだが、電車の中で息子
に会うなんて珍しいと思った。



研究会の世話役の奥さんが、おめでたでと知らされ「よかったですね。おめ
でとうございます」と言った。会が始まると主催者が「前回沖縄から参加した人が
39歳の若さで突然亡くなったので、黙とうをしましょう」と言われ全員黙とうした。
これから生まれる命、まだ若いのに失われる命、同時に知ったが、何だかとても複雑な気持ちだった。

今麻薬事件が多発しているが、大麻は薬としても大変効果があり、私達の日常生活にも、大変役
立っている、と以前学会で聞いた。今回もそれに関わりのある話だったが、大麻は「両刃の剣」
のような植物だと改めて知った。帰りは10時近く銀座線、千代田線、小田急線と乗り継いだが
電車は大勢の人が乗っていて、私のような高齢者は一人も見かけなかった。
 ほろ酔いの私はちょっと嬉しくなり、「私ってやっぱり元気」とご機嫌だった。

コメント
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