ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2020-05-09 08:00:04 | エッセー

 ☆体の中の細胞の一つ一つに意識がある

 私の願望は「死ぬまで介護されずに生きること」ですが、そのため自分の健康

若さを保つために、色々工夫して毎日実践しています

 それには「自分の体の各部分に心を向けること」が、大変重要だと思います。

絶えず自分の体の中の声を聴くようにしていると、あまり甘やかすことなく

また無理することなく、適度に運動をしながら、健康を保つことができるのです。

 病気は心の悲鳴が体に現れたもの、と言われるのは心身医学、心理学、生理学

脳生理学、精神世界、ヒーリング法など色々勉強した私の実感です。

また、絶えず頑張ってくれる自分の心身に、感謝するのも大変効果的なのは

「体の中の細胞の一つ一つに意識がある」ためだと、私は思っています。

       

☆折れていた指先

 何年か前にこんなことがありました。その日はとても暑い日で、ベランダに

出ていたら、電話が鳴り慌てて室内に入り、サッシの戸を強く閉めたのです。

すると薬指をはさんでもの凄い激痛で、とても電話に出られませんでした。

 その時夫は留守だったので、私は急いで冷凍庫から小さな保冷材を出し、指先

に巻き付けましたが、あまりの激痛に座っていられず、うつ伏せでしばらく

うめいてました。幸い小さな保冷材は沢山あり、それを取り替えてズット冷や

し続けました。今まで交通事故など、手術は何度か経験しましたが、麻酔の

ためかこれほどの痛みは、かって経験したことがなかったほどの激痛でした。

  私は自分の薬指にひたすら、「ゴメンね、痛い思いをさせて早く治ってね」と

言い続けました。何故なら体は心そのものですから。

         

それから一時間あまり、すると痛みは大分和らぎホットとしました。

ずっと冷やし続けたお陰か、夕方には夫のために夕食の準備ができたのです。

 ベッドに入る頃には、ほとんど痛みがなくなっていましたが、一晩中冷やし

続けました。その日は夏休み期間で、整形外科はお休みなので、我が家の

のあるかかりつけの治療院へ行きました。すると先生は、「もしかしたら折れて

いるかも知れない」と言われ「え!まさか嘘でしょ」と内心驚きました。

 その日にはカルチャースクールの講座があり、音楽に合わせて体操をしたり

ダンスを踊ったりする指導もありましたが、ぶつからなければ痛くないので

添え木をしてもらい、カルチャーの講座は無事にこなしました。

それから二日後夏休み明けの整形外科へ行き、レントゲンを撮ったら、何と薬指の

指先は本当に折れていたのです。長年お世話になり私をよく理解なさっている

先生は「もう治療する必要がないほどついている、さすがですね」と褒めて

下さいました。私の指は、ふつうの人より二サイズ程細いのです。

そんな細い指先がとても可哀そうになり、「本当にゴメンね」と、薬指に改めて

あやまりました。私は自分の体のすべてが、たまらなく愛しく思いますが

お願いを聞いてくれてきっと自然治癒能力もガンバってくれたのでしょう。

 折れた薬指に「本当に有難う。これから注意するからね」と心から感謝でき

たのです。あなたが信じるか信じないかは別ですが、私自身の過去のさまざまな

指導、またヒーラーとしても「細胞意識説」を唱えていた私が、思いがけなく

経験した事実なのです。

           

 素人の私のこんな考えは、講談社ビジネスパートナーズ発行

「心のアンチエイジング」川上正也著、北里大学名誉教授、国内や海外で

(医科分子生理学、免疫応答、医学の中の分子生理学など30冊の著書を執筆)

先生のご著書が証明して下さいました。最も私がお伝えしたいことは、皆様に

「ご自分を愛し、心と身体にいつも感謝すること」自己否定や、自己嫌悪から

は何も得ることはできません。これは、大勢の方を指導しまた、長年生きた

経験では、ぜひ皆様にお勧めしたい「心の使い方」です。 

 

 

 

 

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